《
|
流離の頭目 鬼流院 刃 R 自然文明 (7) |
クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 8000 |
相手の墓地にあるカードが10枚以上あるなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。 |
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、いずれかのプレイヤーの墓地から、すべてのカードを持ち主の山札に加えてシャッフルする。 |
W・ブレイカー |
DMPP-18で登場した自然のビーストフォーク/ハンター。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
相手の墓地に10枚以上あれば5コストで出せる8000の二打点となり、タイタントリガーで自分または相手の墓地をリセットする能力を持つ。
【M・R・C・ロマノフ】に対して刺さるカード。
自身のコスト軽減条件やパワーラインは《ヴォルグ・サンダー》のメタとして設定されたのだろう。
相手の肥やした墓地を無に帰す上、《ヴォルグ・サンダー》でビートダウンしてきても殴り返しでブレイクを牽制できる。
しかし、相手の墓地が9枚以下で止まってしまった場合、手打ちでのコスト5超次元呪文のカウンターとして使えない弱点がある。
肝心の対【M・R・C・ロマノフ】戦でよくあるパターンの、2体目の《ヴォルグ・サンダー》でさらに墓地を肥やし、同じターンに《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》に進化してアタックトリガーを使うというものに対応しきれない点には注意したい。
コスト軽減能力は、カードタイプ条件は違うものの《黒龍王ダーク・ジオス》以上の枚数が必要になるため、ハンデスや除去コントロールであっても達成は難しい。
消去法で、自身で墓地肥やしをしてくる相手以外には活用することは難しく、そうなってくるとコスト7の準バニラは決して軽くない。
加えて、【M・R・C・ロマノフ】以外のデッキには役割が少なく、能力を充分に活かせない点も見逃せない。
他に例を挙げるとすれば、《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》を採用した【湧水シャチホコ】くらいか。
墓地リセットは自分も対象に選べるため除去されない限り殴りながら山札回復が可能だが、ライブラリアウト対策であればcipの1回だけで充分なことも多い。
種別や能力が違うため単純な比較こそできないが、同じく墓地利用メタとしても採用される《お清めトラップ》や《サイバー・N・ワールド》とは、どうしても汎用性に欠ける。
構築に採用するのであれば、種族やパワー、攻撃時にも能力を使用できること等で差別化する必要があるだろう。