DMPP-16〜DMPP-20環境 (デュエプレ) [編集]
DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」期 [編集]2022年9月29日実装。 新たに「New Division」で使えなくなるDMPP-10とDMPP-10EXはサムライとナイトの登場弾だったこともあり、それらの基盤カードが一部使えなくなっている。
実装後の環境(Ver.3.0.0〜) [編集]この弾では、ハンター主体のビートダウンデッキと、《若頭 鬼流院 刃》を利用したソリティアデッキ、エイリアン系統のデッキが新しく成立した。
少ないパーツでの即死級のコンボには、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で一気に《竜骨なる者ザビ・リゲル》、《ハイドラ・ギルザウルス》、《ガロウズ・セブ・カイザー》→《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》(+《時空の戦猫シンカイヤヌス》)を登場させるパッケージがある。
《永遠のリュウセイ・カイザー》は、マッドネスに依存しないビッグマナ、【バルガライゾウ】、【エンペラー・キリコ】で極めて強力である。
後々まで活躍が期待できるカードには、シークレットカードにもなった《霞み妖精ジャスミン》《特攻人形ジェニー》をはじめ、《DNA・スパーク》《地獄門デス・ゲート》《スーパー炎獄スクラッパー》《黙示護聖ファル・ピエロ》《ジオ・ブロンズ・マジック》などがある。 《光流の精霊ガガ・カリーナ》や《次元流の豪力》によって《大神砕グレイトフル・ライフ》の足回りが強化された。 《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》は対象にカードタイプの縛りがなく、デュエプレで初の濁りの心配が不要なマナ回収であり、緑入りコントロールで使用率が高い。
Ver.3.0.1〜 [編集]2022年10月27日付で、《ダイヤモンド・カスケード》の能力ナーフ、《魔光蟲ヴィルジニア卿》と《エンペラー・キリコ》のDP殿堂が施行された。 New Divisionで元々使用率が高くなかった【ダイヤモンド・カスケード】は、完全に息の根を止められた。 《魔光蟲ヴィルジニア卿》の1枚制限はデッキの幅が狭まったものの、《ヴィルジニア卿》は4枚入れるべきという固定観念から解放されたため、【M・R・C・ロマノフ】の再考察のきっかけとなった。根本的なデッキパワーの高さはまだ損なわれていないため、依然として環境で使われ続けている。 《エンペラー・キリコ》は状況次第で評価が変わる。《無頼妖精ワイルド・リリィ》があるので、盾落ちさえしなければ《キリコ》が1枚でも安定してマナゾーンに確保できる。つまり87.5%の確率でDP殿堂前と同等の動きが可能で、以前よりデッキの1〜3枠が空いた状態で運用できる。 この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]
DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」期 [編集]【バルガライゾウ】の本体や周辺パーツ、【M・R・C・ロマノフ】から数枚、《時空の英雄アンタッチャブル》のメタカードに使えた《ローズ・キャッスル》といったカードがNew Divisionから撤退する。 《蒼狼の始祖アマテラス》はDMPS-04で再録されており、2022年末まで使えるので【エンペラー・キリコ】は生き残る。 1弾前に《魔弾バレット・バイス》が落ちていたため死に体だった【ナイトコントロール】は、さらに《暗黒皇グレイテスト・シーザー》と《超銀河弾 HELL》までこの弾で落ちる。
実装後の環境(Ver.3.1.0〜) [編集]New Divisionでは《超次元リュウセイ・ホール》や《ドンドン吸い込むナウ》などを獲得した【Nエクス】が躍進し、メタゲームの中心となった。
《母なる大地》と《ドンドン吸い込むナウ》を得たことで青緑系のコンボデッキの安定性が高まった。
《ヴォルグ・サンダー》の登場により、【M・R・C・ロマノフ】は従来のシステムクリーチャーを採用した構築からデッキ内の呪文比率を極端に高めた構築へと大きく変化した。
呪文に依存するデッキの増加から《聖隷王ガガ・アルカディアス》を採用できるエイリアンが評価された。《龍聖大河・L・デストラーデ》を採用できる白青黒で組まれることが多い。
《闇戦士ザビ・クロー》などの登場により黒を含む速攻が強化された。
《光器アマテラス・セラフィナ》から唱える呪文として《超次元ホワイトグリーン・ホール》と《陰謀と計略の手》が加わったことで、《セラフィナ》を主軸にした5cコントロールが新たに誕生した。 カードプール更新 [編集]New DivisionではLEGEND of KIRIFUDA魂、Knights of Arcadia、マスター・オブ・NEX、マスター・オブ・ロマノフ、LEGEND OF PLAY'S 2022のカードが使えなくなり、燃えよ紅蓮のガイアール、咆えろ漆黒のガロウズ、LEGEND OF PLAY'S 2023のカードが新たに、もしくは引き続き使えるようになった。 《ゴースト・タッチ》、《汽車男》のナーフ解除、 《魂と記憶の盾》のDP殿堂解除が行われた。
カードプール更新後の環境 [編集]《魂の大番長「四つ牙」》、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》の登場により《超次元リュウセイ・ホール》の汎用性がさらに上がった。 《フェアリー・ミラクル》が再録されNew Divisionでも使えるようになった。 《封魔ゴーゴンシャック》の再録および呪文メタ性能の向上により、【青黒墓地進化速攻】などでの採用率が上がった。 《紅蓮の怒 鬼流院 刃》の登場により【紅蓮ゾルゲ】が組めるようになった。【Nエクス】基盤にコンボパーツを入れた形になることが多い。 《ヘブンズ・ゲート》が再録されNew Divisionでも使えるようになった。 主流デッキ [編集]
DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」 [編集]既存カードでは、《若頭 鬼流院 刃》に弱体化が行われた。
実装後の環境(Ver.3.2.0〜) [編集]New Divisionでは、以下のような傾向が見られる。 まず、今弾から頭角を現した【メンチ斬ルゾウ】だが、従来から存在していた《予言者ヨーデル・ワイス》が、《魂の大番長「四つ牙」》と併用することで安定してビッグマナに到達できるということの発掘により、特に開幕で大流行した。 《希望の親衛隊ファンク》によるサイキックメタのアンチデッキとして、【Nエクス】も差別化に成功した。これでも《勝利のガイアール・カイザー》が機能しなくなる点は痛いが、デッキ名の《ボルバルザーク・エクス》や《サイバー・N・ワールド》は《ファンク》の重ねがけでも場に残れるアタッカーであり、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》も殴りに参加して押し切ることが多い。 同じく青赤緑基盤で《次元院のディメンジョン・ホーン》を使うデッキも一定数活躍している。 これらのデッキで必ず候補に入るであろう《勝利宣言 鬼丸「覇」》だが、フィニッシュ力は高いものの、環境全体がコストの大きい制圧札を積む構築が多くガチンコ・ジャッジが不安定だった。 《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》は、山札回復や【悠久弾幕】ギミックよりも、コスト踏み倒しメタとして活躍した。
まず、《希望の親衛隊ファンク》の登場により、それを採用できる枠が作れるコントロールデッキという時点で追い風が吹いている。 【ヘブンズ・ゲート】には《偽りの名 オレオレ・ライオネル》などの新規パーツが登場したが、環境ではレシピに大きな変化はなく、《コアクアンのおつかい》を新たに組み込んだ程度の【ルドルフ天門】に落ち着いた。
白青黒エイリアンも、環境への刺さりから使用率の伸びが確認された。《希望の親衛隊ファンク》がエイリアンを持つので《ザビ・クラズ・ドラグーン》でコスト軽減でき、エイリアンを使わないデッキに高パワー呪文ロックを発揮できる《聖隷王ガガ・アルカディアス》も採用できる。ドローソースに《コアクアンのおつかい》と《セブ・コアクマン》を併用できる点、フィニッシュの際には《復活の祈祷師ザビ・ミラ》から《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》でカウンターを封じられる点も魅力。 開幕は青緑のTCG【ターボゼニス】が切り口として試みられたが、ただ最速でゼニスを出すだけでは、ナーフ前の【若頭 鬼流院 刃】ほどの制圧力がない。また、同時期は《黄金世代 鬼丸「爆」》のようなビートダウンも多く存在したため一時期鳴りを潜めた。 ところが、プリン効果の《勝利のプリンプリン》やオールタップの《ボルメテウス・ホワイト・フレア》、それらを出したり仕込んだりする《超次元ホワイトグリーン・ホール》と延命カードが多く、【ヘブンズ・ゲート】の隆盛も相まってビートダウンが激減。この環境変化を受けて、S・トリガーを貫通して安全に勝てる《「祝」の頂 ウェディング》をフィニッシャーにしたデッキが再び組まれるようになった。この際、初期のようなターボよりも、何かしら3色以上でコントロール色を強めた方針転換も少なくない。 《「祝」の頂 ウェディング》は召喚限定でのcipで手札・場から合計4つ選ばせ除去を使えるため相手を選ばず高い封殺力を発揮できる。 準必須のサポートカードは、置きマナ加速兼アンノウンをマナ召喚できるシステムクリーチャーの《偽りの名 ハングリー・エレガンス》。登場時点のゼニスはすべてアンノウンも持つので、実質ゼニスサポートとして使える。多く採用すると手札事故の元になるゼニスを、自己コスト軽減と息切れ対策のマナ利用に転換できる。 なお、マナ召喚とデュエプレの文明の解放システムの相性は最高で、《エレガンス》経由なら実質使用可能マナの支払いのみで済む。この特徴から《偽りの名 シャーロック》は白黒ではないデッキでもタッチ採用は多く見られる。 ゼニスデッキは、【ヘブンズ・ゲート】を主な仮想敵としてトップメタに進出した。また、単体性能の高さから、【Nエクス】等のマナが伸びるデッキにグッドスタッフ的にゼニスが採用されることもある、 また、中低速デッキを粉砕するために運用されるため、単発ではカード1枚を「使う」扱いで踏み倒すガチャカードの《「俺」の頂 ライオネル》はコンセプトに合わず通常は採用されない。
速度次第、S・トリガー次第でトップメタと戦える速攻デッキも使われた。 上手く回れば速攻に近いキル速度を発揮し、対速攻にもシールドブレイクで得た手札をフル活用してカウンターできる【ドン・グリル】も一定数活躍した。中低速にも速攻にも勝ち筋がある点が優れている。
DMPP-17までは常にトップメタだったこのデッキだが、今弾は大きく逆風が吹いている。 まず、青赤緑系統のデッキを相手にすると、常に《サイバー・N・ワールド》に怯えなければならない。 《サイバー・N・ワールド》は入らないことが多い【ルドルフ天門】にも、あまり有利ではない。 現状、黒赤2色のデッキカラーではこの問題の解消は難しく、《執拗なる鎧亜の牢獄》など非破壊除去で制圧しながら《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》や《ボルメテウス・リターンズ》を駆使したシールド焼却、といったブレイクスルーが求められる状況。 デッキに闇文明を含んでいるのに《希望の親衛隊ファンク》を入れづらい構造なのも隠れた問題点といえる。 誤解してはいけないが、開幕の一文の通り、ここで行っている解説はNew Divisionにおける傾向の話題であること。
後期では【アナカラーザビミラ】と呼ばれるデッキが流行した。 呪文の依存度があまり高くなく、呪文のコスト加重やロックの影響を受けづらいのも特徴。 このデッキの肝となるのが今環境から登場した《クリクリ・イガラーズ》の存在といえる。《恵みの大地ババン・バン・バン》で潤沢なマナを確保したあとなら、探索せずに好きなクリーチャーをサーチしつつ頭数を増やしているようなものであり、特に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》との噛み合いが非常に良い。 主流デッキ [編集]
以下はAll Divisionのみで使えるデッキ DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」 [編集]既存カードでは、《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》に弱体化が行われた。 《死神術士デスマーチ》、《火ノ鳥カゲキリ》が使用不可になり、低コスト進化クリーチャーを用いた【速攻】は構築を見直す必要が生じた。 再録は《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》と《アクア・エボリューター》の2種。
実装後の環境(Ver.3.3.0〜) [編集]All Division [編集]《メンデルスゾーン》とハイスペックなドラゴン多数の追加で、All Divisionの【バルガライゾウ】が大幅に強化された。 ドリームメイトデッキにおいての《眠りの森のメイ様》は、《幻獣竜機ボルパンサー》のフルスペックを引き出せることからも一定数使われた。 New Division [編集]【バルガライゾウ】のいないNew Divisionでは、大型クリーチャーが攻撃しながら呪文ロック(《デル・フィン》か《ナンバーナイン》)まで出てくる馬鹿げた押し付けムーブが使えないため、《ウェディング・ゲート》と《ヘブンズ・ゲート》が使いやすい下地がある。 したがって、All Divisionとは違いハンデスで先の《ゲート》2種を機能不全に陥らせるか、何らかの呪文ロックで唱えることを封じてからワンショットする戦術が目立つのが特徴。 長期戦においてはまず腐ることのない《「祝」の頂 ウェディング》も重宝されている。無色なのでデッキカラーに関係なくシールド焼却で《ゲート》2種含むすべてのS・トリガーを気にせずブレイクしていける。 New Divisionの対戦環境では「《眠りの森のメイ様》抜き(緑抜き)でギミックが完結して戦えているデッキ」と「《眠りの森のメイ様》入りのおかげで最大出力を高めているデッキ」で大きく二分されている。 緑抜き部門の最王手は【リキッド・ピープル】。《アクア・エボリューター》や《アクア・エリート》から《超閃機 ジャバジャック》の動きを基本とし、サブに《アクア少年 ジャバ・キッド》や《大集結!アクア・ブラザーズ》での手札補充、環境メタの《封魔ゴーゴンシャック》や《クリスタル・スーパーパラディン》で幅広く戦える。 「通常のビートダウンは《ゲート》2種デッキに不利が付く」とあったが、それに該当しづらいのがこのデッキである。 S・トリガーは《アクア・サーファー》と、好みで《DNA・スパーク》が入るか入らないか程度なので守りは薄く、いかに貫通できるかが攻略の鍵を握っている。 特筆すべきクリーチャーは《アクア・ガード》だろう。《お目覚めメイ様》のサボタージュ能力をいなすことができ、《ジャバジャック》のアンタッチャブル化の貢献、進化元、チャンプブロック要員と低い単体スペックに反しこのデッキでは多数の役割を担っている。 続いて緑抜き部門には、闇でも火でもないクリーチャーは1枚も入れるべきではない【M・R・C・ロマノフ】。 新規カードの《白骨の守護者ホネンビー》は、デュエプレで《超次元リバイヴ・ホール》に次ぐ2種目となる「探索なしに好きなクリーチャーを選んで墓地回収できる」効果である。 環境意識の変更点としては、《封魔ゴーゴンシャック》でデッキの回転が遅くならないよう《埋葬虫ベリアル・ワーム》をメイン墓地肥やしにした型が復活したり、《お目覚めメイ様》をいなせる《ねじれる者ボーン・スライム》が抜擢されたりしたことが挙げられる。 一方、《ベリアル・ワーム》入りは《ヴォルグ・サンダー》で高速で墓地を肥やすことができないため、メタカードには環境的に逆風の強い《サイバー・N・ワールド》ではなく、むしろ《流離の頭目 鬼流院 刃》のほうが墓地リセットとして刺さっているのではとの考察も進んでいる。《眠りの森のメイ様》+《母なる大地》セットで必要なときに呼び出せ、枠も節約できる。 現行の主流レシピではDMPP-18期と同じくS・トリガー自体のケアは全くできない。《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》を絡めたワンショットなら選ぶ除去には耐性があるが、相変わらずオールタップには無力とカウンター系構築はやや苦手。 《眠りの森のメイ様》入りのデッキタイプは大量にあるが、そのうち存在感が大きいものは【カイザー「刃鬼」】と【ヴィルヘルムコントロール】。どちらも《メイ様》をフル活用できるデッキタイプである。 1弾前の類似デッキである【メンチ斬ルゾウ】は、必須カードの《超次元ホワイトグリーン・ホール》が多色のため1ターン目に緑マナを支払えないことが多く《お目覚めメイ様》との相性がやや悪い。またサイキック・クリーチャーや中型以上の通常クリーチャーが多いので《母なる大地》も使いやすくはないとパワーカードを入れづらい構造から大きく数を減らした。 DMPP-18期に人気が出た、《次元院のディメンジョン・ホーン》のタップスキルで《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》を直接出すという立ち回りも、青赤緑に不足している呪文ロックの要素を補うことができるので依然として活躍が確認されている。 緑入り・緑抜き両方が存在しているトップメタは【ウェディング・ゲート】と【ヘブンズ・ゲート】。 【ウェディング・ゲート】は踏み倒し候補には全体除去ができるT・ブレイカーの《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》や、大量ハンデスが可能な《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》などがある。 このデッキタイプの強さを支えるカードは《祝儀の堕天チャーマジュン》だろう。環境的に《青銅の鎧》のような序盤の打点がほとんどおらず、大抵の場合シールド焼却でリーサルが近づくデメリットは無視できる。むしろ相手の《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》でガチンコ・ジャッジの回数が減らせるメリットになることも。 ただ、最も多い型は《コアクアンのおつかい》をドローソースに使うものであり、そうなると明らかに緑が不要なので緑抜きとなる。 【アガサ天門】など、呪文を止められてしまっては何もできないデッキも少なくなく、呪文ロックができ種族進化できる《聖隷王ガガ・アルカディアス》を組み込みやすいのも長所。白青黒なら《墓守の鐘ベルリン》と《コアクアンのおつかい》を同時採用でき、ハンデスで崩されづらくなるのも大きい。 【ヘブンズ・ゲート】は、今弾から組めるようになった《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》と《ヘブンズ・ゲート》のセットを軸とした【アガサ天門】が該当する。 デッキカラーにタッチを含まない分類なら白緑型が最も多い。緑入りにより、2→4→6と動けば4ターン目に《アガサ・エルキュール》が着地する。 白緑の【アガサ天門】では手札管理は《ライフプラン・チャージャー》と光コスト5超次元呪文からの《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》ぐらいしかないため、緑抜き時は確実に息切れ対策が重視される。 【速攻】は強力なカードが軒並みNew Divisionで使用不可になっており、環境で見ることは少なかった。トップメタで序盤からビートダウンするデッキはほぼ【リキッド・ピープル】に限られていた。 その他、注目されたカードやデッキ [編集]進化クリーチャーとスピードアタッカーを対策する《その子供、凶暴につき》が登場した。《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》のような運用で【バルガライゾウ】に1ターン、メテオバーンの時間稼ぎができる。カード全体の性質はビートダウン向きの能力だが、タップインの隙を突いて除去ができるため、コントロールデッキでもポテンシャルがある。 《デュエマの鬼!キクチ師範代》もメタ範囲が広い。《キクチ》のメタ能力は自分にも及ぶので、《至宝 オール・イエス》のクロス先、【赤黒ヒューマノイド】の打点兼進化元など、その影響を受けない・受けにくい運用法で利用された。 ただし《キクチ師範代》はコスト3という重さのため、お互いが理想ムーブしていたら2ターン目の《メンデルスゾーン》、2→4と動いた3ターン目の《ライフプラン・チャージャー》といった一部のマナブーストに間に合わないので注意。パワー3000なので《超次元リュウセイ・ホール》の3000火力でもあっさりやられてしまう。 根本的に《眠りの森のメイ様》基盤を使うことができる《偽りの名 ハングリー・エレガンス》利用【アンノウン】も多彩な構築が組めるようになっている。《偽りの王 ナンバーナイン》は《聖隷王ガガ・アルカディアス》と同じ理由で刺さる相手には致命傷となる。 【リキッド・ピープル】はデッキとしてガチンコ・ジャッジで弱く、基本的に最大でもパワー6000のアタッカーで殴るという性質から《ミサイル・バースト G》が二面処理S・トリガーとして地味に人気が出ている。2回に分けて火力が発動するため《ジャバジャック》のアンタッチャブルを剥がしながら除去できる可能性もある。 全体的にカードパワーが高い当たり弾で、例えば《逆転王女プリン》とシナジーがある【オオ・ヘラクレス】、意外と使われたらかなり痛い《黄金龍 鬼丸「王牙」》など上に触れられていないものもポツポツと活躍している。 ほぼ常にタップしている《眠りの森のメイ様》が環境入りしたため、それを逆に利用できる《電磁無頼アカシック・サード》や《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》などが使いやすくなった。《大邪眼B・ロマノフ》や《超竜バジュラ》といったシールドブレイクでのリスクが高いアタックトリガーの的にもしやすい。 この時期に活躍したアーキタイプ [編集]
他多数 DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」期 [編集]2023年5月25日実装。 《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》が再録かつTCG版と同等の性能になった。
実装後の環境(Ver.3.4.0〜) [編集]大まかな相性関係は (A)速度と妨害性能を兼ね備えた【アウトレイジ墓地ソース】や【青単ジャバジャック】 といった感じになっている。 そこに、上3種のいずれかに強く、残り2種にも対抗策を持つデッキがメタゲームを荒らす形になっている。 (A)(B)(C)いずれかを仮想敵にしたデッキには、例えば
と、非常に幅広い構築がワンチャンスある環境となっている。 特徴的な新カード [編集]《百万超邪 クロスファイア》や《暴走龍 5000GT》は割愛して、《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》や《超合金 ロビー》も高性能なアタッカーとして暴れた。 汎用カードの《終末の時計 ザ・クロック》が登場したが、環境に《5000GT》が多いため、常に信頼できるS・トリガーとまではならず、《DNA・スパーク》といった呪文を優先、あるいはそれらの同時採用で運用されている。 エンジェル・コマンドは《聖霊王アルファリオン》を初めとしたリバイバル枠であったため、闇エンジェルを使う【祝門】の構築がアップデートされた。 《ウソと盗みのエンターテイナー》や《停滞の影タイム・トリッパー》、《お騒がせチューザ》といったメタビート適性のあるクリーチャーが追加された。【オール・イエス】(リンク先はTCG版のもの)も強化されている。 有色コスト4のクリーチャーと相性が良い一撃奪取サイクルは、多数のデッキで強化パーツとして機能している。 《イズモ》はカードの見た目は準バニラだが、《双天右神クラフト・ヴェルク》として召喚するとアタックトリガーで実質手札を減らさない《ザ・ストロング・ガード》が使え、《DNA・スパーク》などを仕込みながら詰めることができ《神人類 ヨミ》とは全く異なる使用感であった。 《宇宙美刃 ミケランジェロ》をP'Sドロン・ゴーではなく真っ当に出して耐久するデッキも、環境デッキのひとつとして認知された。>【トリガーミケランジェロ】 後から評価を高めてきているのは《未知なる弾丸 リュウセイ》。自分にも被害があるが、マナを伸ばすデッキ相手に出せれはマナアドバンテージをリセットしつつ、なおかつ相手には「使用可能マナは増えない」疑似ランデスで動きを1ターン遅くさせることができる。ビッグマナへ6マナまで後退させられればかなりの息切れが見込める。 《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》は出す方法さえ確保すれば、特定のデッキを完封しうる性能である。 《暴走龍 5000GT》はビッグマナには毛嫌いせず入れることがおすすめされるフィニッシャーである。
カードプール更新 [編集]DMPS-10とDMPS-11の発売、カードの能力および使用可能枚数の変更。
ビッグマナの【カイザー「刃鬼」】や【ヴィルヘルムコントロール】は《眠りの森のメイ様》を置きマナブーストとして使えなくなった。これによって確かに弱くなったが、先攻1ターン目から理不尽なアドを稼げる異常事態が、正常な範囲のビッグマナになっただけであり依然として環境トップクラスである。【ヴィルヘルムコントロール】は5色にする構築も見られるようになった。 《お目覚めメイ様》対策の《ねじれる者ボーン・スライム》、2ターン目《眠りの森のメイ様》対策の《学校男》の重要度が大きく下がった。【M・R・C・ロマノフ】が若干デッキの自由度を高めた。 【トリガーミケランジェロ】は《超次元ホワイトグリーン・ホール》のDP殿堂で耐久性能が弱体化した。 【シューゲイザー】は環境での立ち位置が良くなった。 参考 [編集]タグ:
|