墓地回収(ぼちかいしゅう) [編集]

墓地からカード回収して手札に加えること。

初期のカラーパイではクリーチャーの回収は呪文の回収はと分かれていた。

の基本戦術の一つで、《盗掘人形モールス》能力が代表的。pig能力やcip能力を再利用することができるため、それらの能力と相性は良い。また、一枚のカードを何度も使いまわすことによって、デッキスペースの圧縮効果も期待できる。
時代の流れで、「闇のカードを」→「墓地からカードを」と墓地回収の性能が向上していき、闇でも呪文ですら楽に回収可能で、他のカードタイプの回収も楽になってきている。

墓地にあるクリーチャーを(バトルゾーンに出すために)一旦手札に戻すのではなく、墓地にあるクリーチャーをバトルゾーンに出す効果もあり、リアニメイトと呼ばれる。

呪文の墓地回収はに顕著だが、絶対数はやや少ない。

は呪文に対して「回収→詠唱」を短縮して墓地から直接唱えることで墓地回収以上のことを得意とする。(前述したリアニメイトの呪文版相当。)基本的に、唱えた呪文は山札の下に置き、再々利用はできないようになることが多いが、唱えた呪文を墓地に置きっぱなしにして再々利用できるものや、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》固有の性能だが墓地から即座に唱えながら手札にも戻すというものがある。

墓地からの直接詠唱は、ナイトおよび《ロマノフ》においてはだけでなくにも見られる。こちらも固有の呪文を一度手札に戻すだけで、唱えるには別途アクションが必要という部分を食っている。

ダーク・リバース UC 闇文明 (2)
呪文
S・トリガー
クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
盗掘人形モールス UC 闇文明 (5)
クリーチャー:デスパペット 2000
G・ゼロ−自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
堕魔 ヴォガイガ VR 闇文明 (4)
クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 4000
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
自分の魔導具クリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
信眼!ジェンゲガーvs.シェケダン R 闇文明 (5)
クリーチャー:アビスロイヤル/メカ・デル・ディネロ 3000
このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
自分のシールドゾーンのカードが離れた時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。

墓地から直接バトルゾーンクリーチャーを出すリアニメイトとは異なり、こちらは一度手札を経由させる必要があることから、全体的に低コストにデザインされている。

軽いものは《霞み妖精ジャスミン》《特攻人形ジェニー》を回収し、こつこつアドバンテージを稼ぐのに便利である。

狭義にはクリーチャーの回収のみを指すが、ルール用語でないため明確な定義は存在しない。

本来的な定義からは多少外れるが、自然には墓地からマナゾーンにカードを送る能力を持つカードが存在し、そこからさらにマナ回収によってカードを使いまわすコンボもある。このコンボを主軸にしたデッキが【化身コン】で、過去に猛威を振るった実績がある。

類義語に「サルベージ」がある。

  • サルベージ(Salvage)とは引き上げるという意味。

代表的な墓地回収カード [編集]

クリーチャーの回収 [編集]

呪文の回収 [編集]

種類問わず回収 [編集]

参考 [編集]