《ブルース・ガー》 [編集]

ブルース・ガー UC 火文明 (1)
クリーチャー:ファイアー・バード 1000
K・ソウル
このクリーチャーは、自分のターンのはじめにアンタップされない。

DM-38で登場したK・ソウル持ちのファイアー・バード
1コストクリーチャーの常としてデメリット能力を持っており、ターン開始時にアンタップすることができない。
分かりやすく言えば、一度攻撃したらほぼ攻撃不可能となるアタッカーである。

このクリーチャーの売りは、なんと言っても1コストのファイアー・バードという点。ファイアー・バードは、神化編での進化クリーチャーの急増や《時空の嵐ストームXX》の登場で相対的に強化されていること、K・ソウルは基本的にビートダウンに向いたクリーチャーが多いことから、このクリーチャーの登場は重要といえる。赤単にも単純に採用を検討できるだろう。

ターンのはじめにアンタップされないデメリットも、進化元《邪魂創世》として使えば全く気にならない。特にK・ソウルデッキの場合、マーシャル・タッチの対象として手札に戻すことでデメリットを無駄なく打ち消せる点と、このクリーチャーから《機神装甲ヴァルタイソン》に綺麗に繋げることのできる点が非常に大きい。

後に登場した革命チェンジ能力のとしても使うことができ、特にDMEX-12で登場した《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》の革命チェンジ対象の中では、最軽量のコストを持つ。

1度攻撃するだけならデメリットのないコスト1であるため、5枚目以降の《凶戦士ブレイズ・クロー》として、デッキに投入されることもある。

環境において [編集]

登場当初は【赤単速攻】でもデメリットの重さから使いづらいカードだったが、革命ファイナル環境に入ると革命チェンジの登場により評価が急上昇。最速2ターン目には《刀の3号 カツえもん剣》《勇者の1号 ハムカツマン蒼》などのコスト5のドラゴンにチェンジでき、更に自身は手札に戻るためデメリットも克服している。

新章デュエル・マスターズ環境では《“罰怒”ブランド》マスターB・A・D元として考慮された。アンタップしないデメリットもマスターB・A・Dのターンエンド時の自軍1体破壊の対象にすれば機能しなくなる。

双極篇では【“轟轟轟”ブランド】における1コストクリーチャーの数合わせに利用された。《ニクジール・ブッシャー》の生贄にすればデメリットは関係ない上に、《“轟轟轟”ブランド》ビートダウン力のおかげでそもそも1回殴れば仕事が十分である。

超天篇に入ると《“轟轟轟”ブランド》が殿堂入りするものの、DMBD-09DMBD-10期に登場した【青黒緑デッドダムド】への有利なデッキとして【赤単ブランド】が浮上。このカードも【赤単ブランド】のパーツとして再び日の目を見ることになった。

DMRP-11で登場した《“魔神轟怒”ブランド》は自身のアンタップ不能デメリットをカバーしてくれるアンタップクリーチャー生成手段である。尤も、《BAKUOOON・ミッツァイル》が無制限であった頃は真っ先にこのクリーチャーはそちらの召喚コストに当てられてしまうのが常であったが。

DMRP-18では《我我我ガイアール・ブランド》が登場。《ブンブン・チュリス》という相互互換も登場したものの、《ガイアール・ブランド》を確実に3ターン目に着地させる為に5枚目以降として引き続き採用された。

ただ、《クミタテ・チュリス》が出た辺りから数合わせとして採用するのも厳しくなったか。

その他 [編集]

  • 基本的に使い捨てのアタッカーなので、これ単体で2ターン目に突っ張ると後が続かず、ただ相手に余計な手札を与えてしまう。しかし、軽量除去S・トリガーによる除去の豊富なデッキには敢えてごり押しするのもアリ。
  • アンタップできないのはターン開始時のみなので、《リバース・アーマー》などでアンタップさせることは可能。しかし、そこまでするくらいなら、前述の通りマーシャル・タッチの対象などに使ったほうが有益だろう。
  • 元ネタは武道家兼俳優として有名なブルース・リー。フレーバーテキストの「考えるな、感じろ」も彼が出演した映画の作中の台詞。

相互互換 [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]