【カチュアシュート】(デュエル・マスターズ プレイス) [編集]

幻想妖精カチュア SR 自然文明 (5)
クリーチャー:スノーフェアリー 4000
タップスキル:自分の山札からドラゴンを探索し、1枚をバトルゾーンに出す。その後山札をシャッフルする。そのクリーチャーはこのターン、「スピードアタッカー」と「このターンの終了時、このクリーチャーを破壊する。」を得る。
※DMPP-26でのナーフ前

TCG版から、コストの軽量化とパワー変更の上昇修正を受けた《幻想妖精カチュア》を軸としたデッキ。
《カチュア》が登場したDMPP-02期に構築可能になった。

※このページはDMPP-26期でのナーフ前の《幻想妖精カチュア》を前提に書かれた古いページです。

色は黒赤緑で組まれることが多い。

独立したアーキタイプになったのは《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が登場したDMPP-06期となる。

DMPP-08実装によりコンセプトである《幻想妖精カチュア》New Divisionにおいて使用不可となったが、All Divisionでは依然として活躍を続けていた。

DMPP-26期に《カチュア》の召喚コストを5から7に上昇させるナーフを受けた。
ドラゴンデッキであれば、《メンデルスゾーン》サポート対象外の《カチュア》《キリモミ・ヤマアラシ》などを搭載して7マナに到達させる位なら、よりよい構築がたくさんあるため、実装的にこのデッキタイプは消滅した。

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン SR 火文明 (10)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。

呼び出すドラゴンの種類が増えるたびに新しい構築が可能になる。探索の仕様でドラゴンを4種類以上デッキに入れると目当てのドラゴンが呼び出せない可能性があることにも気をつけたい。

主要カード [編集]

《幻想妖精カチュア》デッキコンセプト
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》必須 早期のシールド焼却はゲームを決定づける

他のドラゴンの候補カード [編集]

+  DMPP-08時点での候補

その他採用されやすいカード [編集]

《トレジャー・マップ》サーチ
《フェアリー・ライフ》マナブースト
《鼓動する石版》
《マイキーのペンチ》次ターンの《カチュア》がスピードアタッカーになる置物
《キリモミ・ヤマアラシ》《カチュア》をノーコストでスピードアタッカーに
《青銅の鎧》3→5で《カチュア》召喚
《ドンドン吸い込むナウ》サーチ兼S・トリガー
《根絶のデクロワゾー》場と手札のパワー3000以下を根絶、《ペンチ》でスピードアタッカーになれる
《魅了妖精チャミリア》探索で何が選ばれるかは運次第だが、黒赤緑では貴重な手札補充になる
《雪渓妖精マルル》出しつつカチュアのタップスキルを使えればドラゴンが生き残る
《インフェルノ・ゲート》カチュアの能力やハンデスで落ちたドラゴンを釣り上げる
《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》と合わせて
《フェアリー・ギフト》早出ししたいクリーチャーが多いこのデッキと相性がいい

このデッキの回し方 [編集]

マナブーストから《幻想妖精カチュア》につなげ、大型ドラゴンを呼び出す。
事前に《マイキーのペンチ》を出しておけるとなお良い。
確定で《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が出る構築にした場合、残り2種類は《サファイア》では対応できない状況をカバーできるものを採用したい。

長所 [編集]

2ターン目にブーストから最速4ターン目でシールド3つ焼却でき、5マナ圏のカードを多めに積んだ低速気味のデッキに刺さる。
ブロッカーがほとんどいないが全体火力マナブーストが豊富であり、速攻耐性もそこそこある。

短所 [編集]

事故率が他のデッキに比べてやや高めで、キーカードが引けなかったり、1回《カチュア》が除去されるだけで数ターン動けなくなることもある。

メタに対して脆弱。

BATTLE ARENA 2ndでは、低速気味な【ヘブンズ・ゲート】【アウゼスコントロール】が使用率トップ2で刺さりが良かったものの、群雄割拠な環境では《ファントム・バイツ》《地獄の門番 デスモーリー》などで思うような動きができないことも少なくないだろう。

《アクア・リバイバー》で延々と《カチュア》で出したドラゴンの攻撃を受け流されても辛い。

使用率があまり高くないため実戦では考慮する必要は皆無だが、《ディオーネ》は天敵といえる。
《カチュア》にスピードアタッカーを与えても、出たターンにはタップスキルすら使えなくなるし、出た次のターンから《カチュア》でタップスキルを使ってドラゴンを出しても、そのドラゴンは出たターンに攻撃できない。
一応《メテオキャノン・ドラゴン》cip《神滅竜騎ガルザーク》の疑似pigで処理はできるとはいえ、その1ターンのロスは【カチュアシュート】では致命的である。

《コッコ・ルピア》を入れるスペースもないため、サブプランも乏しい。
せいぜい、自力でマナブーストして《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を普通に召喚する程度しかできない。

スーパーレア《幻想妖精カチュア》《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が必須であり、その他のドラゴンもレアリティが高いものが多く、構築費用はやや高めである。

沿革 [編集]

DMPP-08以降 [編集]

All Divisionでしか使うことができなくなったが、新たに《極仙龍バイオレンス・サンダー》を獲得した。
《バイオレンス・サンダー》と《カチュア》の時点で4色であり、進化元として使いたい《ウルコス》や《ロマネスク》がであるため、多くの場合5色で組まれる。

極仙龍バイオレンス・サンダー SR 水/闇/火文明 (10)
進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 12000
進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、カードを3枚引き、相手の手札を3枚見ないで選び捨てさせ、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。
T・ブレイカー

このデッキにおける《バイオレンス・サンダー》はフィニッシャーというよりもドローや除去でアドバンテージをたたき出す潤滑油であり、フィニッシュにはこれまでどおり《サファイア》が使用される。
《ゲオルグ》を使用する場合、3ターン目に《ウルコス》、4ターン目に《カチュア》、5ターン目に《ゲオルグ》と出せば、5ターン目に《サファイア》を2回攻撃させることができ、タップキルを行いながらシールドを6枚焼却できるので強力である。

  • 2021年3月16日に公開された公式ミニ番組では、カイトの声優である小笠原仁氏がこのデッキを使用している。[1]

DMPP-08期頃のデッキで採用されるカード [編集]

《極仙龍バイオレンス・サンダー》《カチュア》から早期に出すことで圧倒的なアドバンテージ差をつけることができる
《龍仙ロマネスク》大量マナブースト 《カチュア》で出すと即座にロマキャンすることができ、以降《カチュア》に頼らなくても重量級を出せる
《霊騎幻獣ウルコス》《カチュア》につなげるマナブースト 進化元にもなる
《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》《カチュア》の横に並べると《サファイア》でシールドを6枚焼却することが可能となる
《邪脚護聖ブレイガー》《カチュア》を破壊から守れ、タップスキル発動時に生きていれば《雪渓妖精マルル》と同様ドラゴンも自壊から守れる
《アクア・リバイバー》進化元になるST獣
《プリズム・ブレイン》多色の多いデッキのドローソース

DMPP-16以降 [編集]

《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の登場により、《邪眼皇ロマノフI世》を《カチュア》で呼び出し、そこからの《インフェルノ・ゲート》経由で《ザビ・ミラ》を踏み倒す構築が流行。
詳細は【カチュアガロウズ】のページを参照のこと。

DMPP-25 [編集]

《キリモミ・ヤマアラシ》の登場により、4ターン目の《カチュア》をスピードアタッカーにする手段が妨害されにくくなった。
また、ドラゴンのカードプールも充実しており、単純なビートダウン以外の選択肢も取りやすくなっている。

参考 [編集]