アンタップ [編集]
タップと対になる概念。主に以下の2種類の使われ方をする。
- 「アンタップ状態」……タップされていない状態を指す。この状態のカードは縦向き(テキストが正しく読める状態)となる。位相のひとつ。
- 「アンタップする」……タップ状態のカードをアンタップ状態に戻すこと。
タップ・アンタップの位相はバトルゾーンとマナゾーンでのみ存在する。
どちらのゾーンでも、アンタップ状態は基本的に「そのカードをまだそのターン中に使用していない」ことを示す。
マナゾーンでアンタップされているカードは、マナの支払いに使うことができる。
バトルゾーンでアンタップされているクリーチャーは、攻撃やブロックができる。
通常、クリーチャーを召喚したときやカードをマナゾーンに置いたときはこの状態で置かれる。
また、ターン開始ステップにはバトルゾーンとマナゾーンにある自分のカードはすべてアンタップされる。(旧ルールでのアンタップステップに相当)
能力によるアンタップ [編集]
何らかの能力によって、ターン開始ステップ以外にもクリーチャーやマナをアンタップできることがある。
機動聖者ミールマックス R 光/火文明 (6) |
クリーチャー:イニシエート/アーマロイド 3000 |
このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。 |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 |
攻撃ステップでのクリーチャーのアンタップは、1体のクリーチャーが1ターン中何度も行動するため、擬似的にクリーチャー数が増加したような効果が得られる。これが無限にできるものは俗に、攻撃側なら無限アタッカー、ブロック側なら無限ブロッカーと呼ばれる。
ターン終了時にクリーチャーをアンタップする能力は、俗に警戒とも呼ばれる。
殴り返しを防止したり、すでに攻撃したクリーチャーによるブロックを可能にしたりする。
マナのアンタップは、その能力を持つカードをプレイするために支払ったマナ以上のアンタップができれば、実質的にノーコストでそのカードをプレイした事になる。この性質から、ループなどで利用されやすい。
- 《虹色類 アミュレックス》のように、一度タップして置かれたものを即座にアンタップして、あたかも最初からアンタップされていたかのように使えるようにするカードもある。かつての裁定では龍解もそのような性質を持っていた。
参考 [編集]