《フォーチュン・スロット》 [編集]
山札を表向きにして、その中からクリーチャー、呪文、クロスギア、城をそれぞれ1枚ずつ手札に加えられる。 クリーチャーとそれ以外のカードを、3:1や2:2程度にする通常の構成ならば、高確率で最低2枚は引くことが可能。コスト論的には2枚引ければ充分であり、3枚引ければ御の字といったところである。 もちろん低確率ながら1枚しか引けない事も起こり得るのだが、その場合も4枚から1枚を選択出来るため、完全に2ドローの劣化とは言えない。使ってみて初めてわかるタイプの強さを持つカードであると言えよう。 これまでのほとんどのドロー呪文は《エナジー・ライト》や《トリプル・ブレイン》と言った、定番ドローソースの採用率の壁をことごとく越えられていないが、このカードは中々の期待株と言える。 なるべく4種のカードを万遍なく使用したデッキで使いたいが、そもそもクリーチャーや呪文の合計が過半数を割るデッキタイプはほとんどない。 また、普通のデッキでも採用は充分に検討出来る。山札を4枚掘り進んでカードを選択するため、《ネオ・ブレイン》などよりも狙ったカードを加えられる可能性が高い。 一見、ギャンブル性も高く不安定に見えるが、堅実に手札の質を高めてくれるカードである。相手に見せる事を厭わなければ、デッキによっては《ネオ・ブレイン》よりも選択肢が多く、時に3枚以上ドロー出来るカードとなる。 その他、各種シノビ等「持っている事が重要である」タイプも、引きやすくなる上、相手に心理的なロックも掛けられる。ハンデスが怖い時はマッドネスを選び、ハンデス対策も可能。 環境において [編集]登場当初は「良くて《ネオ・ブレイン》程度の効果」と酷評されていたが、程なくして2枚手札に加えることが容易な上に山札の上4枚から選べる性能が一定の評価を受けた。だが、それでも不安定なため賛否の分かれるカードであった。 2011年1月15日に《サイバー・ブレイン》のプレミアム殿堂によってこのカードが注目され、特に緑の入る多くのデッキで使用された。 だがその約11ヶ月後のDMR-03で《ドンドン吸い込むナウ》が参入すると、それ以降居場所を奪われがちな状況が続くことに。あちらは1枚しか手札に加えられないもののバウンスも行えるという汎用性の高さがウリ。 2021年1月中旬のチャンピオンシップを優勝した【ライベルモットループ】には2枚投入されていた。 ルール [編集]
その他 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
DMPP-11で実装。この手のカード共通の、山札に戻すときの順序がランダムになる変更以外は、TCG版と同じスペックで収録された。 フレーバーテキスト [編集]関連カード [編集]収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]タグ:
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