《パワード・スタリオン》 [編集]
パワード・スタリオン SR 自然文明 (3) |
クロスギア |
これをクロスしたクリーチャーのパワーは2倍になる。 |
これをクロスしたクリーチャーは、パワー6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。 |
これをクロスしたクリーチャーは、パワー15000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。 |
DM-14で登場した自然のクロスギア。
クロスしたクリーチャーを大幅にパワーアップする。
パワーが2倍になるという効果は一見かなり派手だが、実はあまり使い勝手は良くない。
パワーを上げたいのは普通はパワーの低いクリーチャーなのだが、それらにクロスすると効果が低いという、どうしようもないジレンマが生じるのである。
特にパワー1000〜2500クラスや、パワー6000〜7000クラスのクリーチャーにクロスしても追加ブレイクは得られないため、ムラが生じやすい。
一時的にパワーが大幅に強化されるクリーチャーや、パワーを参照するカードと組み合わせなければ、このカードを使う意義はほぼないと言える。
数少ない有効活用法には『進化させる前提のクリーチャーにクロスさせる』方法がある。
例えば《無頼勇騎ゴンタ》や《原始の棍棒》などにクロスさせ、序盤はW・ブレイカー化させて殴り、中盤以降は《大勇者「ふたつ牙」》に進化させてT・ブレイクを決める、といったところか。これなら序盤にクロスした際の効果の低さが後々解消される。
他にも《機神勇者スーパー・ダッシュ・バスター》など、パワー8000以上の進化クリーチャーとは兎に角相性が良い。
《時空の花カイマン》のようなサイキック・クリーチャーにも有効。覚醒後にT・ブレイカーを持たないクリーチャーにクロスさせたい。
後にパワー6000を参照するパワード・ブレイカーが登場。パワーを倍増させるこのカードでブレイク数を一気に上げることが可能になったが、T・ブレイカー付加能力の有無を顧みても《ゾーShock/倍ナルファンタジー》の方が手軽で使いやすいだろう。
パンプアップとパワード・ブレイカーをいっぺんに付与できる《破城の槌》や《冥土の絆》なども登場し、パワー8000相当のクリーチャーを強化する手段としても其方を採用した方がよい。
今後このクリーチャーが輝くためには、巨大クリーチャーを更に巨大にし続ける事に意味を見出す必要があるだろう。
《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》の様に攻撃誘導を持つクリーチャーや、《大樹王 ギガンディダノス》のようなパワーによる制限を与えるクリーチャーにクロスさせたい。
- その独特の効果から、《武闘将軍 カツキング》などの無限にパワーを増やせるクリーチャーに頼らずに、パワーの極端に高いクリーチャーにクロスさせてパワーの限界を目指すファンデッキなどではしばしば採用される。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]