《デュアルショック・ドラゴン》 [編集]

デュアルショック・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000
S・バック:火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、墓地に置く。

DM-17で登場したアーマード・ドラゴン

S・バック能力で登場できるW・ブレイカーだが、cipで自分のシールドを1枚破棄しなければならない。

S・バックを持つことから殴り合いの途中に突然現れる点が強力で、【赤単速攻】【赤黒速攻】をメインにの入る速攻に入る数少ないドラゴン

【赤黒速攻】では《福腹人形コダマンマ》《斬斬人形コダマンマ》《花美師ハナコ》《堕魔 ドゥンブレ》を合わせて16枚まで入れられるため、2ターン目に3打点用意するというコンボも狙いやすい。

ノーコストで召喚できるとはいえ、シールドと手札を消耗した上で出てくるのが召喚酔いしたW・ブレイカーというのは物足りないため、実践で使うにはかなり工夫が必要。

シールドを減らすということは、逆に言えば「シールドが少ないと強くなるカード」との噛み合わせが良いということでもある。
今は革命鬼タイム鬼エンドなどの登場によって、シールドを減らしつつ頭数を増やせるこのカードは注目されるようになっている。
《燃える革命 ドギラゴン》を使う場合などは、これ1枚で革命の発動準備と進化元の確保を一度に行えるため、相性は悪くない。隠し味として1、2枚差しておくと思わぬところで役に立つかもしれない。
鬼タイムとの相性は格別で、《キズグイ変怪》などで手札に加えたシールドをそのまま戦力に変換し、さらに鬼タイムの到来を加速させることが出来る。

【赤単ブランド】のようにこのクリーチャーにナチュラルにスピードアタッカー付与できる構築も一定の評価を上げている。

これからも【赤単速攻】【赤黒速攻】などではよく見かけるカードとなるだろう。

ルール [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

  • 赤単の旨みの1つは、シールドを割られた時のカードを確実に手札に加えられることである。他の文明を入れた場合でもそこそこS・バックを利用できるが、文明のバランスに気をつけるべきである。

環境において [編集]

DM-17での登場当時は、シールドを1つ失うデメリットが大きく見られ、評価が比較的低かった。それでも、当時としては【速攻】系統視点では異例の高パワーで、評価が低いなりにもパワーは認められていた。
採用デッキが【赤単速攻】などに限られている上に速攻ミラー対策以外での使いみちが薄く、速攻対面で使うにしてもこのカード自体は直接的な防御札にならないため手札に加わるタイミング次第では使い物にならず、どうしてもミラー対策をしたいのであればより安定した《フレイムランス・トラップ》や手札にキープする必要のない《地獄スクラッパー》のほうが使いやすかった。
軽量のシールド回収カードが存在しなかったことも向かい風であった。

その後、《ライラ・ラッタ》《ライラ・アイニー》エピソード1ではcipシールドを手札に加える同色の《斬斬人形コダマンマ》が登場。2ターン目の召喚も可能となり、かなり使いやすくなった。

革命編環境では【赤単ガトリング】必須カードとして活躍。「DMGP-1st」ベスト8のレシピにも4枚積みされた。また、同大会4位の【白青黒超次元】にはこれと相打ちできる《電脳聖者タージマル》銀の弾丸として採用されており話題を集めた。

革命ファイナル環境において【赤黒ドギラゴン剣】でカウンターに使用される革命チェンジ元として採用された実績もある。シールドを削るデメリット革命0トリガーでカバーできる上に、返しのターン《蒼き団長 ドギラゴン剣》による1ショットキルが行われるため、使い勝手は決して悪くは無かった。2ターン目に《勇愛の天秤》手札交換して、このカードを用意することでかなり殴り始めが速いデッキにも対処することができる。シールドを削ることによる隙も《ボルシャック・ドギラゴン》で普通に補うことができた。《伝説の禁断 ドキンダムX》との相性や革命0トリガーの下敷きの質を考えると、そちらのデッキは同じく《ボルシャック・ドギラゴン》を採用できた【赤単ガトリング】とは比べ物にならないほど《ボルシャック・ドギラゴン》とのシナジーは強かった。

そして、新章デュエル・マスターズ環境では【赤単ブランド】(当時は【ビートジョッキー】とも呼ばれていた)でマスターB・A・Dの補助に役立てる召喚回数を稼ぐための手段として使われた。超天篇では、この【赤単ブランド】が環境のトップメタの一角を上ったことにより、このカードの需要も急上昇した。GR召喚メタが跋扈する十王篇環境でも、超GRに依存しない打点形成手段として同じく【赤単ブランド】で使われ、鬼タイムとこのカードを組み合わせた型も見られた。

【赤単ブランド】【我我我ブランド】に発展的解消を遂げて以降も、オリジナルチャンピオンシップで時々4位以内入賞レシピに顔を出し、優勝レシピに入っていることまである。【JO退化】【赤緑タマシードアポロヌス】との対面の場合、相手の速度的にデメリットが逆の意味で機能しないというのもある。

ゴッド・オブ・アビス初期にはこれと《アニー・ルピア》を入れた【我我我ブランド】がチャンピオンシップ上位入賞などの成績を残した。この時点から数えて丸16年以上前のデメリット付き準バニラが活躍する時点で、【赤単速攻】における早期のコスト踏み倒しの威力が如何に絶大かが分かる。

その他 [編集]

  • S・バックを抜きにしてもコスト論的にはそれほど悪くないスペックなので、普通に召喚する事も可能。ただ、【赤単速攻】の場合それだけのマナがたまらない事と、他にも選択肢がある事が辛いか。また、速攻以外でも火中心のアウトレイジのデッキなどで、墓地を肥やすための手段としてまれに投入されている事がある。
  • 背景ストーリーでは《超竜ヴァルキリアス》ら率いるドラゴン軍団が、ゲリラ戦を展開する各文明の小隊を殲滅させるべく呼び出したドラゴンである。時空を越える能力で各地に奇襲をかけたものの、結局は見破られ、戦いは混迷の途を辿る事となる。

漫画での活躍 [編集]

  • 漫画「Duel Masters Rev.」にて、赤目 龍神未来戦で使用。S・バック能力により、龍神が自らシールドを蹴破って召喚した。なお龍神はこのカードの能力を指して「俺を攻撃した時がお前(未来)の負け」と発言している。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

デュアルショック・ドラゴン VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000
S・バック:火
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを墓地に置く。

DMPP-21で実装、レアリティベリーレアになった。

2024年1月25日メンテナンス前のテキスト [編集]

デュアルショック・ドラゴン VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000
W・ブレイカー
各ターンの終了時、そのターン、自分のシールドゾーンから他の火のカードを手札に加えていたなら、そのカードを捨て、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。 (複数あるなら、その中からランダムに1枚)
バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを墓地に置く。

疑似S・バック能力が各ターンの終了時に発動のため、相手のターンに《デュアルショック・ドラゴン》のcipで自分のシールドがなくなってダイレクトアタックを受けるリスクは減ったが、《斬斬人形コダマンマ》を用いる場合は《終末の時計 ザ・クロック》《ゴースト・タッチ》などの影響を受けやすくなっているので注意。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-21
    恐るべき衝撃と共に、参上。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]