5(しょく) [編集]

5つの文明を持った多色カード、または5つの文明で作られたデッキのこと。

5色カード [編集]

詳しくは5色レインボーを参照。

5色デッキ [編集]

自然の全ての文明を採用したデッキの総称。(基本的に超次元ゾーンは除く。)

全文明を採用する=すべてのカードを使う機会が生まれるため、グッドスタッフ性が非常に高いのが特徴。

極神編以前は組む意義が乏しく一部の使用者がいるだけだったが、DM-27で5色に関するカードが多数登場。【5色フェアリー・ミラクル】を初めとした5色デッキがメタゲームに登場した。「色」の頭文字(Color)を取って「5C」と呼ばれる事も多い。

5色デッキが作られる主な理由は、大きく分けて三つが挙げられる。

  1. 5色カードである《星龍パーフェクト・アース》《五元のロードライト》《ラスト・バイオレンス》などを使う為。
  2. デッキ構成が5色であることを参照する《失われし鎧亜の秘術》《フェアリー・ミラクル》《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》を使う為。
    最も古いものではDM-10《聖断の精霊エリクシア》が該当。
    特に《フェアリー・ミラクル》マナゾーンに5つの文明が揃っていれば3マナで2マナも増やすという破格のスペックを発揮する。
  3. グッドスタッフのカードを集めた結果、自然にそうなった為。DM-27で上述のようなカード群が増加するまではこのパターンだった。

5色デッキだからと言って、5色カードが必ずしも投入されるわけではない。それぞれ文明の違う2色3色カードを投入することで、5文明揃えることが多い。

代表的なデッキタイプとしては、《フェアリー・ミラクル》や各種フィニッシャーを使用する【5色フェアリー・ミラクル】や、呪文を中心にした【5色ランデス】が挙げられる。
いずれも、素早いマナブーストから各文明選りすぐりのグッドスタッフを使用することが可能。ドローソースをあまり使用せずとも、トップデックのみで十分に戦っていくことができる豪快さが魅力である。

弱点は速攻などのビートダウンS・トリガーを多く入れたり、低コストブロッカーの層を厚くするなどの対策は採れるが、そうした場合今度はコントロールに分が悪くなるので匙加減が大事である。
その後、DMR-16極にてスーパーS・バックを持つ《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》が登場したことにより多少改善された。

また、通常のデッキ以上に色事故が起きやすいという欠点もある。特に汎用性の高い速攻対策のカード単色に偏りがちなため事故の可能性が高まる。
《フェアリー・ミラクル》を安定して撃ち込むためにも、多色カードは慎重に選びたい。

  • と言うように、基本的に5色デッキというのは元々は《フェアリー・ミラクル》を使いたいがためのデッキだった、と言い換えてしまってもいい。一気にマナを伸ばして強力なファッティで制圧する、というコンセプトは長らくメタゲーム上の5色デッキの基本であった。即ち、5色デッキというのは【5色フェアリー・ミラクル】であり、イコール【5色コントロール】だったのである。
    しかしながら、革命ファイナル環境においてこの傾向に大きな変化が訪れる。【5色ドギラゴン剣】の登場である。多色カードをふんだんに使いつつも、そこまで過剰にマナを伸ばす必要のないこのデッキの《フェアリー・ミラクル》の採用率は低い。また、デッキタイプもコントロールというよりは中速のビートダウンに近い。
  • 超次元ゾーン超GRゾーンが多色カードで占められていても、基本的に自分のマナゾーンには一切干渉しないため、5色デッキとして扱われない。
  • 『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』など公式ガイドブックでは、重量級しか入っていない5色がダメなデッキの典型例として挙がっている。

参考 [編集]