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死海竜ガロウズ・デビルドラゴン VIC 水/闇/火文明 (24) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:デビル・コマンド・ドラゴン/エイリアン 12000 |
相手プレイヤーはコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。 |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにあるクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
T・ブレイカー |
リンク解除 |
覚醒リンク前⇒《ガロウズ・セブ・カイザー》(上)/《竜骨なる者ザビ・リゲル》(中)/《ハイドラ・ギルザウルス》(下) |
DMR-01で登場したビクトリーを持つ水/闇/火のデビル・コマンド・ドラゴン/エイリアンのサイキック・スーパー・クリーチャー。
《ガロウズ・セブ・カイザー》と《竜骨なる者ザビ・リゲル》、《ハイドラ・ギルザウルス》が覚醒リンクした姿。
1つめの能力は、相手がコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできなくなるロック能力を持つ。
このロック能力は強烈で、現在もコストを支払ってカードを使う手段は非ターン・プレイヤーにはない。
つまり、こちらがターン・プレイヤーの間はデュエマにおいては最頻出となる2つのカードタイプの防御札をほぼ完封できることを意味する。
当然、「コストを支払わずに召喚する」、または「コストを支払わずに唱える」ことになるS・トリガー、ニンジャ・ストライクやS・バック、無月の門なども完封される。
このゲームにおける逆転要素の多くを潰すことができるので、一気に殴り込む時には役立つ。ブロッカーを自力で2枚までバウンスできるので突破力は高い。
後に出た、手札誘発でコストを支払わずに唱える呪文(《革命の鉄拳》や《百鬼の邪王門》など)も封殺できるため、厳密には異なるがプレミアム殿堂入りした《呪紋の化身》の上位能力と捉えることができる。
ただし、この能力で防げるのはクリーチャーの召喚と呪文を唱えることのみである。(→よくあるルールの勘違い)
そのため、《ボルシャック・ドギラゴン》などクリーチャーの革命0トリガーは、召喚ではないので封じることができない。
また、クリーチャーと呪文以外のカードタイプを使うことに関してはなんの制約もないため、S・トリガーを持つタマシードなどには無力なため、カウンターケアとして絶対の安心感があるわけではない。
当然、相手にターンが渡れば、相手はコストを支払ってカードが使える状況なため、返しのターンにあっさりこのクリーチャーが除去されることもあるだろう。
2つ目の能力は、アタックトリガーでバトルゾーンにあるクリーチャーを2体までバウンスするというもの。
攻撃するたびに2発の除去を撃てるというだけでなく、自分のクリーチャーも手札に戻して再利用できるなど、活用性が高い。効果が任意なので、相手にcipなどを再利用されたくないなら、あえてバウンスしないという選択も取れる。
この2つの能力により、バウンスで相手のブロッカーなどを排除し、S・トリガーなどにも妨害される事無く安全に攻めていける強力なスペックとなっている。
対となる《激竜王ガイアール・オウドラゴン》が一気に勝負を決めるビートダウン系の能力なのに対し、こちらはコントロール系の要素に特化していると言える。
サイキック・スーパー・クリーチャー全体に言えることだが、最大の欠点はやはり覚醒リンクにかかる手間だろう。相手の除去が挟まることを考えると、サイキック・セルを3体を揃えるのはなかなかに骨が折れる。
しかし、エイリアンなので《パンドラ城 デス・ファントム》が使用可能。仮にサイキック・セルが除去されても別のサイキックを呼び出せるので、なかなか粘り強い。安定して覚醒リンクを決めるためにはうまく活用する必要があるだろう。
専用デッキに関しては「【ガロウズ・デビルドラゴン】」を参照のこと。
アドバンスで《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》が流行すると、メインデッキを圧迫しないフィニッシャーとして使われることがあった。
そちらでハンデスや盤面処理を連打して相手を今引きに追い込みながら《ガロウズ・セブ・カイザー》《竜骨なる者ザビ・リゲル》《ハイドラ・ギルザウルス》の3枚をジャストダイバー付きでポン置きしておく。相手がそれを妨害できなかったらこのクリーチャーに覚醒リンクしてS・トリガー/ニンジャ・ストライク/呪文の革命0トリガーや鬼エンドを使えず敗北するという戦術である。
死海竜ガロウズ・デビルドラゴン PS 水/闇/火文明 (24) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:デビル・コマンド・ドラゴン/エイリアン 15000 |
ビクトリーアイコン |
このクリーチャーの攻撃中、または相手のターン中、相手はコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。 |
攻撃する時、相手のクリーチャーを2体まで手札に戻す。 |
T・ブレイカー |
リンク解除:バトルゾーンを離れる時、《ハイドラ・ギルザウルス》、《竜骨なる者ザビ・リゲル》のほうに裏返す。(《ガロウズ・セブ・カイザー》は超次元ゾーンに戻る) |
DMPP-16で実装。パワーが15000に上昇した。《超次元ガロウズ・ホール》の能力追加により、それを2回唱えることでP'S覚醒リンクの3体を揃えることができる。
コスト踏み倒しによる召喚および呪文の使用を封じる効果は自身の攻撃中と相手のターン中のみ働くように変更された。
また、バウンスは相手のみを対象にとるように調整された。テキストとしては強制効果に書き換えられているが、2体「まで」なのでバウンスしない選択もできる。
リンク解除の処理は《ガロウズ・セブ・カイザー》が超次元ゾーンに戻るようになり、プレイヤーが選ぶことはできなくなった。
P'S覚醒リンクにより3体揃えば即リンクできるため、フィニッシャーとしての着地しやすさが大幅に向上している。
反面、このクリーチャー以外の攻撃でのブレイクではS・トリガーを使えるようになっているため、相手のシールドが4つ以上ある場合はワンショットに一考を要するようになった。
【カチュアガロウズ】のような早期完成ならまだしも、ゲーム終盤でお互いにリーサルが見えている場面なら《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》1体ではゲームエンドにできず反撃を食らう可能性がある。
このクリーチャー自体の強化点ではないが、《天下統一シャチホコ・カイザー》の呼び出し先から文明指定が消えたため、あちらの能力で直接覚醒リンクまで移行する事が可能となっている。
《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》と同様に《天下統一シャチホコ・カイザー》+《死海秘宝ザビ・デモナ》でサイキック・セル2体分を呼び出せるので覚醒リンクの難易度も比較的低く、残シールド数に依存せずゲームエンドを狙える《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》と盤面を除去しつつ安全にシールドを処理できるこちらを使い分けられる。
DMPP-16では《ザビ・クラズ・ドラグーン》を活用するエイリアンのクリーチャーコントロールで、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》→《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》という組み合わせがよく使われた。
DMPP-17では《母なる大地》が登場し、それを唱える時点で4体+最大マナが7以上[1]であれば、マナゾーンから《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を呼び出しP'S覚醒リンクを達成できるようになった。
マナと頭数が十分な《若頭 鬼流院 刃》、マナさえ伸ばせば頭数は十分な《龍聖大河・L・デストラーデ》と相性が非常に良い。