【アカシック・サード】 (デュエプレ) [編集]

《電磁無頼アカシック・サード》の効果で召喚の難しいファッティを呼び出すことを目的としたデッキ

《アカシック・サード》を召喚して、相手のクリーチャーをタップさせてバトルし、強力なクリーチャーと入れ替える
TCG版とは能力そのものが変わっており、構築も大幅に変わっている。入れ替え候補は多数あり、構築の幅が広いのも特徴の一つ。

《電磁無頼アカシック・サード》を出した時点で入れ替えが警戒されるので、相手の召喚を抑制したり、実質ブロックアタックもされないクリーチャーとして運用することもできる。
運がよければそのまま殴り勝つことも可能。

殴り返しタップキルに特化しており、速攻ビートダウンとは比較的相性がいい。
一方、クリーチャーの数が少ないので【除去コントロール】は天敵。
《アカシック・サード》は軽量除去でも簡単に除去されてしまう。

またデッキからほかのクリーチャーが出尽くしてしまうと、《アカシック・サード》の能力が使えなくなりコンセプトが崩壊する。

ゴッド・カードの登場により、踏み倒しをしたいクリーチャーを1種類に絞りつつ、デッキ全体でクリーチャーを9枚以上入れることが可能になった。

同弾で手札に「火のクリーチャー」があればすぐにスピードアタッカー付与できる《運命の選択》も登場したため、余裕があれば火のクリーチャーを多く入れておきたい。
進化クリーチャーは《アカシック・サード》で選択されないため、《大噴火グレイト・プルーム》《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》のような試合中で使える可能性のある火のカードは《運命の選択》とのシナジーで採用価値がある。

New Divisionでは、DMPP-10が実装されると同時に《電磁無頼アカシック・サード》が使用不可能になった。

電磁無頼アカシック・サード R 水/自然文明 (2)
クリーチャー:サイバーロード/ビーストフォーク 1000
バトルする時、このクリーチャーを山札のランダムな進化でない《電磁無頼アカシック・サード》以外のクリーチャーと入れ替える。その後、山札をシャッフルする。

DMPP-18 [編集]

DMPP-16まではアンタップキラーの付与が《クエイク・ゲート》《スピア・ルピア》しかなかったため、白青緑がベースだった。
前者は、コンボ前にはほとんどクリーチャーが並ばない【アカシック・サード】と相性が悪く、後者は入れ替えの濁りになるので論外である。

DMPP-17で、アンタップキラーの付与に《勝負だ!チャージャー》《超次元グリーンレッド・ホール》が登場した。しかし、肝心の踏み倒し先はDMPP-17DMPP-18には「召喚によって」のゼニスが多数で、あまり優秀なものが登場していなかった。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》は軽量カードが多いこのカードではガチンコ・ジャッジで分が悪く、そもそもデュエプレの《鬼丸「覇」》は他に打点がないとワンショットには足りない。

主要カード [編集]

候補カード [編集]

呪文 [編集]

カード名文明解説
《ソーラー・レイ》手打ちできる軽量タップ呪文S・トリガー
《リフレクティング・レイ》1体タッパー 相手より解放文明が多ければ、呪文を墓地回収
《バリアント・スパーク》1体タッパー メタモーフで《ホーリー・スパーク》効果に
《クローン・ライトニング》条件次第で複数体をタップできる
《ドラコ・バリアー》条件付きシールド追加
《アポカリプス・デイ》相手が大量にクリーチャーを並べるデッキなら刺さる
《サーフ・スパイラル》防御札かつ、《アカシック・サード》をスムーズに召喚するための水単色マナ
《スパイラル・ドライブ》バウンスしつつ墓地の《アカシック・サード》を回収
《ブレイン・チャージャー》手札を減らさないマナブースト
《サイバー・ハンド》《サーフ・スパイラル》より軽い水単色の除去
《ダーク・リバース》墓地回収
《リバース・チャージャー》
《デーモン・ハンド》S・トリガー除去呪文
《炎獄スマッシュ》軽量除去呪文
《スクランブル・ブースター》即座に入れ替えが可能
《灼熱波》《センチネル・ドラゴン》などまで届く相手全体火力
《地獄スクラッパー》定番S・トリガー
《次元の霊峰》自然《アカシック・サード》をサーチ ゴッド・カード探索対象外
《フェアリー・ギフト》自然素で踏み倒したい大型を出す羽目になったときにあれば便利
《運命の選択》自然《アカシック・サード》をリクルート
《ナチュラル・トラップ》自然S・トリガー除去呪文
《セブンス・タワー》自然マナブースト
《フェアリー・ミラクル》自然マナブースト
《霊鳥と水晶の庭園》/自然バウンスサーチを兼ねる呪文。マナ基盤
《天使と悪魔の審判》/最大で2体を除去できるが、相手がパワー2000以下1体だとタッパーとして使えない
《神秘と創造の石碑》/自然《アカシック・サード》を倍加
《翡翠と紅玉の炸裂》/自然6000火力かつ《アカシック・サード》をマナ回収
《魂と記憶の盾》/軽量除去呪文
《憎悪と怒りの獄門》/S・トリガーの薄い【速攻】対策
《英知と追撃の宝剣》/ビッグマナでの1:4交換
《雷撃と火炎の城塞》/S・トリガーで3000火力1体タッパー
《執拗なる鎧亜の牢獄》//効果も優秀で、マナ基盤としても優秀
《バイオレンス・フュージョン》/自然サブフィニッシャー
《策略と魅了の花籠》/自然マナ基盤《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》対策
《クルセイド・チャージャー》/マナブースト 山からランダムにゴッドを手札に
《翔天と天恵の声援》/自然マナブースト 水限定の5000火力付き

ゴッド・カード [編集]

文明カード召喚するクリーチャー解説
/《竜極神》《竜極神ゲキ》cipで《アカシック・サード》をリアニメイト
《竜極神メツ》cipで相手に2000全体火力
《竜極神ゲキメツ》《アカシック・サード》が繰り返し除去された場合のフィニッシャー
/自然《G・A・E》《G・E・レオパルド》cipで山札から光のゴッド・カード(または光のクリーチャー)を手札に
※このデッキでは光のクリーチャーは手札に要らない
《G・A・ペガサス》cipで自然の呪文を手札に
《運命の選択》《次元の霊峰》《霊鳥と水晶の庭園》などが対象
《G・A・E・ペガサス・レオパルド》アンタッチャブル打点 対除去コントロールに
/《邪道外道神》《邪道神キキ》攻撃可能となった《マリブ・ダンサー》上位種として
《外道神カイカイ》《アカシック・サード》を除去する呪文を利用して1ドロー
《邪道外道神キキカイカイ》除去されるまで相手に窮屈な立ち回りを強いる
/《金剛修羅王》《金剛神ガナストラ》《月光の守護者ディア・ノーク》相互互換として
《修羅王ガラサラマ》《ウォルタ》上位種として
《金剛修羅王ガナストラ・ガラサラマ》《アカシック・サード》が繰り返し除去された場合のビートダウンに
/自然《炎地武神》《炎武神バルザック》cipで相手1体を6000以下ブロッカー破壊
強制なので《アカシック・サード》でバトルしたい相手に使わないように
《地武神オルメガス》ゴッド・カードを山札の一番上に固定できる
《炎地武神バルザック・オルメガス》《アカシック・サード》が繰り返し除去された場合のビートダウンに
/《烈流神》《流神ウンギョウ》軽量モヤシ
《烈神アギョウ》準バニラ
《烈流神アギョウ・ウンギョウ》最軽量ゴッド
//《超絶究極神》《超絶神ゼン》ターンの終わりアンタップする2回ブロッカー
《究極神アク》自分のゴッドが全員モヤシ
《超絶究極神ゼンアク》制圧力が高く、マナ基盤としても優秀
//自然《至高無上神》《至高神オービタル》アタックトリガーセルフハンデス
《無上神アンダーワールド》ゴッドをマナ回収
《至高無上神オービタル・アンダーワールド》《バイオレンス・フュージョン》で出せると強い

DP殿堂

呼び出し候補 [編集]

進化クリーチャー [編集]

DMPP-19 [編集]

DMPP-19で、非召喚で出しても効果が発動し、ランデスで相手の行動を鈍らせながらリソース源としても優秀な《偽りの王 ヴィルヘルム》が登場し、【アカシック・サード】はほとんどがそれを目指す構築になった。

基本は青赤緑の3色に、《ヴィルヘルム》+タッチで黒が入る4色デッキとなる。

試合が長引けば山札から《ヴィルヘルム》がなくなり、《アカシック・サード》の入れ替えが不発になってくるが、そもそも1回でも早期に《ヴィルヘルム》が出た時点でこちらがかなり有利なため、入れ替えが不発になるまで試合が続くことはほとんどない。

候補カード [編集]

カード名文明登場弾解説
《超次元リュウセイ・ホール》水/火/自然DMPP-17メインデッキで非クリーチャーのグッドスタッフ
《勝負だ!チャージャー》DMPP-17アンタップキラー付与
《超次元グリーンレッド・ホール》火/自然DMPP-17アンタップキラー付与
《ドンドン吸い込むナウ》DMPP-17汎用手札交換と条件付きバウンス
《偽りの王 ヴィルヘルム》闇/火/自然DMPP-19確定除去とランデスとマナブーストできるファッティ
《父なる大地》自然DMPP-19相手獣をマナに置き、マナの獣を引っ張り出す。場が空でも使え、殴り先の用意や疑似ランデスが可能
《復活と激突の呪印》闇/自然DMPP-20S・トリガー。モードでコスト6以下の非進化獣リアニメイト効果バトル

その他 [編集]

特にDMPP-17以降は《超次元リュウセイ・ホール》により超次元ゾーンに中型クリーチャーを圧縮できるので強化が進んでいる。

さらにDMPP-17で登場した《超次元グリーンレッド・ホール》および《勝負だ!チャージャー》であまりデッキを歪めずアンタップキラー《電磁無頼アカシック・サード》に付与させることが可能になり、光文明をデッキから抜くことも現実的になった。

DMPP-19期には踏み倒し先に《偽りの王 ヴィルヘルム》を獲得。ランデスと置きマナブーストで早期着地が成功すれば非クリーチャー主体という制約を感じさせないデッキパワーを発揮できる。

青赤緑t黒色のタイプはランクマッチマスターランク以上でも地雷レベルで見かけるデッキタイプになるほど強くなった。
しかし序中盤はほとんどバトル先を出してくれない【バルガライゾウ】は苦手。その欠点は、《父なる大地》《龍仙ロマネスク》といった無害なクリーチャーを無理やり出させることでなんとかなる。

デュエプレの1ターン限定アンタップキラーは召喚酔いに負けるため、その隙を《武装竜鬼アカギガルムス》で狙われるのは痛い。

参考 [編集]