予言者(よげんしゃ)クルト》 [編集]

予言者クルト C 光文明 (1)
クリーチャー:ライトブリンガー 500

DM-10で登場したライトブリンガー

デュエル・マスターズ史上初のパワー500のクリーチャー

通常、コスト1で相手プレイヤー攻撃できるクリーチャーは-1コスト分のデメリットを背負うため、デメリットを持たないクリーチャーでは本来パワーは0になる。

しかし文明を持つクリーチャーは時折パワーが+500されるという特徴があるため、1マナ500のクリーチャーとして存在することが可能であり、文明ゆえに存在するカードと言える。

《凶戦士ブレイズ・クロー》《ねじれる者ボーン・スライム》などのように、コスト1で相手プレイヤー攻撃できるクリーチャーには何かしらデメリットが付いている。
いわんや、パワー1000のクリーチャーにすらバトルで負けてしまうことがデメリットと言える。

入りの【速攻】での採用率は高く、必ずと言ってもいいほど4枚投入されていた。
後には同型再販《希望の親衛隊ラプソディ》が登場。両方採用して墳墓避けしたり、デッキに合わせて使い分けるのが良い。

環境において [編集]

登場早々【赤白速攻】の1コスト打点として就職。当時1コストウィニー基盤はまだ現在と比べ物にならないほど貧弱で、【赤白速攻】はデメリットらしいデメリットが無い1コストウィニーを《凶戦士ブレイズ・クロー》とともに8枚体制とできるだけでも強力であった。ただ、登場当初はまだブロッカーによる牽制戦術の地位が高く、【速攻】におけるパワーラインが重要視されていたため、評価はマチマチであった。

《ローズ・キャッスル》が登場すると、他のパワー1000以下のウィニーと共に評価を下げた。

DMR-05同型再販《希望の親衛隊ラプソディ》が登場。【白単速攻】系統では合計8枚体制にできるという意味が一番大きかった。

【白単速攻】では採用しやすいカードなのは確かであったが、イニシエート軸の白単においては《涼風の使徒ラプド》などに採用枠を譲る場合もあった。ライトブリンガーなので《サイレンス トパーズ》進化元に出来ないためである。

全盛期は【ドレミ団】が使われていた革命ファイナルであろう。2ターン目《タイム3 シド》着地に貢献した上に、デッキの同僚には《スベンガリィ・クロウラー》《奇天烈 シャッフ》といった妨害系、《音精 ラフルル》《時の法皇 ミラダンテXII》といったカウンター封じも満載であった。

その後、《予言者クルト GS》《「超愛の衛生姫」》などのノーデメリットメリット付きの単色1コスト打点が登場し、《忍式の聖沌 y4kk0》が登場した辺りから数合わせでの採用すらままならなくなった。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

比較対象 [編集]

派生カード [編集]

フレーバーテキストについて [編集]

  • DM-10版のフレーバーテキストにある「もっとも弱い者」という文言は、基本的に最弱のパワーであるこのカードの性質を表しているのであろう。因みに、このカードより前にこのカードの基礎パワーを下回る《緑神龍アンリストヴァル》を始めとする基礎パワー0ドラゴンサイクルが既に登場している。
    • パワーは低いものの、実戦での活躍から考えると決して弱いわけではないと言える。

カードイラストについて [編集]

メディアでの活躍 [編集]

  • 漫画「デュエル・ジャック!!」でこのクリーチャーのモノマネが出てきた話があった。そのモノマネは蹲った状態から両手にカサを持ち、頭に林檎を乗せるというなんともシンプルな物。
    さらに同上の漫画の4コマ漫画では人気獲得のためにかわいいクリーチャーショーに呼ばれたが、そのかわいい顔とは裏腹に毒吐きキャラとして登場した。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

関連カード [編集]

相互互換 [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-10DMC-17DMC-34DMPP-04DMPD-06DMPB-05
    もっとも弱い者のみが、その奇跡を予言していた。世界は混迷し、憎しみを生み続ける。予言を知っていてさえも、この事態は複雑すぎた。
  • DMC-68DMPB-02
    釣った魚は流れ作業ですぐ調理! さばいて、ダシ取り、鍋で煮たてりゃ、かんたん・おいしい料理のできあがり! バトルだって同じだぜ! サクっとさばいて、煮ちゃいなヨ!――予言者クルト
  • DMR-20
    侵略者の黒幕が、正体不明の正体、ギュウジン丸であることが判明したその頃、別の事件の黒幕も判明しようとしていた。その事件とは...「クルト罠にかかっちゃった事件」だ!目の前のおにぎりに夢中で気がつかないクルト...。しかし、そこには見え見えの罠が!
  • DMRP-15
    襲来した月光王国を迎撃に向かう十二神騎たち。その中で最も新参である「新時代の福音」が不安そうにしているのを見て、先輩騎士である「伝承の語り部」と「火玉の祈り手」が優しく声をかけた。「お前のことも我らが守る! 心配なぞ不要だ!」「この戦いが終わったら、一緒にクルトたちが待つ温泉に行こうぜ。約束だぞ!」
  • プロモ
    秋といえばお月見! さーて、まんまるーいお月見だんごをお供えしてくると……って、クルト〜!?
  • DMPB-03
    光文明の者たちは、サファイア・ウィズダムの叡智を真に受け継いでいるのは自分たちだとペンダットに思い込まされている。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]