【ナイトコントロール】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

ナイト・マジックにより、他のカードでは実現できないコストパフォーマンスの呪文を使い、相手を制圧して勝つデッキ構成となる。

ナイトを使ってもコントロールはしないデッキも存在する。
そちらは【ロマノフマッハアーマー】【大邪眼バルクライ王】【大邪眼B・ロマノフ】【フェルナンド墓地ソース】などを参照のこと。

デュエプレでは徐々にカードプールが広がっていき、それにつれて主流となるデッキカラーが変動していった。

DMPP-10 [編集]

DMPP-08で登場していた《爆獣ダキテー・ドラグーン》と、この弾で登場していた光・水・闇単色のナイトを使って種族デッキを組む必要があった。

この時点で登場したナイト・マジック持ちは《魔弾プラス・ワン》《魔弾チェーン・スパーク》《魔弾オープン・ブレイン》《魔弾ストリーム・サークル》《魔弾デュアル・ザンジバル》《魔弾ソウル・キャッチャー》の6種。

これらのうち、狙う価値のある動きとしては《氷牙フランツI世》《氷牙の魔筆マクシミリアン王》を出しつつ《魔弾オープン・ブレイン》で規格外のドローを行うぐらいで、環境で勝ち抜いていくのは難しかった。

後に評価が上がる《魔光ドラム・トレボール》《天雷の導士アヴァラルド公》《魔弾プラス・ワン》《魔弾デュアル・ザンジバル》はこの時点で登場はしていたものの、結局それ以外の動きが弱すぎたため、それを組み込んだデッキ構築に無理があった。

DMPP-10中期、《氷牙アクア・マルガレーテ卿》に、要約すると「このクリーチャーが出てから1枚目の呪文でバウンスが発動する」という変更が加えられ、多少【ナイトコントロール】が使いやすくはなった。

DMPP-10EX [編集]

この時点で登場したナイト・マジック持ちは《魔弾グローリー・ゲート》《魔弾ネオン・ウィンド》《魔弾バレット・バイス》の3種。

待望となるコスト4呪文《魔弾バレット・バイス》が登場し、《魔光ドラム・トレボール》が本領発揮となる。

また、《魔弾アルカディア・エッグ》《魔光大帝ネロ・グリフィス》も登場していたが、この時点では《魔光大帝ネロ・グリフィス》cipが与えられておらず、出せても準バニラの攻撃可能なブロッカーになりがちで、デッキの軸にするのは難しかった。

種族デッキ以外では、ナイトのうち《邪眼銃士アレクセイ候》【武者・ドラゴン】対策に様々なデッキで、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》【青黒赤ゼロ・フェニックス】に、《天雷の聖霊ユリウス》《英知と追撃の宝剣》入り【5色コントロール】に採用された。

DMPP-11 [編集]

DMPP-11では火や自然のナイトが登場した。

この時点で登場したナイト・マジック持ちは《魔弾 クリティカル・デストロイヤー》《魔弾バクレツ・ストライク》《魔弾 パンダフル・ライフ》の3種。
それらではどれもコントロールの強化にはならなかったが、《魔光ドラム・トレボール》《爆獣マチュー・スチュアート》を出しつつ《魔弾 パンダフル・ライフ》を唱え、《バイオレンス・フュージョン》を目指すという変則的なデッキは組むことができた。

なんといっても、アタックトリガー《超銀河弾 HELL》を唱えることができる《暗黒皇グレイテスト・シーザー》と、《魔光大帝ネロ・グリフィス》の上方修正が大きく、「序盤は《魔光ドラム・トレボール》《魔弾バレット・バイス》で妨害しつつ《天雷の導士アヴァラルド公》《魔弾グローリー・ゲート》でリソース補充し、終盤にそれらを進化元に《暗黒皇グレイテスト・シーザー》を出す」というわかりやすい道筋ができあがった。
その結果、DMPP-10時点ではナイトの売りだった水文明の高性能ドローバウンスが抜けた【白黒赤ナイト】が誕生し、環境で使われるようになっていった。

DMPS-05では《魔光死聖グレゴリアス》が登場したが、そのカードを使うメリットはエンジェル・コマンド/ドラゴン・ゾンビを持つ部分であり、呪文回収なら《魔光王機デ・バウラ伯》があるのであまり採用はされない。

DMPP-13以降 [編集]

超次元呪文を獲得した。特に《超次元リバイヴ・ホール》は相性が良く、《魔弾グローリー・ゲート》のボトム操作のおかげで《時空の賢者ランブル》を次の自分のターンに確実に覚醒させることができ、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を回収しながら即召喚させることで《時空の探検家ジョン》《時空の英雄アンタッチャブル》の覚醒条件を即座に達成させたりとあらゆる状況に対応できるようになった。

【白黒赤ナイト】 [編集]

暗黒皇グレイテスト・シーザー SR 闇/火文明 (6)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000
進化V−ナイト・クリーチャーまたはドラゴンのいずれか2体
バトルゾーンに出た時、自分の山札から、最もコストが大きい呪文1枚を墓地に置く。その後、山札をシャッフルする。(複数あるなら、その中からランダムに1枚)
メテオバーン1:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の墓地から闇、火またはナイトの呪文を探索し、その中からコストの合計が10以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を唱えた順番で自分の山札の一番下に置く。
T・ブレイカー
魔光大帝ネロ・グリフィス SR 光/闇文明 (8)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 8000
ブロッカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札からナイト呪文を探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、自分の手札からコスト6以下のナイト呪文または「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)
W・ブレイカー

採用されやすいカード [編集]

《魔光ドラム・トレボール》《魔弾グローリー・ゲート》《魔弾バレット・バイス》などを軽減する
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》G・ゼロ持ちのブロッカーで、ナイト・マジック目的でコストを支払って召喚することもある
《天雷の導士アヴァラルド公》ドローソース ナイト呪文ではない呪文も手札に加えられる
《魔弾グローリー・ゲート》自分のナイトがあるなら、光文明版の疑似《エナジー・ライト》
《魔弾バレット・バイス》この2ハンデスが使えることが、【ナイト】最大の利点といっても過言ではないだろう
《魔弾デュアル・ザンジバル》ナイト・マジックで2000以下2体や4000以下1体をパワー低下で破壊できる
《魔弾プラス・ワン》ビートダウンの延命に数枚採用されることが多い
《獅子幻獣砲》《コッコ・ルピア》《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》などを除去できる
《魔弾アルカディア・エッグ》純粋に《デス・チェイサー》上位互換かつ、条件付きで《魔光大帝ネロ・グリフィス》を踏み倒せる
《魔光大帝ネロ・グリフィス》破壊以外のナイト除去では誘発できないが、《魔弾アルカディア・エッグ》での除去のおまけで呪文を補給する中型攻撃可能ブロッカーが出る時点で十分な仕事をしている
《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》マナ基盤かつ2種類の除去から1つを選べる
《暗黒皇グレイテスト・シーザー》《超銀河弾 HELL》などを唱えられるフィニッシャー
《超銀河弾 HELL》この呪文で盤面制圧しつつ、いくつかをシールド焼却しながらのワンショットが終着点となる
《破壊龍神》《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》はS・トリガーによるオールタップメタのフィニッシャー
《竜極神》単体性能が高いDP殿堂
《デーモン・ハンド》《魔弾アルカディア・エッグ》では破壊できないタップしたクリーチャーの除去を重要視するなら採用

サンプルレシピ [編集]

リストはBATTLE ARENA 7th 業者選手より

参考 [編集]