ゴッド・カード [編集]
デュエル・マスターズ プレイスのDMPP-08で初登場。ここでは、カードタイプ、特殊タイプ、G・リンクも含めたゴッドの仕様について記載する。
種族のゴッドについてはこちら→ゴッド
カードテキストでは「カードタイプがゴッドであるカード」と表現される。
バイオレンス・フュージョン SR 闇/自然文明 (13) |
呪文 |
自分のマナゾーンと墓地から、名前の異なるゴッドをリンクした状態で、バトルゾーンの上限になるまでランダムに出す。(カードタイプがゴッドであるカードのみをバトルゾーンに出す) |
大地と永遠の神門 R 闇/自然文明 (6) |
呪文 |
自分のマナゾーンまたは墓地からコスト9以下のゴッド1枚を選び、バトルゾーンに出す。(カードタイプがゴッドであるカードを選んだなら、それの指定する、いずれかのコスト9以下のゴッド・クリーチャーとしてバトルゾーンに出す) |
概要 [編集]
デュエプレオリジナルの2つのカードタイプとデュエプレ向けにチューニングされた独自のG・リンク能力を持つ。
2つのカードタイプは以下の通り。
- バトルゾーンと召喚・出そうとする時だけ参照されるゴッド・クリーチャー
- 上記以外の場合に参照されるゴッド・カード(正式にはカードタイプ:ゴッド)
ゴッド・カード [編集]
炎地武神 R 火/自然文明 (マナコストなし) |
ゴッド |
ゴッド:次のいずれかのゴッド・クリーチャーとして召喚する。 |
►[火(5)]《炎武神バルザック》 |
►[自然(5)]《地武神オルメガス》 |
《炎武神バルザック》と《地武神オルメガス》がリンク中⇒《炎地武神バルザック・オルメガス》 |
カードタイプ欄に「ゴッド」とだけ書かれたカードを指す便宜上の呼び方。カードテキスト用語ではないが、公式紹介動画や公式サイトでも使われている。決して「ゴッド・カード」というカードタイプがあるわけではなく、あくまでもカードタイプは「ゴッド」。
テキスト内のコストを支払うことでゴッド・カードをプレイすることができ、指定されたゴッド・クリーチャー1体として召喚することになる。この際カードそのものが「ゴッド・カード」から「ゴッド・クリーチャー」へと変化する。イメージとしては「ゴッド・カードを超次元ゾーンにあるゴッド・クリーチャーと入れ替えつつ召喚扱いでバトルゾーンに出す」ものに近いだろうか。
1つのゴッド・カードをデッキに5枚以上入れることはできない。
1枚で2体分のクリーチャーの性質を持つが、8枚まで入れられるわけではなく、通常の同名カードと同じでデッキには4枚までとなる。
- ゴッド・カードそのものは、クリーチャーでも呪文でもないものとして扱う。コストやパワーを持たないが、「ゴッド」という特性と文明は持つ。
- カードテキストに「ゴッド1枚を~」などとある場合、当ページで扱う「ゴッド・カード=カードタイプがゴッドであるカード」だけではなく、種族に「ゴッド」を持つカード(クリーチャーや呪文)も参照する。
- 「自分の手札に加える⚪︎⚪︎のシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る」「⚪︎⚪︎の「S・トリガー」を使えない」のように特定の対象にS・トリガーを付与したり、特定の対象のS・トリガーを禁止する効果は、ゴッド・カードの特性を参照し、ゴッド・カードの使用にS・トリガーを与えたり禁止する。
- ゴッド・カードにも文明があり、マナゾーンに置いた場合はその文明通りの最大マナ・利用可能マナ追加と文明の解放を行う。
- プレイする場合はゴッド・カードそのものの文明は必要なく、テキスト内のコストをどちらかだけ満たしておけば良い。両方満たしているなら好きな方を1体選んで召喚できる。
例えば、マナゾーンにあるカードが火文明単色5枚のみの場合、火文明単色の《炎武神バルザック》として召喚できる。自然文明の《地武神オルメガス》は文明を解放できていないので召喚はできない。
- ゴッド・カードの命名ルールとしては上記の「炎地武神」のように、2体のゴッドがリンクした時の冠詞を合わせたものを付している。
- ゴッド・カードのイラストは、リンクして1体になっているイラストに影を落としたものとなっている。
ゴッド・クリーチャー [編集]
炎武神バルザック R 火文明 (5) |
ゴッド・クリーチャー:ゴッド 5000+ |
G・リンク[自然(5)]:《地武神オルメガス》とリンクして《炎地武神バルザック・オルメガス》になる。 |
バトルゾーンに出た時、相手のパワー6000以下の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体を破壊する。 |
地武神オルメガス R 自然文明 (5) |
ゴッド・クリーチャー:ゴッド 5000+ |
G・リンク[火(5)]:《炎武神バルザック》とリンクして《炎地武神バルザック・オルメガス》になる。 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札からゴッドを探索し、1枚を公開してもよい。その後、山札をシャッフルし、公開したゴッドを山札の一番上に置く。 |
炎地武神バルザック・オルメガス R 火/自然文明 (10) |
ゴッド・クリーチャー:ゴッド 10000+ |
(《炎武神バルザック》と《地武神オルメガス》がリンク中) |
T・ブレイカー |
パワーアタッカー+5000 |
ゴッド・カード:《炎地武神》 |
特殊タイプ「ゴッド」を持つクリーチャーのこと。こちらはきちんとしたカードテキスト用語。
バトルゾーンを離れると特定のゴッド・カードに戻る。
ゴッド・クリーチャーはバトルゾーンでしか存在できない。
- ゴッド・カードを使う場合、そうして出るゴッド・クリーチャーは召喚扱いで出ることになる。
- ゴッド・クリーチャーは、原則としてゴッドカードを使うことでのみ召喚によってバトルゾーンに出すことができる。「クリーチャーをバトルゾーンに出す」効果の場合は、ゴッド・カードを選ぶことはできず、したがってゴッド・クリーチャーを出すこともできない。例えば《金剛修羅王》や《超絶究極神》は《ヘブンズ・ゲート》で選択できない。
- バトルゾーンにある間はもちろん、ゴッド・カードを経由して召喚・出そうとする瞬間もコストやパワー、種族などを持つ。
- 以下の場合は移動先のゾーンで元のゴッド・カードに戻る。
- ゴッド・カードを使って出たゴッド・クリーチャーやそれとのG・リンク体が除去された場合
- ゴッドカードを使って出ようとしているゴッド・クリーチャーが着地置換効果で出なかった場合
- 上記のようにしてゴッド・クリーチャーがマナゾーンに移動してゴッド・カードに戻った場合、ゴッド・クリーチャーとして登場していた時の文明によらず、そのゴッド・カードが多色なら、使用可能マナは増えない。
- TCGでの単色クリーチャー側を有する多色ツインパクトをバトルゾーンからマナ送りした場合の裁定と異なるが、明示的に「このようにして「ゴッド・クリーチャー」がマナゾーンに移動してゴッド・カードに戻った場合、そのゴッド・カードが多色なら、使用可能マナは増えません。」と記載されている[1]。
Q: 自分の、クリーチャー側が水、呪文側が闇のツインパクト・クリーチャーをバトルゾーンからマナゾーンに置いた場合、「スペース・チャージ:闇」と「スペース・チャージ:多色」はどちらもトリガーしますか?
参照:《サイバー・K・ウォズレック / ウォズレックの審問》《シーラネッシー》《激次元!グレンジュウ》
A: はい、闇でも多色でもあるカードがマナゾーンに置かれているので、どちらもトリガーします。
なお、バトルゾーンからクリーチャー側が単色でカードが多色のツインパクト・クリーチャーをマナゾーンに置く際、置かれるカードは多色ですが、置く直前は単色のクリーチャーとしてバトルゾーンに存在していたため、アンタップ状態でマナゾーンに置かれます。
引用元(2023.11.17)
- なお、後述の通り、ゴッド・クリーチャーにはマナ数の性質が定義されていない。上記挙動はマナ数が関係している可能性がある。
- 以下の場合は移動先のゾーンから即座に消滅する。この場合も使用可能マナは増えない。
- すでに出ているゴッド・クリーチャーのG・リンク能力を使って出ようとしているゴッド・クリーチャーが着地置換効果で出なかった場合
デュエプレでのG・リンクは、バトルゾーンにあるゴッド・クリーチャーから、リンク先となるゴッド・クリーチャーを召喚することによって成立する。
- メインステップ中、バトルゾーンの自分のゴッド・クリーチャーを選択すると「G・リンク」ボタンが出現し、指定されたコストを支払うことで対象となるゴッド・クリーチャーをゲーム外から召喚し、G・リンク形態となることができる。
- これは召喚扱いのため、通常の召喚と同様にコスト軽減の対象にできる。また、リンク前のクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果(cip、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》など)も全て発動する。
- TCG版と同様、G・リンク後の特性ではなく実際にバトルゾーンに出るゴッド単体の特性を参照する。そのため、G・リンク後は多色になるゴッド・クリーチャーでもG・リンク前が単色であれば、《聖鎧亜キング・アルカディアス》の影響を受けてしまう。
- ゲーム外から召喚する都合上、《超九極 チュートピア》のような「手札以外からクリーチャーをバトルゾーンに出せない。」といったロックには引っかかってしまう。
- 「G・リンク[文明(X)]:《リンク可能ゴッド》とリンクして《G・リンク形態》になる。」という説明であるが、処理としては新しくクリーチャーを召喚するのと同じ。よってバトルゾーンに既にオブジェクトが7つあって空きがない場合はG・リンクを実行できない。しかし、G・リンクすれば1体のクリーチャーとなり、2体分のスペースは取らなくなる。
- ゴッド・クリーチャーをバトルゾーンに出したターン中でもG・リンクを起動することができる。
- TCG版では、G・リンクは「G・リンクを持つクリーチャーがバトルゾーンに出ようとする時、リンクさせて出すかを決定する」という状態定義効果だったが、デュエプレのものは「指定されたコストを支払うことでゲーム外から召喚されるクリーチャーとリンクする」という起動型能力となった。
- G・リンクしたクリーチャーはプレイヤーから見て一番右に移動する。この際、タップ・アンタップ状態、継続的効果は引き継ぎされる。また、TCG版同様、リンクしたゴッドは召喚酔いしない。
- G・リンクしたクリーチャーが進化しても、リンクは保たれている。
- リンクしたゴッド・クリーチャーを進化元にして《太陽王ソウル・フェニックス》に進化し、《ソウル・フェニックス》の能力で進化元だったゴッド・クリーチャーを出す場合、リンクした状態でバトルゾーンに出る。
- TCG版ではG・リンクしたクリーチャーは複数枚のカードで構成されたが、デュエプレではG・リンクしたクリーチャーは1枚のカードとして扱われる。
- TCG版では、G・リンクしたクリーチャーがバトルゾーンを離れる時はその中の1枚だけが離れ、残りの構成カードはバトルゾーンに残る除去耐性を持っていたが、デュエプレでは1枚のカードとして扱う都合上、構成カードを残すことができない。要するに除去耐性は削除された。
ゲームにおいて [編集]
1枚のカードで複数の役割をこなせることから、見た目以上の強力さ、使いやすさを持つ。手札から状況に合わせた面のゴッド・クリーチャーを出したり、バトルゾーンに既に居るゴッド・クリーチャーをG・リンクさせて、手札消費なしでcipを使いながら自分のクリーチャーを強化したりできる。リンクすれば召喚酔いしないのも見逃せない点であり、1ターンでリンクできるマナがあれば実質スピードアタッカーのように使える。
欠点としては、コスト踏み倒し、サーチ、回収は専用のカード以外では難しいという点があげられる。
これらのうち、《烈流神》はナーフされ、《竜極神》はDP殿堂に指定された。後に《竜極神》はDP殿堂の解除だけではなく、再録で探索の廃止&強制から任意にアッパー調整された。
実装されているゴッド・カード一覧
その他 [編集]
- ゴッド・カードで召喚されるクリーチャーのカードタイプ欄は「ゴッド・クリーチャー」と書かれているため「ゴッド」は特殊タイプとなる。
- 一方で、ゴッド・カードはカードタイプ「ゴッド」としても定義されている。
これにより、ゴッド(特殊タイプ)およびゴッド(カードタイプ)の2つが登場する形となった。
- これまでは中黒は種族、サブタイプ、特殊タイプの連結で使われていて(例:《オラマッハ・ザ・ジョニー》での「ジョーカーズ・カード」)、公式の表現であるゴッド・カードだと「ゴッド(特殊タイプ)・カード」の意味に見えてしまう。
- 仕様が変更された要因として、2体が揃って初めて本領発揮するという性質が、法律で禁止されている「コンプガチャ」に当たるからだという誤解がある。実際には他のDCGには以前より類似するシステムはあり、プレイス内でも既に《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》と《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》が登場している。また、そもそもコンプガチャは課金限定要素についての問題であり、DMポイントによる生成という無課金での入手手段が存在するデュエプレには全く心配のいらない話である。
- 仕様が変更された本当の原因は定かではない。TCG版ギミックが持つルールの複雑さ、デュエプレの盤面制限との相性の悪さ、リンク要員でデッキの枠を圧迫する窮屈さなど様々な予想がされている。
- 公式のカード説明動画にて「バトルゾーンのバルザックをタップすると〜」と発言したが、このタップは「ウィザード・オブ・ザ・コースト社が商標登録している『タップ』」ではなく、「スマホ・タブレット端末の画面を指先で1回叩く『タップ』」の意味だった。
- G・リンクを起動して、一方がタップ状態、もう一方がアンタップ状態の場合、G・リンク形態はアンタップ状態でバトルゾーンに出る時期があった。現在は修正済み。
- 実はTCG版にも「ゴッド・カード」と名付けられたものは存在した。「G・C(ゴッド・カード)」である。もちろん当ページのゴッド・カードとは全くの別物だが。
- なぜか、それぞれのゴッド・カードでテキストが統一されていない。次の3種類が混在している。
- 1.「になる。」
G・リンク[文明(コスト)]:《》とリンクして《》になる。 |
- 2.「となる。」
G・リンク[文明(コスト)]:《》とリンクして《》となる。 |
- 3.「となる」(句点が抜けている)
G・リンク[文明(コスト)]:《》とリンクして《》となる |
参考 [編集]