【白黒緑超次元】 (デュエプレ) [編集]
概要 [編集]
最終的に《悪魔神王バルカディアス》などを使って逆転を許さない状態まで制圧することを目的としたデッキ。
マナブーストを行う目的となる《超次元ガード・ホール》や《悪魔神王バルカディアス》が実装されたDMPP-15から登場した。
高性能な《超次元ガード・ホール》や終着点の《悪魔神王バルカディアス》の色である白黒、重量級カードまでを早める緑までは確定となる。
【超次元バルカディアス】及び【ネクラ超次元】と呼ばれることも多い。
超次元ガード・ホール SR 光/闇文明 (7) |
呪文 |
進化でないクリーチャーを1体をシールド化してもよい。 |
自分の超次元ゾーンからコスト10以下の、闇または光のコマンド・サイキック・クリーチャー1体をバトルゾーンに出す。 |
悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (8) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 |
進化-エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド |
バトルゾーンに出た時、他のクリーチャーをすべて破壊する。 |
相手は呪文を唱えられない。 |
T・ブレイカー |
カードプール更新と、環境の変化で白黒緑の3色に加え赤を入れる構築が増加した。
《天雷の導士アヴァラルド公》がディビジョン対象外となったため、呪文以外もふんだんに採用するようになった。
DMPP-15の時点で既に開拓されていた《大神砕グレイトフル・ライフ》軸だが、主流化したのはここからなので、ページの見やすさの都合でこちらから記載を始める。
新規カード [編集]
新たに構築に入るようになった既存カード [編集]
第8回BATTLE ARENAで、《天雷の導士アヴァラルド公》軸として表されたデッキ。
呪文を大量に採用し、《アヴァラルド公》での大量手札補充からコントロールやサイキック・クリーチャーの展開を行う。
主要カード [編集]
クリーチャー [編集]
進化クリーチャー [編集]
呪文 [編集]
サイキック・クリーチャー [編集]
超次元呪文 [編集]
その他の候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]
序盤にマナブースト呪文でマナを伸ばし、超次元呪文を連発して相手を圧倒する。
ただし、ドローソースがほぼ《天雷の導士アヴァラルド公》に限られ、《アヴァラルド公》が来ない・ハンデスされると息切れを起こしやすいので大事に扱いたい。
2コストのマナブースト呪文を《ジェニー・ダーツ》から《アヴァラルド公》を守る身代わりとして手札に置いても良い。
相手のデッキが呪文主体なら、《悪魔神王バルカディアス》の早期着地に狙いを定めよう。
ただしミラーマッチは、《時空の不滅ギャラクシー》で相手の《バルカディアス》をやり過ごし、返しのターンで《バルカディアス》をお見舞いするなどのプレイングが必要になることもある。逆に、相手の《不滅ギャラクシー》がある状況での《バルカディアス》出しは結果的にディスアドバンテージになる可能性もあり、注意したい。
相手の手札に《バルカディアス》がありそうな盤面なら《ジェニー・ダーツ》で《バルカディアス》を狙う事も有効である。当然、相手の《ジェニー・ダーツ》にも注意が必要である。
また、「《時空の不滅ギャラクシー》を出した=《バルカディアス》が手札にある」といった観念が生まれがちであり、これを逆手に取って「手札に《バルカディアス》は無いが、相手の動きを制限するために《不滅ギャラクシー》を出す」といったブラフもミラーマッチ時には成立しうる。
マナ加速からサーチで手札に加えた《大神砕グレイトフル・ライフ》を召喚。サイキック・クリーチャーを呼び出し盤面を整えていく。
【超次元バルカディアス】相手なら《不滅ギャラクシー》と《グレイトフル・ライフ》を並べ、《バルカディアス》を牽制しながら詰めることも可能。《時空の不滅ギャラクシー》を2枚採用すれば、《大神砕グレイトフル・ライフ》の進化元としても運用しながら、もう一方の《不滅ギャラクシー》を並べることができる。
ビートダウン相手なら《清浄の精霊ウル》を《超次元ガード・ホール》で使い回すことで耐久しよう。
長所 [編集]
マナブーストを行うため中盤以降の爆発力がある。
また、《アヴァラルド公》軸なら《アヴァラルド公》での大量手札補充や《ピクシー・コクーン》でのマナ回収が出来、《大神砕グレイトフル・ライフ》軸なら《グレイトフル・ライフ》でマナに置かれた《秋風妖精リップル》のマナ爆誕から動けること、DMPP-16期は《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》から好きなカードを回収出来ることから、継戦能力に長ける。
DMPP-15期では呪文主体デッキが多いため、《悪魔神王バルカディアス》の早期着地が狙える【超次元バルカディアス】はそれらに対して有利に動ける。
また、【M・R・C・ロマノフ】には《お清めトラップ》が有効である。《超次元ドラヴィタ・ホール》で使い回しも容易。
《時空の支配者ディアボロス Z》の覚醒の際に、マナからカードを山札に戻してもマナブーストのお陰でマナが枯渇し難い。
《アヴァラルド公》軸なら《ジェニー・ダーツ》でのハンデスや各種超次元呪文でのアドバンテージ獲得など、極めて幅広いプレイを行え対応力がある。
《グレイトフル・ライフ》軸はサーチを多く積めることから、安定感に長ける。
短所 [編集]
《アヴァラルド公》軸は呪文主体なので《悪魔神王バルカディアス》を先に出されると厳しい。
そのため、ミラーマッチ時は相手の《バルカディアス》を想定した動きが必要になる。
またドローソースがほぼ《天雷の導士アヴァラルド公》のみ。そのサーチする手段も《アヴァラルド公》を手札に加えられるか不確定な《未来設計図》か、相性が悪い【ダイヤモンド・ブリザード】が跋扈するAll Divisionでしか使えず、マナカーブも若干噛み合わない《ディメンジョン・ゲート》のみであり、どれも引けないと安定感に欠ける。
《グレイトフル・ライフ》軸の場合、膨大なマナゾーンの枚数の確保は《グレイトフル・ライフ》の着地ありきなので、ハンデスでそちらを叩き落とされたり、《聖鎧亜キング・アルカディアス》の着地置換効果を発揮されたりした場合は厳しい戦いを強いられる。
また《お清めトラップ》を引けるかは運頼り。それゆえ【M・R・C・ロマノフ】は《アヴァラルド公》軸と比べると苦手。
環境において [編集]
DMPP-15期に環境最初期から完成度の高いデッキリストがSNS等のメディアで共有され、注目を浴びる。
デッキパワーと対応力の高さに加え、同弾で登場した強力な墓地利用デッキ【M・R・C・ロマノフ】に対し、デッキを歪めることなく《お清めトラップ》+《超次元ドラヴィタ・ホール》による対策を組み込めたのも追い風となる。
当時は、ドローソースを《天雷の導士アヴァラルド公》に任せた呪文主体のデッキで、クリーチャーは《アヴァラルド公》・《バルカディアス》・少数の対呪文メタメリーチャー、あとは呪文のみという構築が主流だった(第8回BATTLE ARENAデッキ分布図内の《アヴァラルド公》軸)。
一方《アヴァラルド公》軸に対して有利を取るために、《不滅ギャラクシー》を出しつつpigで《バルカディアス》の全体除去をマナ加速に変換できる《大神砕グレイトフル・ライフ》と、《グレイトフル・ライフ》・《バルカディアス》をサーチできる《秋風妖精リップル》を組み込み、クリーチャーを多めに採用してビートダウンプランを重視する構築も登場した(いわゆる【ネクラグライフ】、第8回BATTLE ARENAデッキ分布図内の《グレイトフル・ライフ》軸)
DMPP-16期には、呪文主体デッキ最強のドローソース《アヴァラルド公》がNDで使用できなくなったことと、少ない種類のクリーチャーが逆にメリットとなる《ピクシー・コクーン》も使えなくなった。そこで、新登場のマナから探索ではなく好きなカードを回収できる《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》に着目し、マナブーストクリーチャーで作り上げたビッグマナからマナ回収するクリーチャー主体の構築(【ネクラグライフ】)が主流になった。
【ハンター】や【ダイヤモンド・カスケード】のようにウィニーを並べて殴るデッキへのメタとして《スーパー炎獄スクラッパー》やこのデッキでは比較的早期に出せるブロッカー兼リソース回復の《聖霊竜騎ボルシャリオ》を採用するケースも見られる(いわゆる【赤ネクラ】)。
サンプルレシピ [編集]
第8回BATTLE ARENAにて優勝した業者選手の使用したデッキレシピ。
公式からは【光闇自然 超次元バルカディアス】と紹介されていた。
トーナメント用のためか、《お清めトラップ》は入っていない。
参考 [編集]