《ボルシャック・大和(やまと)・ドラゴン》 [編集]

ボルシャック・大和・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000+
スピードアタッカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
W・ブレイカー
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。

DM-26で登場したアーマード・ドラゴン/サムライ。当初以来約14年間アーマード・ドラゴン単種族だったが、DMBD-16発売に伴うエラッタによりサムライが追加された[1]

《ボルシャック・ドラゴン》転生版であり、勇ましい武者鎧を身につけた姿。

《ボルシャック・ドラゴン》のあからさまな完全上位互換であり、6コストでスピードアタッカーW・ブレイカーは、極神編時点のコスト論で見てもオーバースペック気味。《ボルメテウス・武者・ドラゴン》へのサポートは全くメリットとして換算されていないのだろう。

当時使用禁止カードだった《ガルベリアス・ドラゴン》を除けば、初のコスト6のスピードアタッカーW・ブレイカーを併せ持ったクリーチャーでもある。

登場当時はW・ブレイカー持ちのスピードアタッカーとしては使いやすい方であり、ある程度マナが伸びるビートダウンである【マルコビート】【連ドラ】などのアタッカーとして活躍したが、DM-38《爆竜 GENJI・XX》が登場したことにより第一線を退いている。あちらは基本パワーが1000高いので《威牙の幻ハンゾウ》に引っかからず、パワーアタッカーよりブロッカー破壊の方が活躍の機会が多い。また、フレイム・コマンドサムライを併せ持ち、種族もそちらの方がより恵まれているためである。

更にエピソード1では《超次元シューティング・ホール》から出せる《ガイアール・カイザー》が登場。サイキック・クリーチャーゆえの使い勝手の違いはあるが、《爆竜 GENJI・XX》とともに広く使用された。
その後、DMX-08ではGENJIと似たスペックの《鬼カイザー 「滅」》が登場。革命編では公式大会でも使える《ガルベリアス・ドラゴン》が収録されるなど、似たようなスペックスピードアタッカーW・ブレイカーは数を増やしている。

  • DM-26の看板カードの1つとしてシークレット版が存在し、そちらの色づかいは青系で、完全に別のイラストになっている。DMX-19版もこちらのイラスト。
  • アニメでも勝舞が度々使用している。
    • 「デュエル・マスターズ ゼロ」第8話で初登場。勝舞が元々持っていた《ボルシャック・ドラゴン》が強化・変化した姿。登場後は多くのデュエルで大活躍し、同じく出番のかなり多い武者と共に力を発揮する事もしばしば。
      「クロス」第39話と第40話では、1つのデュエルで初めてデッキに大和が2枚入っていた。また「クロス」第38話では勝利が初めて大和を使っていたが、59話では元祖《ボルシャック・ドラゴン》を使っている。
  • 「クロスショック」第1話では、勝舞勝利戦で使用。勝利によると《武者・ドラゴン》と《大和・ドラゴン》は、「ボルシャック渓谷で互いに切磋琢磨したよき友でありライバル」であるという。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最新バージョンの性能 [編集]

ボルシャック・大和・ドラゴン VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 6000+
スピードアタッカー
バトル中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
W・ブレイカー
自分の名前に《武者》とあるカードの能力や効果によって、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊する時、パワー6000以下ではなく、パワー12000以下のクリーチャー1体を破壊する。

DMPP-09にて登場。レアリティベリーレアになった。

パンプアップバトル中のみになり、破壊上限を拡張する効果武者全体に及ぶようになった。

パンプアップ能力が攻撃中からバトル中に変更され、初期から所持しているBASIC《ボルシャック・ドラゴン》完全上位互換ではなくなった。殴り返しには多少強くなったが、S・トリガーには若干弱くなった。
しかし、6000火力を持つS・トリガーは少ないため、殴り返しに強くなったぶんどちらかと言うと強化されている。

《武者》の名を持つカードを強化するため、《武者ザンゲキ剣》パワー12000まで焼ける様になった。

また、「パワー6000以下のクリーチャーを破壊できる能力」を持つクリーチャーに《竜装 ムシャ・レジェンド》をクロスした場合のみ起こっていた変な現象もなくなり、名前に《武者》を追加した場合や《武者》に1体破壊の付与なら、ちゃんと12000火力になるようにデザインされた。

アップデート履歴 [編集]

  • Ver.2.4.1では、テキストと処理を一致させる目的で、処理はそのままにテキストが変更された。変更前のテキストは以下の通り。
    自分の名前に《武者》とあるカードの能力や効果によって相手のクリーチャー1体を破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャー1体を破壊する。
    • この置換効果なテキストだと前述の問題があり、さらに強制であったためパワーが12000より大きいクリーチャー破壊できる能力を持った武者が登場してしまうと、このクリーチャーがいると除去可能な範囲が小さくなることになってしまっていた。

2021年5月27日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの91日間、種族にサムライを持っていなかった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31634/
[2] 直前に《ロッポ・ロッポ》《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を庇うシーンがあり、一方で《大和・ドラゴン》には場に出た描写もヘヴィ・デス・メタルの能力を逃れた理由の描写もないため、この2体目の《大和・ドラゴン》は《武者・ドラゴン》のミスである可能性が高い。
[3] 2021/05/27 Ver.2.4.0にて《武者ザンゲキ剣》で検証した結果
[4] ソース:https://youtu.be/5kMZGySsS-Q?t=883