光 [編集]
特性である文明の1つ。背景ストーリーにおける光文明についてはそちらを閲覧されたし。
黄色い色と光輪のようなマークで表される。MTGに対応させて「白」とも呼称される。
ブロッカーの多さやクリーチャーのタップ・アンタップなどが特徴。
自分のクリーチャー全体をパンプアップすることも得意であり、これらによって統率の取れた強固な軍団を築く。
また、攻撃制限を無効化したり、逆に相手の攻撃や呪文の使用をロックすることも光の得意な分野である。これは法を信奉する者として「ルールの制定・変更」を担っているからであると思われる。
闇や火のように相手のクリーチャーを直接破壊する手段はほとんどないが、タップキル戦術を取れるため、水よりは破壊を行いやすい。自然も今やマッハファイターを手に入れたため、文明中2番目に破壊が苦手と言える。
今はシールド送りという回収が難しい除去手段を持ったカードが増えていっているため、そちらが主な除去手段になっていくだろう。
タップキルを意識してか、《予言者クルト》のように他の文明のクリーチャーよりも少しパワーが高めに設定されたクリーチャーが一部に存在する。
黎明期の背景ストーリーにおいて光が支配的な地位にあったのもその設定の一因であった。
しかし、タップキル戦術が下火になっているのか、この傾向はだんだん薄まってきており、いまではマッハファイターを持つ自然の方が高パワーが目立ってきている。
呪文の扱いに長ける文明であり、呪文をマナゾーンや墓地から回収したり、呪文をコスト踏み倒しで使えたりするものが多い。逆に、ロックやコスト加重で呪文を相手に使えにくくしたりすることも。
シールドに関する能力も豊富で、シールド追加能力を持つカードが多く、除去能力も前述の通りシールド送りが多く、「シールドゾーンにカードが置かれた時」に誘発する能力も多い。しかし、シールド追加はEXライフの登場で特異性は薄れてきており、シールド送りもシールド回収が増えて来ているため、有力な除去手段と言えなくなっている。
ブロッカーやロック、シールド追加など、コントロール向きな能力は他の文明より目立つものの、光だけでは除去や手札補充手段が乏しいため、だいたい他の文明のサポートが必要になることが多く、光単色のコントロールデッキは実はあまり多くはない。
白単や準白単となると、コントロールのイメージよりもビートダウンやコンボ方面をイメージする人も少なくないだろう。
アタッカーには《予言者クルト》と《希望の親衛隊ラプソディ》といったコスト1がおり、《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》や《正義の煌き オーリリア》などで、相手の防御札を封じてリーサルを安定させるカードもある。
2ターン目から《ミラクル1 ドレミ24》や《ナゾの光・リリアング》などで《超次元サプライズ・ホール》や《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱えて一気に2面展開するなど、序盤から優れた展開力を見せることもある。
特に火を交えて2色にした【赤白速攻】は環境で何度も頭角を現している。
溜めるタイプでは《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》やメタリカを使うことでクリーチャーが横並びする。
最速3ターン目にリソースを爆発させる呪文では、《転生ノ正裁Z》から《煌世主ノ正裁Z》など各種サバキZに繋げる動きがある。非公開ゾーンを利用するため安定性は低いが《クリスティ・ゲート》も決まれば強力。
このように、クリーチャー・呪文共に自身の動きを押し付ける動きを大幅に補強するカードは多数である。
高い汎用性を誇る《天災 デドダム》と《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》がマナを伸ばすデッキ全般で使われるようになってからは、そのどちらにも共通色がない光はグッドスタッフとして組み込みにくい不遇文明とされることが多かった。《ヘブンズ・フォース》も2020年12月にプレミアム殿堂し、速度目的の光採用もできなくなった。目立った活躍は【ヘブンズ・ゲート】亜種か、単体性能がずば抜けた《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》や《龍風混成 ザーディクリカ》目的の混色デッキ、水ドラゴンを利用して革命チェンジする《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》と《時の法皇 ミラダンテXII》ぐらい。
来たるDM23-EX2、光にとって汎用カードになりうる《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》が登場した。これによりエンジェル・コマンドの価値が急上昇。デッキのほとんどを光単色か光入り多色で組む【白赤カウンター】と呼ばれるデッキが誕生することになる。
同パックの《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》も単体性能がずば抜けたカードのひとつであり、こちらも白を含むあらゆる混色デッキで採用されている。【ヘブンズ・ゲート】亜種も《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》の獲得で強化された。
- 光文明と呼ばれることも多いが、あちらは正式には背景ストーリーの用語である。
- カードの能力テキストでは「文明」「光」という単語は使われているが、「光文明」という単語は使われていない。これは他の文明にも言えることである。
- MTGで光に当たる色は白だが、光の色は基本的には黄色で表現される。
- 超次元呪文は自然・水と並んで平凡である。サイキック・クリーチャーもトリッキーであり、デッキのコンセプト(例:相手にロックをかけるデッキ、【ヘブンズ・ゲート】のような元々大量のブロッカーを召喚するデッキなど)に応じて使い分ける必要がある。
主な役割 [編集]
光の種族 [編集]
参考 [編集]