《お(きよ)めトラップ》 [編集]

お清めトラップ R 自然文明 (3)
呪文
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
カードを1枚以上、相手の墓地から選んでもよい。相手はそれらを自身の山札に加えてシャッフルする。

DM-38で登場した自然トラップ呪文

自分の山札の上から1枚をマナブーストしつつ、相手の墓地にあるカード山札に戻す能力を持つ。

新たな3コストマナブーストの選択肢であり、今度は相手の墓地利用を阻害できる。

墓地への干渉は何枚でも選ぶことができる。任意なので1枚も選ばないという選択も可能であり、不利になる局面も回避できるのが強み。呪文《埋め立てロボ・コンクリオン》ともいえるだろう。

山札シャッフルするため相手の山札操作の妨害にも使えそうだが、シャッフルするにはカードを1枚以上選ぶ必要があるため注意。相手の墓地にカードが1枚もなければ不発に終わってしまう。

序盤にはマナブースト、中盤から終盤にかけては墓地肥やし山札操作、デッキで言えば【墓地進化速攻】【墓地ソース】などに対するメタとして使える。軽量かつ役割を複数持てるので、なかなか便利な呪文と言えるだろう。終盤に腐りがちなマナブーストを戻すだけでも相手の事故率を高められるので、有用である。

環境によってメタカードとして採用を一考できる。

環境において [編集]

登場当時は汎用性の高い墓地利用メタとして評価されていたが、最速で使うと強いマナブーストとしての性質が、墓地が増える終盤になると強い墓地利用メタとしての性質と噛み合わない点が懸念点であった。当時早期に大量の墓地が用意できるデッキがほぼ存在しないため致し方がない懸念ではあった。

《サイバー・N・ワールド》が流行していたエピソード1環境では墓地利用メタとして役割が被ったため評価が低く、「3コストS・トリガーの抜けた《フェアリー・ライフ》」と揶揄されることもあった。

エピソード3環境では、【メルゲループワンショット】の台頭により、《蒼狼の始祖アマテラス》で使えるメタカードとして注目されていた。

【メルゲループワンショット】の消滅後に【墓地ソース】がその系譜を継いだが、マナブーストするデッキ全般はこれを使わなくとも元々【墓地ソース】には有利であった、腐る対面もそれなりにある、などの理由からエピソード3当時は評価がマチマチであった。

2021年1月中旬のリモートデュエマ環境では、余りに増えすぎた【オカルトアンダケイン】への対策に、5枚目以降の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》として採用されるケースが見られた。

DMPCD-01DMPCD-02期開始前後に【キリコチェイングラスパー】のパーツとして存在感を示した。《エンペラー・キリコ》によるコスト踏み倒しにおけるハズレになるため、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》では困るのである。

【絶望神サガループ】が環境に進出すると、往時のように5枚目以降の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》として採用されるケースが見られるように。

フレーバーテキストについて [編集]

  • アゲアゲ∞(クライ)マックスパック版のフレーバーテキストは「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前」の九字からなる九字マントラ(もともと道家だったが密教に伝わったもの)と呼ばれる真言をもじったものである。

流通・再録について [編集]

メディアでの活躍 [編集]

その他 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-08EXで収録。レアリティアンコモンになり、相手の墓地のカードを山札に送る効果が強制かつ全カード対象となった。

  • プライズ版のイラストは「五等分の花嫁」の上杉風太郎と上杉らいはとなっている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]