《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》 [編集]
DMD-24で登場したアーマード・ドラゴン/デーモン・コマンド。 かの《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が悪魔の力を得て帰ってきた姿。 スペックは《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》と《狼虎サンダー・ブレード》を足してコストとパワーが少し増えたもの。 デッキスロットがとにかくカツカツな【ボルメテウスコントロール】ではシールド焼却クリーチャーに除去能力を付けたいと思う場面も多く、真っ先に採用されるだろう。 比較対象は同じマナコストの《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》や《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》だろう。それらはシールド焼却関係の能力しか持たないので、このクリーチャーの汎用性が一歩勝る。 【ターボゼニス】などでは《「祝」の頂 ウェディング》や《偽りの王 ヴィルヘルム》に出番を奪われがちだが、7〜8コスト圏内で戦うコントロールでは優秀。1枚か2枚挿しておくと便利かもしれない。 ボルメテウスの名を受け継ぐに相応しい優秀なフィニッシャーと言えるだろう。 ルール [編集]
環境において [編集]革命編環境当時は【モルトNEXT】に投入するプレイヤーも偶にいたが、マイナーなカード止まりであった。 革命ファイナル環境において【5色ジャックポット・エントリー】のフィニッシャーとして台頭。《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》で出せる確定除去兼シールド焼却というのが大きかった。当時は《獣軍隊 ヤドック》を除けば着地置換効果方式のコスト踏み倒しメタは事実上存在しなかったため、コスト踏み倒しメタに邪魔されてもこれで除去を飛ばすことで大抵は次の動きに繋げることができた。 ところが《異端流し オニカマス》が登場すると《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》がそちらにメタを張られるようになり、除去困難なこともあって【5色ジャックポット・エントリー】は環境から姿を消した。それに伴いこのカードも環境から消えている。 新章デュエル・マスターズ環境はエクストラウィン、ライブラリアウト、速攻が主流の勝ち筋であり、このカードはそれに適さないことから当然のように環境からおいて行かれた。 双極篇環境は汎用性重視の環境であり、カードパワーよりも汎用性の方が重視された。また、《ドリル・スコール》や《天使と悪魔の墳墓》などのランデスも多く。8マナ貯めるのが厳しい場合も多々あった。 超天篇環境では【5色蒼龍】が環境に進出したが、《蒼龍の大地》でバトルするにはパワーが若干低いこと、着地しないままでも《蒼龍の大地》と組み合わせてシールド焼却できる《古代楽園モアイランド》とは役割が被る上にそちらの方がより使い勝手が良いことから、またしても出番を逃した。 王来篇環境終盤では《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の登場により【カチュアイカズチ】がアーキタイプとして確立し、同デッキのコスト踏み倒し先として当カードを起用する例が見られた。《幻想妖精カチュア》を使用する関係でドラゴン種族が重宝されており、その中でも《カチュア》により付与されるスピードアタッカーを遺憾なく活用できるカードとして、cipによる盤面処理とシールド焼却による安全なフィニッシュを両立できるこのカードに白羽の矢が立ったのである。このカードと《大樹王 ギガンディダノス》の2種類で原則全てのカウンターを封じることができるのも大きく、デッキの枠を空費しにくいという利点がある。 DM23-EX2期にはこれを除去重視で1枚積みした【赤黒ドルマゲドン】が32人参加のアドバンスのチャンピオンシップで優勝。 これまでの運用状況を概観すると、ハイスペックなカードでありながらも「8コストのファッティである」という点が大きなネックとなっているといえる。一方で、環境においてメタカードが十分少なかったり、好相性なコスト踏み倒し手段が存在する場合には、大会等のシーンにおいても一定の活躍を見せうるカードとなっている。 このように環境での動向は時勢に大きく依存する一方で、【ボルメテウスコントロール】では入れない理由のないボルメテウスとして定番の地位を保っており、ファンデッキ界隈では出番が比較的多い。 その他 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]環境において [編集]【アガサ天門】で《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》の能力のみで出す前提で採用された。 関連カード [編集]「ボルメテウス」の名を持つカード
同じ能力を持つカード
類似した能力を持つカード サポートカード フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]
参考 [編集]
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