ダイレクトアタック [編集]
その攻撃を受ければ、ゲームに敗北する攻撃のこと。もしくはそれによって勝利すること。
シールドがない状態でプレイヤーが攻撃を受ける時、攻撃を防御できなかったプレイヤーはゲームに敗北する。
デュエル・マスターズにおいて、ダイレクトアタックはいつの時代でも最も基本的な勝利条件である。
相手プレイヤーのシールドが1枚でも残っている状態ではダイレクトアタックではなく、勝敗は決しない。《魔の革命 デス・ザ・ロスト》のように、攻撃中に相手のシールドをブレイクする能力を持ったカードは、相手のシールドが残っている状態でもダイレクトアタックを通すことはできるが、やはりこれも相手のシールドを0にするからダイレクトアタックが通るのである。つまり、相手へのダイレクトアタックが成立したのに、相手のシールドが残っているという状態は原則存在しないのである。(例外:カードの効果による「シールドがあっても直接攻撃になる」という指定。101.1. カードの効果はルールに勝つ)
ルール [編集]
- 確認するのはシールドが「ある」「ない」の情報のみ。シールドがない状態なら、たとえ《完全決闘》の「ブレイクされない」効果でプレイヤーを保護していたり、シールド・セイバーを準備していたとしてもそれらの適用タイミングはなく、ダイレクトアタックの敗北は防げない。
- 余剰ダメージ・貫通ダメージの概念はない。例えば、相手のシールドが1つの状態でW・ブレイカーをしても、1点がシールドを割り、もう1点分がプレイヤーへの攻撃扱いとなるといった処理はなされない。シールドの残りを上回るブレイク数は、シールドが0になった時点で終了になる。
- 敗北回避のカードテキストでは、多少の表記ゆれはあるが、ダイレクトアタックのことを「相手のクリーチャーの攻撃によって、相手がゲームに勝つ時」と表記している。
- 逆にダイレクトアタック以外のことは「クリーチャーで攻撃する以外の方法」などになる。
廃止されたルール [編集]
(2025年10月17日ルール変更前)シールドがあるなしに関係なく、相手のプレイヤーに攻撃することも「ダイレクトアタック」だった。
ルール変更前のデュエル・マスターズ総合ゲームルールではこの定義だったが、一般的な「ダイレクトアタック」の認識とは異なっていた。詳しくは、ダイレクトアタックステップにて解説。
その他 [編集]
- デュエマの基本的な勝利条件の1つにして、プレイヤーからは可能な限り別の手段が模索される難儀なものでもある。
- 正確にはダイレクトアタックそのものではなく、ダイレクトアタックに至るまでの過程にかなり多くの逆転のリスクがはらんでいるからである。シールド焼却をしないシールドブレイクするデッキでもカウンター封じを搭載するのはもはやほぼ常識となっており、公式にも「逆転を封じることもカードゲームだ!」とネタにされた。
- ダイレクトアタック以外の勝利条件は、「相手の山札が0(ライブラリアウト)になる」、「自分が特殊勝利する」、「相手が特殊敗北する」がある。
- 上に挙げたような勝利条件とは異なるが、投了によっても試合を終わらせる事ができる。ダイレクトアタックが通りそうな時、S・トリガーなどの反撃手段に期待できない事が明らかな場合は投了するというプレイヤーも少なくない。
- シールドが1つもないプレイヤーに攻撃することを誘発条件とする能力には革命0トリガーが存在する。
- よくダイレクトアタックが通って負ける時、「参りました」の意を込めて、相手に手札を全部見せる人がいるが、ルール上そんなことをする必要はない。手札にニンジャ・ストライクや革命0トリガーなどのダイレクトアタックを阻止する手段がないということを示すための行為だろうが、普通に「参りました」の意思を伝えられればどんな方法でもいい。
- 漫画やアニメの影響で「とどめ」と宣言する人も多い。地域によっては「プレイヤーアタック」、「直接攻撃」、「チェックメイト」、「直(接攻撃)」など呼び方は様々であり、どんな呼び方だろうとダイレクトアタックに含む。
直接攻撃 [編集]
DM25-BD3で登場した漢字表記。
伝説龍剣 ガイLEGEND VIC 火文明 (100) |
ドラグハート・ウエポン |
これを装備したクリーチャーは、パワーを+1000000され、相手に直接攻撃できる。(相手プレイヤーを攻撃して攻撃先が変更されなかった時、その攻撃はシールドがあっても直接攻撃になり、相手はゲームに負ける) |
龍魂解放前⇒《ガイアールの伝説》 |
- 「攻撃を中止」は、攻撃先を変更する効果ではないため、注釈文の受け売りなら相手はゲームに負けることになりかねない。無論「直接攻撃」が「攻撃を中止」で止まらないという裁定が出ると想定するのもおかしな話ではあるか。
その他 [編集]
- ありきたりな単語の組み合わせなので仕方ないとはいえ、別のカードゲームである遊戯王OCGにも「直接攻撃(ルビは、ちょくせつこうげき)」についてのルール整備がある。トゥーンモンスターや《人造人間7号》などが持つ。
参考 [編集]