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腐敗聖者ベガ C 光/闇文明 (5) |
クリーチャー:イニシエート/ゴースト 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を新しいシールドとして、自分のシールドゾーンに裏向きにして置く。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
対抗色cip多色クリーチャーサイクル5枚の中の1体であり、このカードは闇のハンデスと光のシールド追加能力を持つ。
DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」の友好色のcipサイクルも含めた全10枚の中でも、特に強力な1枚。
闇と光どちらの能力も、ゲーム序盤から終盤、そして相手のデッキタイプに左右されにくい。
何も破壊しないので、目先のフィールドアドバンテージがとれないのは難点だが、もともとコントロールデッキに積まれることが多いので大きな欠点ではない。
イニシエート/ゴーストと種族にも恵まれており、光と闇のクリーチャーであるため、このクリーチャーを出した次ターンに流れるように《聖霊龍王 ミラクルスター》や《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》への進化を決めることができる。
この対抗色同士は、コントロールに多い白青黒に無理なく組み込めるのも利点。《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》などの多色進化の進化元としても使いやすい。
また、《拷問の影カワハギ・ジャケット》を使ったゴーストの種族デッキでも活躍できるだろう。5コストのゴーストには《炸裂の影デス・サークル》や《絶叫の影ガナル・スクリーム》などの役者が揃っている。
極神編で登場するなり【キング・アルカディアス】や【ボルメテウスコントロール】で出番を貰った。
登場当時のカードプールでは打点形成が貧弱になりがちだったので、5マナで1枚シールド追加と1ハンデスという能力だけで十分にテンポアドバンテージを稼ぐことができた。当時の環境の速度を考えるとこの能力で5コストというのは寧ろ軽いぐらいであり、何ならゲーム最初のアクションが5ターン目のこのカードであっても当時のコントロールでは事故と呼ばれないほどであった。【キング・アルカディアス】系統では多色指定の進化に利用できるのが売りであった。
出すのに進化元と進化先の2枚が必要な進化クリーチャーを扱うデッキが相手の場合、出すのにそれ1枚だけで済む非進化クリーチャーを中心とするデッキが相手の場合よりもハンデス効果が刺さる。【キング・アルカディアス】対面がまさにそれであった。
しかし神化編環境末期に【キング・アルカディアス】系統は消滅に至っており、さらに覚醒編になって【ボルメテウスコントロール】は環境から姿を消した。
それでも能力は変わらず優秀なため、その後も【ボルメテウスコントロール】の愛好家筋の間では、環境に影響を及ぼさないながらも引き続き使われている。
腐敗聖者ベガ R 光/闇文明 (5) |
クリーチャー:イニシエート/ゴースト 2000 |
バトルゾーンに出た時、相手の手札をランダムに1枚捨てさせる。その後、自分のシールドが5つ以下なら、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。 |
DMPP-09で実装。レアリティがレアに格上げされ、シールドが5つ以下のときのみシールド追加できるようになった。
詳細は多色cipサイクルを参照。