公式ルール [編集]
デュエル・マスターズの公式ルールを解説する[1]。
なお、ここでは通常の1対1のデュエマについて述べる。多人数戦についてはそちらのページを参照のこと。
- ゲームの概要
- カードの情報
- ゾーン
- ゲームの準備
- ゲームの進行
ゲームの概要 [編集]
プレイヤーはクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりしながら、自らが操るクリーチャーで相手クリーチャーや相手プレイヤーを攻撃していく。
各プレイヤーは「シールド」と呼ばれる5枚のカードで守られており、相手プレイヤーを攻撃することでシールドをブレイクすることができる。[2]シールドを全て失った相手に攻撃してとどめの一撃を与えれば勝利である。
ただし、ブレイクされたシールドは手札に加えられ、それがS・トリガーまたはG・ストライクであればそのカードの能力を即座に使用できるため、そこから反撃することも可能である。これにより、逆転性の高いスリリングなゲームが楽しめるようになっている。
カードの情報 [編集]
カードに記載されている情報にはカード名、種類、文明、種族、コスト、マナ数、パワー、テキスト、カードイラスト、イラストレーター、フレーバーテキスト、レアリティ、カード番号がある。
ただし全てのカードに全ての情報があるわけではなく、パワーのようにクリーチャーだけに記載されている情報や、フレーバーテキストのようにカードごとにあったりなかったりする情報もある。
ゾーン [編集]
各プレイヤーのフィールドはそれぞれバトルゾーン、シールドゾーン、マナゾーン、山札、手札、墓地、超次元ゾーン、超GRゾーンという8つのゾーンで成り立っている。
なお、各プレイヤーがいつでもカードを確認できるゾーンを「公開情報」、一部もしくは全てのプレイヤーがカードの中身を見ることのできないゾーンを「非公開情報」と呼ぶ(ただし枚数はどのゾーンでも確認可能)。
表にすると以下の様な形でゲームを始める↓
ゲーム開始時点ではそれぞれ枚数制限があるものの、カードの効果によって枚数が各ゾーンの規定枚数より増えてもゲームの進行上問題はない。
(例:《怒流牙忍法 次元隠しの術》によって8枚以上超次元ゾーンにカードがある状態など)
ゲームの準備 [編集]
- デッキを各プレイヤーが1つずつ用意する。
デッキを構成するカードは通常カードが過不足なく40枚。サイキックおよびドラグハートが合計0〜8枚で、同じカード名のカードは4枚までしか入れられない。超GRは0枚かちょうど12枚でなければならず、同じカード名は2枚までしか入れられない。ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードは1セットしか入れられない。また殿堂入り・プレミアム殿堂などのレギュレーションも守る必要がある。
- デッキの確認をする。
お互いのデッキを交換し、メインデッキの枚数が40枚ちょうどであることを確認してシャッフルした後、相手に返す。返されたデッキはシャッフルしない。
- 超GRがある場合、12枚ちょうどあるかどうか確認後デッキと同じ要領でシャッフルする。
- デッキを展開する。
デッキを山札置き場に置き、サイキックおよびドラグハートを超次元ゾーンに置き、超GRの束を超GRゾーンに置く。同時に、デッキにゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードを入れている場合はそれらをバトルゾーンに置き、封印が必要なものは山札から指定された枚数分封印を設置する。その後山札の上からカードを5枚、裏向きのままシールドゾーンにシールドとして並べ、手札を5枚山札から取る。
- ジャンケンで先攻/後攻を決める。
ジャンケンに勝ったプレイヤーは必ず先攻となり、そのプレイヤー自身によって先攻/後攻を選ぶことはできない。
ゲームの進行 [編集]
自分と相手が交互にターンを行う。それぞれのターンは
- ターン開始ステップ
- ドローステップ
- マナチャージステップ
- メインステップ
- 攻撃ステップ
- ターン終了ステップ
という6つのステップから成り立っている。先攻1ターン目のみドローステップをとばす。また、追加でもう1ターン得るカードや、ターンを強制終了するカードも存在する。
- ターン開始ステップ
- マナとクリーチャーを全てアンタップし、ターンのはじめに解決する効果を全て解決する。
2017年3月25日ルール改訂以前はターン開始ステップの直後にアンタップステップが存在していた。
- ドローステップ
- 山札からカードを1枚手札に加える(ドローする)。ドローは強制である。先攻の最初のターンのみ、このステップを飛ばす。
- マナチャージステップ
- 手札からカードを1枚選び、マナゾーンに置くことができる。(>マナチャージ)
- メインステップ
- コストを支払って手札からカードをプレイすることができる。具体的にはクリーチャーを召喚する、呪文を唱える、クロスギアをジェネレート/クロスする、城を要塞化する、など。手札とコストがある限り、何枚でもカードをプレイできるし、逆に1枚もプレイしなくても構わない。
- 攻撃ステップ
- 自分のクリーチャーをタップして攻撃することができる。攻撃は1体ずつ順番に行う。攻撃対象として選べるのは、タップ状態の相手クリーチャーか、相手プレイヤー。ただし、このターンバトルゾーンに出たクリーチャーは原則攻撃できない。これを召喚酔いと呼ぶ。相手クリーチャーを攻撃した場合、バトルが行われる。詳しい攻撃の手順は攻撃のページを参照のこと。
- ターン終了ステップ
- 「ターン終了時に〜」などの効果を解決し、「ターン終了時まで〜」などの効果の有効期間が切れる。その後相手ターンへ。
より詳細な解説はステップのページに記載してあるので、併せて読んでおいてほしい。
参考 [編集]
ルールの項目も参照
基本的にブレイクするシールドを選ぶのはブレイクしているクリーチャーの持ち主である