呪文 [編集]
カードタイプの1つ。
バトルゾーンに出せずにゲームに何らかの影響を及ぼし、基本的に使い切りのカード。
相手のクリーチャーを破壊したり、マナゾーンのカードを増やしたりと、様々な効果をもたらす。主にゲームのサポート役を果たす。
DM-01からクリーチャーと共に存在するカードタイプであり、現在もクリーチャーに次いで種類が多い。
デーモン・ハンド R 闇文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
ルール [編集]
- 「呪文を唱えた時」などの誘発型能力が誘発した場合、呪文をすべて解決し終えた後に解決される。
- 呪文の解決より前に生成された置換効果がある場合、呪文の解決に割り込んで適用する。
- 呪文は唱えている間、保留状態になる。そのため、唱える前にあったゾーンのカードとしては参照できない。
- 呪文に書かれていることが一部しかできない場合でも唱えることができる。(いわゆる「空撃ち」)主にチャージャー呪文で使われる。
- 一度唱えた呪文を墓地から唱えるという効果を1枚に対して複数回与えられ、墓地→保留状態→墓地という処理が行われても、踏み倒し効果はリセットされない。
ゲームにおいて [編集]
- 呪文に対するメタカードは多い。呪文に頼り切ったデッキ構成にするのは危険である。
その他 [編集]
- 呪文自体には特に命名ルールは存在しない。漢字とカナの混じった名前やカタカナのみ、漢字のみの名前が混在している。
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| | 「○○と××の△△」
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派生タイプとして「(古文風)鎧亜の△△」「○○で××な△△」も存在する。
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- 旧デザインのカードでは、テキスト欄の形やカードの模様が他のカードタイプと異なる。またテキスト欄の中央に大きな文明マークが存在しない。
- 名前上は「呪文」と言うが、個々のイラストや名前を見ても分かる通り、そのモチーフや内容は背景ストーリーに登場する出来事や武器、施設、組織、バナナ、必殺技など多岐にわたる。
これは最初期から現在にかけて、呪文がデュエル・マスターズにおける「クリーチャー以外のカード」の全てを担うようにデザインされている事の表れと言える。
- 後に、クリーチャーでも呪文でもないカードタイプのクロスギアや城、フィールド、タマシードが次々と登場するようになり、一部の呪文と同様のデザインが反映されている。ただ、それらのカードタイプのデザインに制約が多く、シリーズが終了すると一旦フェードアウトするためか、呪文ほどの地位を得られていない。
- アニメでは主に「呪文「〇〇〇(カード名)」」と台詞を使うことが多い。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《魔王と天使のカナシミ》や《無慈悲な取り立て》はシールドが1つも無くても上の能力を解決することができますか?
A.はい、解決できます。
引用元
Q.バトルゾーンに相手の《奇石 ミクセル》がいて、自分のマナゾーンにカードが6枚あります。自分は《超次元リュウセイ・ホール》を唱えて、《勝利のガイアール・カイザー》をバトルゾーンに出した後、山札の上から一枚目をマナゾーンに置きました。この時点でマナゾーンのカードは7枚になりますが、《勝利のガイアール・カイザー》は《奇石 ミクセル》の効果で山札の一番下に置かれてしまいますか?
A.はい、呪文はテキストに上から書かれている順番で処理を行いますので、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く前に《勝利のガイアール・カイザー》がバトルゾーンに出ます。《勝利のガイアール・カイザー》が出た時点では6マナしか無いので、《奇石 ミクセル》の効果で山札の一番下に置かれてしまいます。
引用元
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分は《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》の代替コストを支払って、自然のカードを超次元ゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。置換効果を含む代替コストも、その効果が無視されるので、超次元ゾーンに置くこともできません。
引用元(2022.02.18)
Q.相手の《偽Re:の王 ナンバーナイン》がいる状況で、自分は《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》の代替コストを支払って、自然のカードを超次元ゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。呪文を唱えられない状況ではカードの使用宣言ができませんので、超次元ゾーンに置くこともできません。
引用元(2022.02.18)