【バルガライゾウ】 (デュエプレ) [編集]概要 [編集]DMPP-11で成立。 《バルガライゾウ》自身とマナブーストの自然に、強力なドラゴンの多い火、さらに防御力の高い光を加えた白赤緑をベースに構成されるのが一般的。しかし、その性質上ドラゴンならばどんなクリーチャーでも投入を検討できる。 TCG版と比べ山札の上からめくる枚数が増えているため、必ずしもドラゴンばかりでデッキを組む必要はないが、《龍の呼び声》・《エコ・アイニー》・《メンデルスゾーン》と非常に噛み合いが良いため、成立以来ドラゴン統一で組むのが一般的である。
主要カード [編集]
候補カード [編集]単色 [編集]
多色 [編集]
このデッキの回し方 [編集]序盤は《メンデルスゾーン》・《龍の呼び声》・《エコ・アイニー》などでマナを溜める。その後は相手の出方に応じて《武装竜鬼アカギガルムス》や《無双竜鬼ミツルギブースト》等で盤面除去をしつつ、さらにマナを溜める。 マナブーストを多用するため、手札消費が激しい。ハンデスを撃たれうると判断したなら《永遠のリュウセイ・カイザー》などのマッドネスを抱えておく選択を取る場合もある。 《龍仙ロマネスク》のランデスや《バルガライゾウ》の召喚で進化元とする3体は、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》でのリアニメイトを見据えて、強力な常在型能力持ちやワンショットを後押しするためのスピードアタッカー付与持ちを選ぶのがよい。 平均パターン
最速パターン
長所 [編集]最速4~6ターンでドラゴンが最大4体並ぶのは単純に強い。《超天星バルガライゾウ》のメテオバーンで《光神龍スペル・デル・フィン》や《龍世界 ドラゴ大王》が捲れればS・トリガーによる反撃もケアできる。 短所 [編集]ドラゴンのS・トリガー受け札の性能が低く、種類も少ない。しかし、非ドラゴンのS・トリガーを投入すればするほど、《メンデルスゾーン》などの追加ブーストや《バルガライゾウ》のメテオバーンが失敗しやすくなる。 序盤に《龍の呼び声》・《エコ・アイニー》が手札に来ないと、5ターンの間マナチャージしかできないということも起こりうる。 デッキに投入される1/3程度が非ドラゴンである。例えば、《フェアリー・ライフ》《龍の呼び声》《エコ・アイニー》の合計12枚以外をすべてドラゴンで統一すれば、ちょうどデッキの30%が非ドラゴンになる。流石に山札の上から5枚見るメテオバーンでは不発のリスクは少ないものの、《龍の呼び声》や《エコ・アイニー》は結構な確率で外してしまう。 レアリティの高いものが多い高コストドラゴンを多く搭載するため、デッキ構築コストは高くなりがち。 自分より先に《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を出されると何もできなくなる。汎用性皆無のヤケクソなら、最速4ターン目開始時に《ドラゴンの執事ニャンパッタ》からの踏み倒しで《VAN・ベートーベン》が登場できて、S・トリガーで《ニャンパッタ》を対処できなければ敗北が確定する。 環境において [編集]デッキが構築できるようになったDMPP-11時点ではフィニッシャーは《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》、サブフィニッシャーは《竜星バルガライザー》などが起用されていた。S・トリガー受け札の質は低く、一般的な構築の白赤緑では《光神龍ベティス》と《武装竜鬼アカギガルムス》ぐらいしかなかった。《ベティス》は《龍仙ロマネスク》用の白マナとしての側面も大きかった。 DMPP-13で《魔龍バベルギヌス》を獲得した。《バルガライゾウ》のメテオバーンから登場し、その《バルガライゾウ》をアタックキャンセルしつつ、メテオバーンで墓地に落とした《サファイア・ドラゴン》を踏み倒し、安全にシールド焼却できるようになった。 DMPP-14で《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》を獲得し、《バルガライゾウ》のアタックキャンセル手段が増えた。 DMPP-15で起死回生の1枚になるS・トリガーの《ホーガン・ブラスター》を獲得した。前弾のDMPP-14で登場した《龍聖大河・L・デストラーデ》と組み合わせた黒抜き4色の構築も見られるようになった。 DMPP-17で《バルガライゾウ》本体がND落ちしたことで、【バルガライゾウ】はAll Division専用デッキとなった。 DMPP-19で《メンデルスゾーン》と強力なドラゴンを複数獲得した。このころになると、《バルガライゾウ》の攻撃はキャンセルするのではなく、S・トリガーが捲れても《偽りの王 ナンバーナイン》、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》、《永遠のリュウセイ・カイザー》で使わせない、あるいは返しのターンに反撃させない構築へとシフトしていった。ブロックされるとただのファッティでしかなく、そもそも《ライゾウ》でシールドブレイクしているため、シールド焼却のうまみが薄い《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は抜けていった。 かつては《龍仙ロマネスク》の持つ墓地肥やし効果がアクセス不安定で、セルフランデスが自分の首を絞めることが多かったが、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》の登場により6→9と《バルガライゾウ》を引けていなくてもスムーズにアクセスできるようになり《ロマネスク》は必須級まで評価を改めた。 DMPP-21では、《バルガライゾウ》の攻撃中に登場して即座に常在型能力でドラゴン以外に着地置換効果を発揮する《龍世界 ドラゴ大王》を獲得した。《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は、2番手の攻撃要員になると途端にメリットが少なくなる悩みがあったがそれを解消できた。同じく強力な常在型能力の《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》も獲得。 《光神龍スペル・デル・フィン》or《偽りの王 ナンバーナイン》、《龍世界 ドラゴ大王》(or、ブロッカーは許すが《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》)のセットの時点でオールタップ呪文と《終末の時計 ザ・クロック》などが無効になってしまう上、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》の墓地利用で揃う確率も低くないのが凶悪である。オーバーキルだが《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》も投入し出すことに成功すればドラゴンS・トリガーの《黒神龍オドル・ニードル》などすら防いでしまい、バトルゾーンに存在する打点で相手からリーサルを受けないのなら、100%勝利になる。 2023年8月24日付で《龍仙ロマネスク》がAD殿堂に指定された。《メンデルスゾーン》と《龍の呼び声》の8枚体制からの4ターン目に6マナ到達《ロマネスク》召喚→5ターン目大型ドラゴンという黄金ムーブにメスが入り、総合的にデッキ速度が落ちた。《フェアリー・ギフト》や《ダンシング・フィーバー》などリペアとなりそうなものは非ドラゴンということで濁りの元にもなる。 その他 [編集]
サンプルレシピ [編集]DMPP-11のレンタルデッキ。
参考 [編集]タグ:
|