スピードアタッカー [編集]
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
DM-05から登場したキーワード能力。またはこの能力を持つクリーチャーの総称。
解体屋ピーカプ C 火文明 (3) |
クリーチャー:マシン・イーター 1000 |
スピードアタッカー |
ツインキャノン・ワイバーン R 火文明 (7) |
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
原則火のクリーチャーの専売能力であるが、たまに無色のクリーチャーが持つこともある能力であり、登場以来ほぼすべてのエキスパンションにスピードアタッカーを持つクリーチャーが収録されている。
基本的に相手より先にダイレクトアタックを決めれば勝ちとなるデュエマにおいて、1ターン早く攻撃できるメリットはかなり大きい。
この能力を持つクリーチャーは奇襲性が高く、ビートダウンで重宝される。歴代の環境において一線級の活躍をしたものも多く、殿堂入り、プレミアム殿堂したカードもそれなりの数がある。
《勝利のガイアール・カイザー》のようにアンタップキラーを併せ持つと強力で、バトルゾーンに出たばかりの相手のアンタップクリーチャーを返しのターンすぐに攻撃しにいける。そういったものはコントロールにも採用されることがあるため、使い方次第で拡張性のある能力でもある。
ルール [編集]
- バトルゾーンに出る瞬間にスピードアタッカーを持っている必要はない。召喚酔いを持っている最中に、後からスピードアタッカーを得た場合でも召喚酔いはなくなり、攻撃できるようになる。
- 一度スピードアタッカーを得て召喚酔いではなくなったとしても、召喚酔いのターン中にスピードアタッカーを失えば、即座に召喚酔いが適用される。スピードアタッカーの効果が適用されるのはスピードアタッカーを持つ間のみである。
《トット・ピピッチ》や《マイキーのペンチ》等、スピードアタッカーを付与する発生源が除去された場合などが該当する。
- すでに攻撃を開始している段階なら、攻撃中に何らかの理由でスピードアタッカーを失い召喚酔いになった場合、攻撃中止はされない。(>攻撃)
- 革命チェンジは入れ替える前のクリーチャーが召喚酔いしていなくても、入れ替えた後のクリーチャーは召喚酔いしたまま攻撃を継続する形となる。攻撃を終えて、同じターンにタップ状態からアンタップ状態に戻せても、それは召喚酔いなら攻撃できない。
テクニック [編集]
- 味方クリーチャーにスピードアタッカーを付加するカードも多く存在し、それらのカードを出せるか出せないかで、そのゲームでの戦略が大きく変わる事もある。付加能力を持つカードも月日を重ねるごとにコストパフォーマンスが目に見えて上昇している。
- アタックトリガーとの相性は良く、通常よりも1ターン早く能力を使用することができる。
- 召喚酔いするクリーチャー相手ならば返しのターンに除去することで無効化することができるが、スピードアタッカーを相手にした場合、通常の除去カードでは1回の攻撃を許すことになるため、対処としては遅い。ハンデスやシノビ、ブロッカーなどで対処したい。
その他 [編集]
- 火と無色以外に「スピードアタッカー」を持つクリーチャーはいないが、「スピードアタッカー」を付与するカードは火と無色以外に少なからず存在する。
- 略称は「スピアタ」、「SA」。『デュエルマスターズ 超全集 革命ファイナル』では後者の略称が用いられている。
- スピードアタッカーを持たないプレイヤー攻撃要員を俗に「置き打点」と呼ぶ場合がある。
スピードアタッカーではないが、それに類するもの [編集]
類似概念との比較 [編集]
| 相手プレイヤー | タップクリーチャー | アンタップクリーチャー | 備考 |
(普通のクリーチャーがバトルゾーンに出たターン) | 攻撃できない | 攻撃できない | 攻撃できない | |
スピードアタッカーがバトルゾーンに出たターン | 攻撃できる | 攻撃できる | 攻撃できない | ルールによって召喚酔いしないクリーチャー[1]も同様 |
マッハファイターがバトルゾーンに出たターン | 攻撃できない | 攻撃できる | 攻撃できる | 出たターンのみアンタップクリーチャーも攻撃目標に選ぶことができる 出た次以降のターンはアンタップクリーチャーは攻撃目標に選べない |
フュリー・チャージがバトルゾーンに出たターン | 攻撃できない | 攻撃できる | 攻撃できない | |
ターン指定アンタップキラーがバトルゾーンに出たターン | 攻撃できない | 攻撃できない | 攻撃できる | 「このターン攻撃できる」など、指定されたターン中の攻撃が認められたもののみ ターン指定のないものは召喚酔いだと攻撃できない |
バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できるクリーチャーがバトルゾーンに出たターン | 攻撃できる | 攻撃できない | 攻撃できない | |
スピードアタッカーを持つ主なクリーチャー [編集]
スピードアタッカーに関連する能力を持つ主なカード [編集]
スピードアタッカーを付与する主なカード [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《天上天下輪廻独尊》を使った後にバトルゾーンに出た相手のスピードアタッカーを持つクリーチャーは、クリーチャーを攻撃しなければいけませんか?
A.いいえ、これはクリーチャーにかかる効果ですので、唱えた時点でバトルゾーンにいなかったクリーチャーに効果はありません。
引用元