DMPP-11〜DMPP-15環境 (デュエプレ) [編集]


  1. DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」期
  2. DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」期
  3. DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」期
  4. DMPP-14 「爆竜覚醒録 -DIABOLIC CRISIS-」期
  5. DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」期

DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」 [編集]

2021年11月25日実装。全85種が追加され、再録はなかった。

新たにNew Divisionで使えなくなるカードには優秀な多色カードが多く含まれる。
《ボルシャック・バディ・ドラゴン》が使えなくなるため、【ドラゴン】には痛手となる。

+  新たに「New Division」では使えなくなる主なカード

実装前の情報 [編集]

DMPP-11実装と同時に一部カードに対して能力の調整と種族の追加が発表された。

《暗黒凰ゼロ・フェニックス》が下方修正され、《魔光大帝ネロ・グリフィス》が上方修正された。

以下のカードはTCG版から種族のオリジンが削除されていたが、オリジンの本格実装に伴い追加された。

(参考:調整が加えられたカード (デュエプレ)公式HPの発表

実装後の環境 (Ver.2.8.0〜) [編集]

まず、新規カードを使えて安価に組めるという理由からか、《蒼狼の始祖アマテラス》入り【ガントラビート】が台頭した。《運命の選択》を唱えることで、6マナ2体着地+SA自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力付与として使える。

今弾で登場したマナ進化(非マナ進化GV)は《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》《ブレードグレンオー・マックス》の2体で、それらを効率よく使える【黒緑速攻】【赤緑速攻】は大きな強化となった。

《バイオレンス・フュージョン》で出るリンクした状態の《破壊龍神》は、《龍神ヘヴィ・メタル》ではなく《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》で設定されていた。よって【バイオレンス・フュージョン】の決定力がオーバーキルに近いものとなる。
ゴッドたった1種で無対策相手を倒せるようになったため、デッキの自由枠が大幅に広がることとなった。

ランクマッチで使われるデッキで、今弾のスーパーレアを使ったものは、主に以下の2つがある。

  1. 《超天星バルガライゾウ》
  2. 《破壊龍神》除去コントロール/クリーチャーコントロール

今弾では、相手のクロスギアを除去できるカードに《破壊龍神》《式神ガーデナー》《マーシャル・ロー》《獅子幻獣砲》が登場したので、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を使うデッキが大きく数を減らした。そのことはパワー6000以下を破壊できる《ボルメテウス・武者・ドラゴン》《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》の減少を意味するため、パワー6000ちょうどの《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》などには朗報だろう。
しかし、クロスギア除去の中でよく使われるのは非常に汎用性の高い《破壊龍神》程度となったため、【剣誠・ドラゴン】はその後使用率が回復した。

ゴッド以外を破壊しつつ攻撃強制を持つ《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》が環境に流入し、自然な形でそれを対策できる可能性がある《不浄の魔人ジャラ》(相手のワールド・ブレイカーを利用できるS・トリガースレイヤー)と《ガルベリアス・ドラゴン》(相手の文明を利用したスレイヤースピードアタッカー)の価値が上がった。

中期以降は、効果的な活用法が発見されなかったため、《蒼狼の始祖アマテラス》の使用率は大きく低下した。
【ガントラビート】は初期こそは水文明入りが流行したが、《蒼狼の始祖アマテラス》以外には特に入れたい水文明のカードがなく、以降は突破力が非常に高い《超神星 DEATH・ドラゲリオン》を採用できる闇文明入りが主流となった。

DMPB-02, DMPS-04, DMPS-05実装後 [編集]

New Divisionでは、DMPB-01, DMPS-01, DMPS-02, DMPS-03再録されていたことにより使用可能であったカードにおいて、翌年の同時期に登場する同系統の商品が発売されたことで使用不可能となる。《ホーリー・スパーク》など今回でも再録されたものは引き続き使用可能。

また、《黒神龍ゾルヴェール》などNew Divisionに復帰するカードも存在する。

このメンテナンスと同時に、《クラゲン》《ボルテール・ドラゴン》《ダーク・ライフ》の3枚に上方修正が加えられる。

さらに、《電磁闘竜トモエ》《魔光死聖グレゴリアス》の2枚が新たにAll DivisionNew Divisionで使用可能になる。

スーパーデッキ2種はいずれも完成度が高く、【剣誠・ドラゴン】【白黒赤ナイト】の勢力拡大に一役買った。

+  カードプール変化のリスト

今大会では、最近のパックではろくなグランド・デビルを得られなかった【グランド・デビル】でベスト4に入り、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。《スナイプ・アルフェラス》《封魔ジョーズジャクス》と相性の良い《蒼神龍バイケン》などを駆使したデッキとなっている。

この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]

DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」 [編集]

2022年1月24日実装。全84種が追加され、1種が再録された。

環境次第ではTier2前後に位置していた《クリスタル・ツヴァイランサー》《悪魔神ドルバロム》New Divisionで使えなくなる。
また、狙ったカードを墓地に落とせる《ロスト・チャージャー》【アポロヌス・ドラゲリオン】で使われていた《バルケリオス・ドラゴン》も使えなくなる。

+  新たに「New Division」では使えなくなる主なカード

実装前の情報 [編集]

DMPP-12実装と同時に《ダーク・ルピア》がTCG版準拠の性能に修正され、《ポッポ・弥太郎・パッピー》《影武者 ソウル・ブリンガー》で発生していた、強制効果による直感的ではない挙動が修正された。

実装後の環境 (Ver.2.9.0〜) [編集]

スーパーレアは、それぞれが既存のデッキに組み込まれたり、新規開拓デッキが登場したりした。

その他のレアリティのカードで使われたカードは以下のようなものがある。

前弾ではデッキになくても回すことができる程度の認識だった《蒼狼の始祖アマテラス》だが、相手ターンに《アマテラス》を出すことができる《オリジナル・サイン》や、追加のコスト4以下の呪文やクロスギアを獲得し、特に【エンペラー・キリコ】での必須カードとして大きく躍進した。

《ボルシャック・NEX》《エンペラー・キリコ》の進化元といった6000以下のクリーチャーを中心としたデッキが増えたため、《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が環境に復帰した。《ボルシャック・NEX》と同じデッキに入ることもある。

環境全体としては新弾で成立した【エンペラー・キリコ】【ボルシャック・NEX】の使用率が高い一方で、それ以外のデッキや以前から存在するアーキタイプもそこそこ使われている。

バランス調整後(Ver.2.9.1〜) [編集]

2022年2月24日付けで能力の調整が発表された。
8枚(9種)が上方修正され、1枚が下方修正された。
(参考:調整が加えられたカード (デュエプレ)公式HPの発表

特に世間一般の評価が低かった《神羅スカル・ムーン》は、コスト値の修正と《死神封魔ラヴァール》の変更で、試合で召喚できるレベルに改善された。
変更前は、T・ブレイカーの打点としてすら出すことが困難だったが、これ以降はメテオバーン使用後の《大邪眼B・ロマノフ》の上に、《デーモン・ハンド》ケアとして上に重ねるというマナカーブを描けるようになった。

環境全体としては、今回の上方修正の内容では、環境上位を荒らすには力及ばずという結果であった。

主に《神羅ブリザード・ムーン》《神羅スカル・ムーン》《神羅トルネード・ムーン》の3種の使い勝手が改善されたが、あくまで「それ本体の動かしやすさ」が強化されただけにすぎず、「Tier上位に有利となる要素を得た」わけではないので、使用率が伸び悩むのは当然の結果だろう。

今環境のトップメタとされる【ボルシャック・NEX】には、有効となるコスト踏み倒しメタが1種しかなく、しかもそれは自分にも被害があり、最悪間に合わないこともある《百発人形マグナム》である。さらには容易にはメタることができないワンショット妨害の《霊騎コルテオ》まで備えている。

【大邪眼B・ロマノフ】なら「墓地肥やしにより高い性能を発揮できるが墓地利用メタに弱い」、【エンペラー・キリコ】なら「着地ができればコストの高さに関係なく踏み倒しができるが、盤面制圧とハンデスで進化を対策されてしまう」といった弱点を持つことが【ボルシャック・NEX】の異質さを際立たせる。

他にはNew Division地雷カードもどんどん使用不可となっており、例えば第5回BATTLE ARENAで突如現れた【天門マルコ】のようなデッキに必須の《ヘブンズ・ゲート》がなくなって消滅したりした。

もちろん今弾推しの【B・ロマ】【キリコ】や、環境外ながら【ジャイアント】など、最速で回れば相手を轢き殺せるデッキタイプを含めれば、環境で見られるデッキタイプの最大数はそこそこ多い。
一方で環境で遭遇率の高いデッキは【NEX】【キリコ】を始めとしたデザイナーズコンボを中心にしたものであり、デザイナーズコンボに頼らずに強力なデッキを作るのはかなり難しかった。かの【ガントラビート】および《機械提督デリンダー》《フェアリー・ミラクル》【5色コントロール】すら環境の立ち位置が悪い。
今弾、運営が良い意味で想定外な使われ方をされたカードは、非オリジンデッキで《黙示賢者ソルハバキ》が使われたことと、爆進ダブル《アストラル・リーフ》で達成する《爆進ガブラ・ハンド》爆進ダブルを度外視した《爆進ガブラ・ハンド》ぐらいではなかろうか。
勝利にこだわった際の対戦相手のデッキタイプのマンネリ化・カード不足で【NEX】にメタゲームが成り立たない状態での自分の動きの押し付け合いが進んでしまった弾といえる。

この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]

DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」期 [編集]

2022年3月24日実装。全83種+サイキック・クリーチャー10種が追加され、2種が再録された。

流石にDMPP-12期には全盛期ほどの強さは発揮できなくなったものの、依然として「環境で戦えるデッキ」の部類に入っていた【グレートメカオー】【アポロヌス・ドラゲリオン】New Divisionで完全に構築不可能になる。同時に、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》(マイナーだが《大作家ゴリランボー》も)が使えなくなり【ドリームメイト】も構築不可能になった。

カード単体では、《ラッキー・ダーツ》New Divisionで使えなくなる。TCG版ではコスト1だったということもあり、超次元呪文と異常なシナジーを生み出していたが、デュエプレではコスト5となり、S・トリガー獲得を込みにしても普通に超次元呪文を使ったほうが安定するので実用性では問題なさそうなのが救いか。
他には【ガントラビート】のパワーカードである《ガルベリアス・ドラゴン》、様々なクリーチャーの早出しに貢献してきた《フェアリー・ギフト》もこれ以降採用できなくなる。

超次元呪文が登場すると同時に、軽量呪文メタ《封魔ゴーゴンシャック》もディビジョン対象外となった。

+  新たに「New Division」では使えなくなる主なカード

実装前の情報 [編集]

《モノノフ・ルピア》《ブレイブ・ルピア》《薔薇の使者》の3枚に下方修正が加えられた。

それぞれ、前環境トップクラスであった【剣誠・ドラゴン】【ボルシャック・NEX】【エンペラー・キリコ】の弱体化を意味する。

一方、【大邪眼B・ロマノフ】には一切の弱体化がなかった。新弾のゲームスピードにもよるが、他の主流デッキの低速化のおかげで、実質的にこのデッキの高速化に成功したと考えることもできる。

実装後の環境 [編集]

第7回BATTLE ARENA [編集]

実装前に告知されていたナーフによって主に中速ビートダウンの速度が少し遅くなったことから、既存のデッキの中では【大邪眼B・ロマノフ】【5色コントロール】【バイオレンス・フュージョン】の環境での立ち位置が良くなった。

コスト7/コスト14のサイキック・クリーチャーサイクルは、覚醒前でも5マナ換算では標準以上のスタッツを持ち、相手がそれらを除去できなければ5マナ換算とは思えないクリーチャーに変化する時限爆弾として使われた。
ただし《時空の尖塔ルナ・アレグル》だけは毛色が異なり、コントロールデッキが呪文で相手を消耗させ、スキを見て《超次元エナジー・ホール》山札回復要員を着地させるという使われ方をされる。

TCG版同様、先攻《時空の雷龍チャクラ》は、対策をしなければ非常に脅威となるカードであった。
しかし《コメット・チャージャー》でフィールドアドバンテージを取り戻しつつマナブーストに利用するなど、対抗手段も存在している。

コスト5/コスト10のサイキック・クリーチャーサイクルは、それに対応した超次元呪文を使うことで実質4マナで運用でき、ビートダウンデッキで採用された。
5マナ超次元呪文なら文明関係なく呼び出せるため、腐りづらい《時空の剣士アクア・カトラス》などがタッチで採用されることも少なくない。
《時空の魔陣オーフレイム》は、コスト2のサイキック・クリーチャーが未登場で味方への追加ブレイクの付与が生かせないのでほぼ使われていない。

《死神術士デスマーチ》の登場により【黒緑速攻】の強さに磨きがかかった。弱点であった召喚酔いするクリーチャーが多い部分を克服し、フルパワーではないにしろNew Divisionでも使われるほどの突破力を持っている。

また、《死神術士デスマーチ》【死神】【大邪眼B・ロマノフ】の優秀なブロッカーとしても採用された。

【黒緑速攻】のメタデッキに【白騎士】も使われた。
他のデッキにも、大量の小型ブロッカーにより《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の攻撃を止めることができるので、《白騎士の聖霊王 HEAVEN》まで耐えたり、S・トリガーに望みを託すことができる。
【バルガライゾウ】にはブロッカーのメタカードは基本入っていないが、【エンペラー・キリコ】には《氷槍 パラディン・スピア》でメタられている場合があるので注意したい。
数こそ少ないが、火文明入り速攻デッキ相手に《熱刀 デュアル・スティンガー》を早期にジェネレートされたら一方的に負ける展開になりやすい。

【死神】《死神盗掘男》《死神ハンド》などで相手を息切れさせる除去コントロールとして戦った。

【バルガライゾウ】《魔龍バベルギヌス》を獲得し、《超天星バルガライゾウ》からドラゴンを出したときに、今までよりゲームエンドに持ち込める可能性が上がった。
光文明はタッチでしか入らない【エンペラー・キリコ】とは違い、《光神龍スペル・デル・フィン》を気兼ねなく採用できるため、対【ナイトコントロール】でかなり強気に立ち回れる。
早期に9マナ支払って《ボルシャック・クロス・NEX》を召喚や踏み倒しすることで、【バイオレンス・フュージョン】マナ加速呪文や《バイオレンス・フュージョン》詠唱以外の行動を著しく制限できる点も優れる。

【ナイトコントロール】は前弾のデッキカラー白黒赤一辺倒だったのが今弾では白青黒も多くなった。
しかし【大邪眼B・ロマノフ】の終盤の粘り強さや、【バルガライゾウ】《光神龍スペル・デル・フィン》はかなり厳しい。

《キュート・ウィスパー》バニラながら《アストラル・リーフ》で最も扱いやすい進化元であり、【サイバービートダウン】が誕生した。《ツクモ・スパーク》を採用できるのがサイキック・クリーチャーに刺さっている。

炸裂サイクル手打ちもしやすい防御札として、色の合うデッキでよく採用された。闇文明の《炸裂の影デス・サークル》はクリーチャーであることを生かして墓地進化ともシナジーがある。

【カゲキリ速攻】【ジャイアント】、【ゼノン・ダヴィンチ】、【フェルナンドVII世墓地ソース】など、自身の強みを持つデッキならランクマッチでもそれなりに勝ち越すことができる。

なお、【ガントラビート】《戦祭の化身》を獲得した反面、超次元呪文は《運命の選択》の追加効果に寄与しないアンチシナジーがあるので鳴りを潜めている。
かわりに【超次元ビートダウン】が開拓された。(愛原ありさ氏によるサンプルレシピ

【ボルシャック・NEX】《ブレイブ・ルピア》の凋落で、「(コスト軽減は豊富とはいえ)コスト6のW・ブレイカーに、クリーチャーが1体付随する」という部分からどうやってゲームに勝つかをプランニングする必要のある上級者向けのデッキとなった。
リクルート込みで考えるとコスト6が3打点を生み出すのでそのままビートダウンする、《マッハ・ルピア》cipを連発して《ギャラクシー・ルピア》完成まで溜めてワンショットする、《コッコ・ルピア》を2体以上出して《ボルシャック・クロス・NEX》を素出しするなど、相手のデッキの傾向を読んで臨機応変に戦う必要がある。
一見派手さがない《聖霊龍騎スターダスト・NEX》だが、《コッコ・ルピア》から4ターン目に召喚した場合、4マナ7000のブロッカーとして壁になり、片っ端からのタップキルを可能にするシステムクリーチャーでもあるという超弩級のハイスペッククリーチャーである。

All Division限定だが、環境に多い【黒緑速攻】とのダメージレースに優位に立てる【ツヴァイランサー】が流行した。《アクア・バースター》《アクア・ハルフォート》で墓地に落とされない防御札というのも都合が良い。
また、同じくAll Divisionでは【カチュア】《魔龍バベルギヌス》を獲得したことによりリストの変化が起こっている。

第7回BATTLE ARENA [編集]

環境が、【黒緑速攻】など受けを放棄した速攻またはそれらにS・トリガーで対抗するコントロールの二極化が進んだのを見計らって、カウンターでシールド焼却により安全に勝てる【サードニクス】が開発された。
有利な相手が減るとこのデッキも少なくなった。

BATTLE ARENAで現環境でも【ナイトコントロール】は戦えるということが実証されたので使用率は上がった。

環境末期には、超次元ゾーンを使うデッキと使わないデッキに二極化された。
8枚入っていてもブラフだったり、ブラフとしての利用も放棄して1枚も入れていないというケースも珍しくない。

超次元ゾーンを使う側には【ナイト】【白青黒超次元】が該当する。

愛好家の多いハンデス戦術には、再録New Divisionでも使用可能となった《ゴースト・タッチ》と、唱えたそれを《時空の尖塔ルナ・アレグル》覚醒の達成に使える組み合わせが登場した。
加えて、《シークレット・クロックタワー》でボトム把握しつつ《時空の賢者ランブル》のクイズに正解するギミックも入れられる。
《天雷の導士アヴァラルド公》《超次元シャイニー・ホール》もすんなり入るので白青黒構築となる。(通称【ドロマー超次元コントロール】)
およびそれにプラスしてタッチの4色になる場合もある。

今弾は超次元ゾーンを使わない側が多い。
第7回BATTLE ARENAではベスト8の中では【ナイト】《超次元リバイヴ・ホール》2枚しかサイキック・クリーチャーを呼び出す手段が投入されていない。
【大邪眼B・ロマノフ】【エンペラー・キリコ】などの今弾で使用率の高いデッキにはいまいちシナジーがないというのも影響している。

サイキック・クリーチャーバウンスで制圧できるのが売りの【サイバービートダウン】も、環境に仮想敵が少ないので衰退した。

BATTLE ARENA前までは人気の高かった【大邪眼B・ロマノフ】は、《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》で露骨にメタられるようになったことから、使用率が低下した。
《大邪眼B・ロマノフ》は最速4ターン目はやや要求値が高く、墓地リセットも考えると不安定。《超神星 DEATH・ドラゲリオン》の盤面除去は、出たターンにワンショットする【エンペラー・キリコ】【バルガライゾウ】には無力という環境の逆風もある。
さらには依然として人気の高い【黒緑速攻】にもダイヤグラムで不利と、広く浅くしか勝てないということが浮き彫りになった結果といえる。

この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]

DMPP-14 「爆竜覚醒録 -DIABOLIC CRISIS-」 [編集]

2022年5月26日実装。

現環境でも使われているパワーカードの一部がNew Divisionで使用不可能になる。
【黒緑速攻】からは《ダンディ・ナスオ》《竜音のゼクス》《夢見がちモッフル》【バルガライゾウ】からは《龍仙ロマネスク》《光神龍スペル・デル・フィン》【5色コントロール】系統からは《竜極神》《霊騎幻獣ウルコス》《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》など多数のカードが脱退する。
【ガントラビート】《ガントラ・マキシバス》《運命の選択》《居合のアラゴナイト》《霊翼の宝アルバトロス》が使用不可能になり、完全に解体された。

まだ使えていたハイブリッド種族【アーク・セラフィム】【グランド・デビル】【ティラノ・ドレイク】)で軸となるカードたちも、この弾から本格的に使用不可能になっていく。

ただし【ティラノ・ドレイク】のうち《衝撃のロウバンレイ》《超竜騎神ボルガウルジャック》は依然として使用可能。前者は種族関係なくビートダウン、後者はドラゴンのデッキで使えることを覚えておきたい。

+  新たに「New Division」では使えなくなる主なカード

実装後の環境 [編集]

環境全体としては、低コストサイキック・クリーチャー超次元呪文の追加により、超次元ゾーンを活用するデッキの構築やプレイングの自由度が飛躍的に上昇した。
一方で、超次元ゾーンをほとんど、あるいは全く活用しないデッキも環境に多数存在する。

《アクア・メルゲ》《アクア・ジェスタールーペ》の登場により、All Divisionでの【ツヴァイランサー】が強化された。

《王機聖者ミル・アーマ》《超次元ドラヴィタ・ホール》等の登場で【白青黒超次元】も強化された。

バランス調整後(Ver.2.11.1) [編集]

2022年6月23日付けで3枚の能力の調整が発表された。
(参考:調整が加えられたカード (デュエプレ)公式HPの発表

その他 [編集]

実装から数日間、超次元呪文から本来出せないはずのサイキック・クリーチャーを出せる不具合が存在していた。[1]ランクマッチでこれを複数回行ったアカウントに対しては、禁止事項である「故意に不具合を利用し、ゲームを有利に進める行為」をしたとしてペナルティが課された。

この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]

  • 活躍したカード

DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」 [編集]

この時期に活躍したカード・アーキタイプ [編集]

  • 活躍したカード

参考 [編集]