《ダイヤモンド・カスケード》 [編集]

ダイヤモンド・カスケード C 自然文明 (5)
進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000
マナ進化−自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
このクリーチャーが出た時、スノーフェアリーをすべて、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、スノーフェアリーをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。

DM-32で登場したマナ進化スノーフェアリー

3体目のスノーフェアリー進化クリーチャー
マナ進化だが、能力的に【スノーフェアリー】専用の進化クリーチャーである。

《ダイヤモンド・ブリザード》と違い、墓地のスノーフェアリーはマナゾーンへ置かれる。上手く扱えばマナゾーンの枚数を維持したまま大量のスノーフェアリー回収できる。

《カラフル・ダンス》などの墓地肥やしから繋いだ場合、マナゾーンからまとめてスノーフェアリーを回収しつつ、一気に大量のマナブーストをすることが可能。
スノーフェアリーデッキを固め、大量の墓地肥やしからこのクリーチャーを出せれば、スノーフェアリーの大群を並べることができる。
逆に、このカードを使うならば何らかの墓地肥やしは必須と言えるだろう。

《ダイヤモンド・ブリザード》と比べると、大分使いやすくなっている。
【スノーフェアリー】であるならば、こちらもかなりの爆発力を発揮できるだろう。

  • スノーフェアリー指定であるため、タマシードや呪文であっても回収可能。昔のカードならではの緩さが幸いしたか。
  • カスケード(Cascade)とは階段状に緩やかに繋がる一連の小さな滝のこと。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ダイヤモンド・カスケード VR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000+
マナ進化-自分のマナゾーンの自然のクリーチャー1枚
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから《ダイヤモンド・カスケード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限になるまで自分の手札に戻してもよい。そうした場合、自分の墓地にある《ダイヤモンド・カスケード》以外のスノーフェアリーをすべてマナゾーンに置く。
自分の他のスノーフェアリー1体につき、パワーを+1000する。
パワード・ブレイカー

DMPP-15で実装。レアリティベリーレアになり、条件付きパンプアップパワード・ブレイカーを得た。

採用先として【ダイヤモンド・ブリザード】が真っ先に思い浮かぶ。しかし現在の【ブリザード】は墓地肥やしを行わないため、マナの枚数を維持しつつこちらを上手く使うには一工夫が必要。
展開したスノーフェアリー除去された際の切り返しや、《アポカリプス・デイ》で場をリセットした後ならマナを減らさずに使える。
またマナに落ちた《ダイヤモンド・ブリザード》の回収を行える貴重なカードでもある。

ナーフによってパンプアップ値が下がったものの、他に1体でも自分のスノーフェアリーがあればW・ブレイカーにはなれる。ただし7体までの盤面制限があるため、自身の能力の範囲ではそれ以上の打点増加は見込めない。

  • スノーフェアリーデッキの核になりうるカードだが、「カスケード」に「カス」と入っているためかカード名をそのままデッキ名に設定することができない。

環境において [編集]

DMPP-15期のAll Divisionではやや下火になりつつあった【ダイヤモンド・ブリザード】に猛烈な強化をもたらした。
それまで小刻みなシールドブレイクが主体、かつ全体除去からのリカバリ手段に乏しかった【ブリザード】に、ワンショット手段とナーフ前の《ブリザード》を彷彿とさせる継戦能力を与えた。
また墓地リソースを活用しやすくなったため、《アポカリプス・デイ》を無理なく採用可能にさせた。
一方でNew Divisionでは《ダイヤモンド・ブリザード》等のスノーフェアリーが既に使用不可となっていたが、【ダイヤモンド・カスケード】【白黒緑超次元】メタデッキとして一定の活躍を見せた。

DMPP-16期でも【ダイヤモンド・ブリザード】All Divisionで猛威を揮ったため、2022年10月27日付でこのカードのナーフが決定。この時期の【ダイヤモンド・ブリザード】は、使用率20.9%、勝率56.3%を誇っていた。《カスケード》を召喚して、マナゾーンの《カスケード》を回収し、墓地の《カスケード》を新たな回収候補としてマナゾーンに装填する永久機関じみた動きを見せることもあった。
また盤面展開とマナブーストの両立や《秋麗妖精リップル》の存在などから《復活の祈祷師ザビ・ミラ》と好相性である事が発覚してからは《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》をフィニッシャーに据えた黒緑型の【ダイヤモンド・ブリザード】も環境で見られるようになった。
こちらのデッキでは《カスケード》は序盤は自壊した《霞み妖精ジャスミン》や処理された小粒のスノーフェアリーでマナを伸ばし、終盤は《ザビ・ミラ》で破壊したスノーフェアリーでのマナの回復や手札補充などを行う重要な役割を担っている。

2022年10月27日メンテナンス前のテキスト [編集]

ダイヤモンド・カスケード VR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000+
マナ進化-自分のマナゾーンの自然のクリーチャー1枚
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのスノーフェアリーを、手札の上限になるまで自分の手札に戻してもよい。そうしたら、自分の墓地にあるスノーフェアリーをすべてマナゾーンに置く。
自分の他のスノーフェアリー1体につき、パワーを+3000する。
パワード・ブレイカー

墓地・マナゾーンからの回収対象に《ダイヤモンド・カスケード》も含まれており、パンプアップが+3000であった。

墓地やマナの《ダイヤモンド・カスケード》を回収することで再利用したり、1ターンに複数並べることも可能であった。

他に1体でも自分のスノーフェアリーがあればW・ブレイカーになれ、それ以上の打点増加も可能であった。

  • TCG版の十王篇期のカードである《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》と、「バトルゾーンに進化元がなくても出せる進化スノーフェアリー」「条件1枚につき+3000されるパワード・ブレイカー」「複数のハンドアドバンテージを得られる」の共通点が見られた。未来の世代のカードを彷彿させる能力を得ているとなれば、高いカードパワーも納得できる。
  • 登場時の能力の一つが以下のテキストだった。
    バトルゾーンに出た時、スノーフェアリーをすべて、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうしたら、スノーフェアリーをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。
    • 表記上のミスであり、このテキスト時にもマナ回収は手札の上限枚数だけ行われた。回収できなかった分が墓地に置かれ、アンタップインでマナに置かれる、と言ったマナ回復の動きはできない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM24-EX1
    ハラグロX、それは超獣世界最強にして完璧なアイドル。その完璧さを汚さぬよう、ファンは塩対応を求めるという。
  • DMPP-15DMPD-08
    世界に再び妖精が溢れ出す!

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.相手の《地封龍 ギャイア》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ダイヤモンド・カスケード》を召喚しました。どうなりますか?
A.マナ進化はカードを重ねた状態でバトルゾーンに出ますので、マナ進化したクリーチャーは進化元と一緒に《地封龍 ギャイア》の置換効果によってマナゾーンに置かれます。この進化元は召喚の手順によってどこでもないゾーンを経由したため、新たにマナゾーンに置かれたカードとして扱いますが、ゾーンを移動していないので、位相は変化しません。
引用元(2020.12.15)