知識(ちしき)精霊(せいれい)ロードリエス》 [編集]

知識の精霊ロードリエス P(R) 光/水文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。

DMC-52で登場した/エンジェル・コマンド
名前からも分かる通り《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の派生クリーチャー

《雷鳴の守護者ミスト・リエス》と能力を比較した場合、対象が「自分のブロッカー」に限定されたことでデッキを選ぶようになった。
相手に反応しなくなっているため《雷鳴の守護者ミスト・リエス》ほどのゲームへの決定力はなく、拘束力も失われている。

【ヘブンズ・ゲート】【ダイヤモンドリエス】など、ブロッカーを主軸としたデッキで活躍する置きドローであり、手札を気にせず次々とブロッカーを出していける。
種族エンジェル・コマンドと優秀であり、《聖霊王アルファディオス》などの進化元や、《巡霊者ウェビウス》及び《聖霊王アルファリオン》G・ゼロ要員となることが出来る。
特に《巡霊者ウェビウス》は相性が良く、そちらがブロッカーを持つため即座にドロー出来る。

自身がブロッカーを持っているのが非常に大きく、置きドロー能力が自身にも反応するため、実質キャントリップとなっている。
《ヘブンズ・ゲート》コスト踏み倒しすることも出来、自身を含めたブロッカーを2体を出せば即座に2ドロー出来る。先に出しておく必要がないため返しの除去を受けることがなく、テンポアドバンテージの面でも非常に強力である。
勿論、普通に打点を受け止めるブロッカーとしても機能し、ブレイクを受け手札補充が不要な時も完全に腐ることはない。

置きドローは、除去によって仕事をする前に退場してしまう安定性のなさや、出したターンのテンポアドバンテージの損失といった弱点を抱えているが、《知識の精霊ロードリエス》は自身がブロッカーを持つだけでそれらを解決しており、非常に完成度の高いカードに仕上がっている。

多色でありマナ基盤としても優秀。
《コアクアンのおつかい》《セブ・コアクマン》手札に加えられるカードであり、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》などの進化元にもなれる。

過去に殿堂入りしていた《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の名に恥じない、実践的な置きドローである。
ブロッカーの展開に特化したデッキ以外でも、多少なりブロッカーを使っているなら採用を検討出来る程のグッドスタッフ性を兼ね備えている。
勿論除去されないに越したことはないので、しっかりタイミングを見計らって出していきたい。

細かいルール [編集]

環境において [編集]

神化編環境において、【ロードリエスコントロール】及び【ハイドロ・ハリケーン】で活躍。
殿堂入りした《雷鳴の守護者ミスト・リエス》リペアとして利用され、G・ゼロを持つ《巡霊者ウェビウス》《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を大量展開することが可能だった。
【エンペラー・キリコ】への妨害手段として《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》も採用率を伸ばし、自身が進化元になれる点も都合がよかった。

【ヘブンズ・ゲート】でも採用されたが、この頃は下火でありメタに食い入る程ではなかった。

エピソード1環境に入ると、その展開力を使って【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】に利用されることがあった。

エピソード1環境後期に入ると多色超次元呪文の登場を機に、【5色コントロール】の性質を持った【ロードリエスコントロール】が誕生し活躍した。
ブロッカーの大量展開を基本戦術とする【ロードリエスコントロール】の中でこのタイプは極めて異質であり、主な役割は《超次元ごっつぁん・ホール》と《知識の精霊ロードリエス》で《フェアリー・ミラクル》のための5色を達成することと、《聖霊王アルファディオス》及び《悪魔神王バルカディアス》進化元となることであった。
展開戦術は行わないものの、《魔光王機デ・バウラ伯》《スペース・クロウラー》《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》《時空の支配者ディアボロス Z》などブロッカーの数はそれなりに多く、《知識の精霊ロードリエス》自身のグッドスタッフ性もあって十分運用が可能だった。
当時は【5色ロードリエスコントロール】と呼ばれることが多かったものの、デッキの性質や理念は【5色コントロール】である。

革命ファイナル環境から新章デュエル・マスターズ環境にかけては《聖霊王アルファリオン》軸の【ヘブンズ・ゲート】での入賞報告が散見された。

DMBD-06ではこのクリーチャーと同様の能力を持つ《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》が登場。《ロードリエス》と違ってコストは10だが、単色である点と攻撃が可能な点で勝る。【巨大天門】のようなデッキではこちらより優先されて採用されており、若干立場が苦しくなっている。

その他 [編集]

  • アニメ「ビクトリー」ではデュエマ狩りの二人が勝太戦とべんちゃん戦で使用。いずれも《巡霊者ウェビウス》と組んだが、ドロー能力は使用しなかった。勝太戦ではフィニッシャーとなった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

知識の精霊ロードリエス VR 光/水文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000
ブロッカー
相手プレイヤーを攻撃できない。
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。

DMPP-09EXで実装。派生元の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》と同様、ドロー条件に5枚以下の制限が加えられ強制効果になり、レアリティベリーレアに格上げされた。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]