黄金龍(ゴールデン・ドラゴン) 鬼丸(おにまる)王牙(オーガ)」》 [編集]

黄金龍 鬼丸「王牙」 VIC 無色 (11)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ゼニス/ハンター 13000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時、相手の、このクリーチャーよりパワーが小さい無色ではないクリーチャーをすべて破壊する。
自分のハンターとエイリアンすべてに「エターナル・Ω」を与える。(「エターナル・Ω」を持つクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)

DMR-07で登場したビクトリーを持つ無色レッド・コマンド・ドラゴン/ゼニス/ハンター

初のアンノウンではないゼニスであり、また同弾の《宿命のディスティニー・リュウセイ》と並んで初の無色ハンターでもある。
ゴールデン・ドラゴンの名を冠するに相応しいビクトリーカードと言えるだろう。

召喚時限定のcipで、自身よりパワーの低い相手の有色クリーチャーをすべて破壊する。《「王牙」》のパワーは13000であるため、この能力は実質12500火力と同義である。大半の相手クリーチャーから一掃するという、コスト11の重さに見合った強力な能力である。

これまでのゼニスと同様、エターナル・Ωによって、除去されても何度でも手札に舞い戻る。しかし《黄金龍 鬼丸「王牙」》は自身だけでなく、味方のハンターエイリアン全体にもエターナル・Ωを付与する能力を持つ。デッキハンターエイリアンで固めて構築すれば、自分のほぼすべてのクリーチャーエターナル・Ωで保護することが可能となり、恐ろしいほどに粘り強い軍勢を生みだす。

上記のような強力な能力を兼ね持つ《「王牙」》だが、その真価は専用のアタック・チャンス呪文《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》と組み合わさることで発揮される。コスト9という重さの強力な呪文を、コスト踏み倒し唱えられるのは《「王牙」》のみに許された特権であり、また自身がスピードアタッカーのため、タイムラグなしにアタック・チャンス呪文をプレイできるという大きなメリットを持つ。召喚時の全体除去コスト踏み倒しメタも一掃出来るので妨害されにくい。
この特徴を活かすために、たとえcipを使えなくても、《「王牙」》をコスト踏み倒しで呼び出すというプレイングも十分考慮に値する。

近年ではジョーカーズを中心に無色クリーチャーが増え、パワーインフレもあって敵軍一掃は難しくなってきたが、それでも全体除去と大量展開は強烈極まりない。

専用構築に【鬼丸「王牙」】がある。

  • 伊原しげかつ氏によって描かれた背景ストーリー漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第4話で登場。修羅丸との決戦で一度は胸を貫かれ息絶えるも、「人びとを守る王となる」という覚悟と共に鬼丸がゼニスの鎧を纏い、再び立ち上がった姿。ベートーベンの鎧を纏った修羅丸と再戦し、「王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー」の一撃によってベートーベンの鎧を砕き、敗れた修羅丸に差し伸べられた鬼丸の手により二人は和解を果たしたのであった。
    • また、この作品では《黄金龍 鬼丸「王牙」》及び《「戦慄」の頂 ベートーベン》は、「ゼニスの力で作り出した巨大な鎧を、胸部のトライストーンの中から鬼丸(修羅丸)が操っている姿」として見上げるような巨体で描かれている。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-19で実装。レアリティベリーレアになり、コストが10に下がった。

単体では使いやすくなったが、レアリティが変わりビクトリーアイコンも剥奪されたため、《炎龍秘伝カイザー・フレイム》の「唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番上に」効果を満たせなくなった。

TCGでは専用アタック・チャンス呪文の《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》が同時収録されていたが、デュエプレでは未登場という逆風もある。

サイクル [編集]

DMR-07の、専用のアタック・チャンス呪文を持つクリーチャーサイクル

関連カード [編集]

鬼丸 [編集]

希望の双子二人一組 [編集]

希望の双子の融合形態 [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] その際には「俺よりもパワーの小さい者には退場願おう!」と言った。