光器(こうき)アマテラス・セラフィナ》 [編集]

光器アマテラス・セラフィナ SR 光文明 (7)
クリーチャー:メカ・デル・ソル 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から、コストの合計が4以下になるよう、好きな数の光または闇の呪文を選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。選んだ呪文を、コストを支払わずに唱える。

DM-39で登場したメカ・デル・ソル
名前や能力から、《蒼狼の始祖アマテラス》転生版、または調整版であることがうかがえる。

本家と比べ、まず選べるカードが呪文に限定されてしまっており、クロスギアリクルートすることができない。
次に、またはのみという文明制限がかかり、汎用性が下がっている。コスト4までの呪文クロスギアを問わず自由自在に扱う、という《蒼狼の始祖アマテラス》の強みが、格段に抑えられたといえるだろう。

しかし、こちらが本家に勝る点は複数の呪文を撃てるという点である。
たとえば《ゴースト・タッチ》を2連打した場合、《スケルトン・バイス》と同じ効果が得られる。これを生かすことで、本家《蒼狼の始祖アマテラス》とは異なったデッキで活躍させることができる。

《蒼狼の始祖アマテラス》にも言えることだが、サイクロン呪文とは強力なシナジーを発揮する。特に、《バイス・サイクロン》を連打した場合、それだけで4枚もの手札差がつくことになる。

また、覚醒編から多くの種類が生まれた、コスト1の呪文をまとめて放つことにより、強力な効果が期待できるかもしれない。
《ブラッディ・クロス》を4連打することで、互いの山札を8枚削りライブラリアウト戦術が狙える。ただし自分は《ブラッディ・クロス》自体を山札から引き抜いて使うことより、計12枚分減ってしまうので注意

本家と同じように4マナ呪文を唱えても十分強い。革命編環境においては、4枚積みの多いビートダウンや単色デッキの人気が増加していることから、《炎獄スマッシュ》確定除去を狙ったり、《天使と悪魔の墳墓》の破壊&ランデスで大量のアドバンテージを稼いだりするのも有効。特に《天使と悪魔の墳墓》は、これ自体が多数積まれるものではないため、山札から直接唱えることが出来るこのカードとの相性も良い。

《魔光帝フェルナンドVII世》など、「墓地に呪文が多くあればあるほど強くなるカード」のサポートとして一役買ってくれるだろう。

《百発人形マグナム》が存在する場合、コスト踏み倒しした分だけクリーチャー破壊しなければならない。《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》などで防ぎきることができるので、構築の段階で予防しておこう。

《母なる紋章》《爆進エナジー・スパイラル》《再誕の社》などの強力な呪文を撃つことができなくなったので、根本的に運用法が異なると考えて使うべきだろう。
ちなみに、殿堂入り呪文である《魂と記憶の盾》コスト踏み倒しできるというハイスペックさはそのまま受け継がれているようだ。

後述の再調整版にあたる《龍素記号Og アマテ・ラジアル》(水の呪文のみを踏み倒せる)登場以降も、地味ながら様々な運用方法が考案されていた訳だが、再々調整版の《クイーン・アマテラス》の登場以降はかなり難しい立場に置かれることになる。
元となった《蒼狼の始祖アマテラス》の調整版というよりは上位種的なスペックを持つあちらは、使い方次第では《アマテラス》を上回るカードパワーを発揮する。
《龍素記号Og アマテ・ラジアル》はコスト域が異なるので《ヒラメキ・プログラム》から8コスト域に繋げられる事、そしてドラゴンだというギリギリの立場を保っていた。その一方で、こちらは種族サポートはやや弱めのメカ・デル・ソル
進退窮まったかと思いきや、《蝕王の晩餐》の登場によって少しは挽回できた形になるだろうか。《龍素記号Og アマテ・ラジアル》では対応できない闇の呪文なので、ここから繋げれば8コスト域に繋げるコンボが可能。同時に《ブラッディ・クロス》《ロジック・サークル》を唱えれば独特の動きが期待できる。

のちに《遣宮使 ネオンクス》の登場により、「《ロジック・サークル》《オールデリート》山札の上に固定して《蝕王の晩餐》でこれを《ネオンクス》にヒラメいて、《ネオンクス》で山札の上の《デリート》を唱える」というコンボが登場。《ネオンクス》の登場した時期には《伝説の禁断 ドキンダムX》の採用率が下がっていたため、いわゆる「禁断ミラー」になりにくく、環境的にも合っていた。この頃には《法と契約の秤》で早出しも効くようになっており、そういう意味で4ターンキルも比較的簡単になっている。
なお、このコンボは《ネオンクス》より7年以上前に登場した《蒼の潮流スーパー・スペル・グレートブルー》で代用することも可能である。また、4ターンキルには3ターン目までにチャージャー呪文を打ちつつ、《戦略のD・H アツト》《【問2】ノロン⤴》で《ネオンクス》と《アマテラス・セラフィナ》を墓地に落としておかなければならない為、手札への要求が高い。

  • DM-39スーパーレアは総じて派手なカードが多いが、このカードは唯一地味な扱いを受けている。このカードを活かすならば、専用デッキを構築するのが良いだろうか。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

光器アマテラス・セラフィナ VR 光文明 (7)
クリーチャー:メカ・デル・ソル 7000
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札からコスト4以下の光または闇の呪文を探索する。その中から、光と闇の呪文を1枚ずつ公開し、コストを支払わずに唱える。その後、山札をシャッフルする。

DMPP-15で実装。レアリティベリーレアになった。
TCG版とは使い勝手が大きく異なる。
探索になり、のそれぞれでコスト4以下の呪文を唱えるようになった。唱える呪文によっては合計5~8コスト分の呪文を唱えることが可能であり、サイキック・クリーチャーを2体展開するような立ち回りも可能である。一方でコスト1や2の軽量呪文を3~4枚唱える、またはのみで呪文を唱える(例:《ゴースト・タッチ》を2枚唱える)といったプレイは不可能になった。そのため、最大限の性能を発揮するには両文明で呪文を採用する必要がある。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]