【エイリアン】 (デュエプレ) [編集]
《ザビ・クラズ・ドラグーン》《聖隷王ガガ・アルカディアス》をはじめとする豊富なエイリアンサポートを利用した種族デッキ。
構築次第で中速ビートダウンとしてもコントロールとしても運用できる。DMPP-16期に成立。
- 【白青黒エイリアン】
- 【白黒赤エイリアン】
- 【湧水シャチホコ】
- 【ガガ・アルカディアスビート】
【白青黒エイリアン】 [編集]
《セブ・コアクマン》をドローソースとして活用しつつ《復活の祈祷師ザビ・ミラ》《聖隷王ガガ・アルカディアス》といったフィニッシャーを無理なく採用できるカラーリング。DMPP-16〜DMPP-18期に活躍した。
主要カード [編集]
候補エイリアン [編集]
非エイリアンの候補 [編集]
候補サイキック [編集]
このデッキの回し方 [編集]
序盤は小型エイリアンで相手を妨害しつつリソースを稼ぐ。ある程度打点が揃ったら《聖隷王ガガ・アルカディアス》を絡めてビートしたり、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でフィニッシュしたりする。
以下はよく使う《ザビ・ミラ》フィニッシュの手順。
1.《ザビ・ミラ》以外にクリーチャーが3体以上いる場合
《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》での制圧を狙うコンボ。
《時空の戦猫シンカイヤヌス》→《竜骨なる者ザビ・リゲル》→《ハイドラ・ギルザウルス》→《ガロウズ・セブ・カイザー》の順で出す。
2.《ザビ・ミラ》以外のクリーチャーが2体しかない時
《霊魔の覚醒者シューヴェルト》で【速攻】系統に対して蓋をするコンボ。
《時空の霊魔シュヴァル》と《時空のガガ・シリウス》を出してターンを終える。
- 《シリウス》と《ザビ・ミラ》で《シュヴァル》の覚醒条件を満たすことができる。
長所 [編集]
構築自由度が高く、プレイスタイルや好みに合わせやすい。
相手に合わせて柔軟に立ち回れる。
《聖隷王ガガ・アルカディアス》の呪文ロックは、速攻以外の大半のデッキの行動を抑制できる。
DMPP-18期に【メンチ斬ルゾウ】が流行した際は、無理なく投入できる《希望の親衛隊ファンク》でP'S覚醒リンクを防ぎながら 《聖隷王ガガ・アルカディアス》で《DNA・スパーク》等の厄介な呪文を封じられるデッキとして立ち位置を上げた。
【白黒赤エイリアン】 [編集]
cipで自壊するエイリアンと《凶星王ザビ・ヒドラ》のシナジーに着目した型。DMPP-16期に考案された。
凶星王ザビ・ヒドラ SR 闇文明 (6) |
クリーチャー:ダークロード/エイリアン 6000 |
自分の他のエイリアンをバトルゾーンに出した時、《凶星王ザビ・ヒドラ》以外のエイリアンを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
W・ブレイカー |
主要カード [編集]
候補エイリアン [編集]
非エイリアンの候補 [編集]
候補サイキック・クリーチャー [編集]
このデッキの回し方 [編集]
自壊クリーチャーによる除去を連打して序盤を凌ぎ、《ザビ・ヒドラ》を立ててリソースを伸ばす。《ガガ・アルカ》で呪文を、《ザビ・オルゼキア》やブロッカーでクリーチャーをロックしたら防御札をケアして殴り切る。
- 《ザビ・オルゼキア》2枚と《ザビ・ヒドラ》を揃えると、5マナ支払う度に自分側のリソースを変えずに相手のクリーチャーだけ一方的に破壊できる。
- 3ターン目《ザビ・クラズ》→4ターン目《ファーザー》→5ターン目《ヒドラ》と綺麗なマナカーブで動くこともできる。
長所 [編集]
- 《ザビ・オルゼキア》と《ザビ・ヒドラ》によるクリーチャーロックが強力。
短所 [編集]
- 《ガガ・アルカディアス》《ザビ・オルゼキア》の能力は【エイリアン】相手で腐ってしまう。
【湧水シャチホコ】 [編集]
《天下統一シャチホコ・カイザー》とのシナジーに寄せたタイプ。光水闇火の4色(自然抜き4c)で組まれることが多い。多色クリーチャーであればエイリアンでなくとも《シャチホコ》に進化できるため、無理にエイリアンで固める必要がない。
《戦略のD・H アツト》や《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》で墓地肥やしして、《湧水の光陣》で《天下統一シャチホコ・カイザー》に進化させる。
《天下統一シャチホコ・カイザー》の進化元兼単色クリーチャーとしてエイリアンが重宝されることや《天下統一シャチホコ・カイザー》を起動させるための自壊クリーチャーにもエイリアンが多いことからエイリアンサポート用に《ザビ・クラズ・ドラグーン》や《セブ・コアクマン》が採用される。
【ガガ・アルカディアスビート】 [編集]
【エイリアン】のうち、《聖隷王ガガ・アルカディアス》のビートダウン性能に着目したデッキのこと。
ただし、実際には《次元流の豪力》と超次元ゾーンだけが進化元に使われることが大半なため、カスタマイズ次第では種族デッキとは思えない、例えるならかつての【ガントラビート】のような中速ビートダウン風にもなりうる。
【エイリアン】そのものはDMPP-16〜DMPP-18では白青黒の構築が多数を占めており、それ以外では《エイリアン・ファーザー》や《天下統一シャチホコ・カイザー》を組み込んだ白黒赤の構築が少数ながら存在していた。
この【ガガ・アルカディアスビート】の記事では上記の2種とは別の、【ウェディング・ゲート】や【アガサ天門】に5ターン目着地を間に合わせる白緑ベースの構築を紹介する。
白青黒においても《ザビ・クラズ・ドラグーン》が生き残っていれば5ターン目《ガガ・アルカディアス》着地は可能だったが、白緑ベースではコスト3、コスト5の類似カードはそれぞれ9枚以上デッキに入れることが可能で、そのうち1枚が除去されても《ガガ・アルカディアス》までたどり着ける点が長所となる。
聖隷王ガガ・アルカディアス VR 光文明 (6) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/エイリアン 12500 |
進化-エイリアンまたはエンジェル・コマンド |
相手のエイリアンがなければ、相手は呪文を唱えられない。 |
T・ブレイカー |
主要カード [編集]
超次元ゾーン [編集]
立ち回り・構築論 [編集]
- 1, 2ターン目は特に大きな動きはなくターンエンド。3ターン目に《青銅の鎧》か《正々堂々 ホルモン》か《霊騎幻獣ウルコス》を召喚する。
- 4ターン目に5マナ支払って、1つは《次元流の豪力》召喚ともう1体のエイリアン、もう1つは《予言者ヨーデル・ワイス》で《勝利のプリンプリン》を出す。
- ブレイクによるS・トリガーのリスクより、5ターンキルのリターンを求めるならこのターンに1点入れておく。
- 別パターンに、《豪力》から2打点サイキックを出しておいて、次のターンに《豪力》を進化元に《ガガ・アルカ》を出せた場合でも5ターン目にジャスキルできる。
- 《豪力》展開なら2面処理、《ヨーデル》展開ならウルトラ・セイバー貫通をされない限り、5ターン目には《聖隷王ガガ・アルカディアス》に進化できる。
これらのクリーチャーでブレイクすることで相手は瀕死寸前になる。ブン回りなら5ターンキル、安全な立ち回りでは5ターン目以降の呪文を封じつつ6〜7ターンキルになるため、【カイザー「刃鬼」】や【ウェディング・ゲート】や【アガサ天門】に速度負けしづらい。
見ての通り、フィニッシュに要するデッキスペースはコンパクトかつわかりやすい反面、エイリアン入り呪文主体デッキ、そもそも呪文に依存していないデッキにはただのパワー12500進化獣3打点でノートリ貫通を祈る展開になりがち。
他のカードは自然と手札に来ているだろうが、肝心の《聖隷王ガガ・アルカディアス》が引けなかった場合は自分の動きがかなり弱体化してしまう。
《青銅》互換、《ガガ・アルカ》、他の1打点1体の合計3体ではちょうど5打点でワンショットには1足りないのも惜しい。
1〜2ターン目に《奇跡の予言者ラッキー・クルト》や《斬斬人形コダマンマ》といった打点を準備できればダイレクトアタックまで届く。
デッキの残りスペースはデッキの再現性を高めるカードや、殴り合いの速度で勝ち目が薄い【リキッド・ピープル】対策カード、その他デッキへの対策カード、デッキパワーを向上させるグッドスタッフ・マナ基盤・防御札で埋め尽くす形となる。
候補カード [編集]
- コスト2のマナブーストについて
他のデッキでは、類似カードを8枚以上入れることで、手札でかさばっても1試合に累計3回使うことで2→4→6→7……の動きができ腐りづらいメリットがあるが、このデッキでは《ガガ・アルカディアス》の進化元を出すアクションが必要なため、1ゲーム中に何度もマナブーストを使っている暇はない。また、1→2→4→5→6でも1→2→3→5→6でも《ガガ・アルカディアス》着地は5ターン目から変わらない。
このデッキでコスト2のマナブーストを採用するなら、2ターン目ブースト→3ターン目《躍動するジオ・ホーン》や《ガガ・ピカリャン》で手札調整、あるいは他のコスト4カードの使用→4ターン目にコスト5のカードで盤面補強→5ターン目《ガガ・アルカディアス》の動きを視野に入れる必要があるだろう。
手札の要求値が高すぎるが、《眠りの森のメイ様》の最高ムーブである1→2→5→6で4ターン目《ガガ・アルカディアス》着地はできる。
白緑2色では除去呪文が不足し、相手がエイリアンを出して《ガガ・アルカディアス》の呪文ロックを無効にした場合に弱い。
そこを青のバウンスで補った型。
《スーパー炎獄スクラッパー》などを採用できる。また、《予言者ヨーデル・ワイス》から《魂の大番長「四つ牙」》を出しておけばある程度マナが伸びるため今引きスピードアタッカーでフィニッシュすることも狙える。
参考 [編集]