【黒緑速攻】 (デュエプレ) [編集]概要 [編集]闇文明と自然文明のカードで構成された速攻デッキ。
主要カード [編集]New Divisionでは、DMPP-20現在《死神術士デスマーチ》《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》《統率するレオパルド・ホーン》が使用不可能であり、このデッキは実質All Division専用となっている。
候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]3マナ支払う必要がないと判断するなら、最大マナは2より多く伸ばす必要はない。「マナチャージステップでもチャージをしない」という選択肢も常に頭に入れなければならない。 レオパルド・ホーン型 [編集]1ターン目からクリーチャーを展開していき、《統率するレオパルド・ホーン》のコスト踏み倒しを狙っていく。最短で3ターン目には召喚することができ、《ダンディ・ナスオ》も含めれば1コストクリーチャーを24枚採用できるためその成功率も高い。 手札に《レオパルド・ホーン》があるなら、いかに自分のクリーチャーを4体並べるかを考えながらプレイしていく。 闇文明のクリーチャーが持つデメリット効果をうまく軽減させたり、《ナスオ》のマナ入れ替えで思わぬ色事故に陥らないよう気を付けたりもしなければならないため、速攻デッキではあるが考えるべきことは多い。 進化速攻型 [編集]1ターン目からクリーチャーを展開し、殴っていく。 《地獄スクラッパー》などを警戒するなら、《デスマーチ》をあえて手札に持ったまま他のウィニーで殴ることも検討したい。 長所 [編集]DMPP-12現在、All Divisionだと1ターン目に出せるコスト1クリーチャーがデッキに16枚[1]、2ターン目から出せる実質コスト1クリーチャーと合わせたらデッキに20枚以上入る。《ヤット・パウル》での手札補充も可能なため、再現性が極めて高い。 【赤白速攻】や【赤緑速攻】と同じく、最速で4ターンキルが見込める。 速攻デッキの定めとして《ヘブンズ・ゲート》は相手に唱えられると厳しいものがあるが、《レオパルド・ホーン》の高パワーや《封魔ヴィネス》の存在によって突破できるケースも少なくない。 また、VRの《レオパルド・ホーン》以外は低レアリティのカードばかりなので、デッキの構築費用が非常に安く済むのも一つの魅力だろう。 ナーフ前は、次の性能の《統率するレオパルド・ホーン》を使えた。
短所 [編集]デッキの大半をウィニーが占めるため、《地獄スクラッパー》や《火焔タイガーグレンオー》は非常に脅威となる。《超鯱城》や《ノーブル・エンフォーサー》がある状況でもかなり動きにくくなるだろう。横並びを旨とするため、《アポカリプス・デイ》も怖い。これらのカードの大半が一定量以下のパワーを参照としているため、対策として《雪要塞 ダルマンディ》の採用も視野に入る。 また、《ダンディ・ナスオ》や《スナイプ・モスキート》でマナゾーンをフル活用するため、引いてしまったらマナゾーンに置くしかないカードは入れられない。 DMPP-10EX期までは上記の理由で召喚には火文明が必要なスピードアタッカーを持つクリーチャーもデッキに入れられないので、今引きからのダイレクトアタックといった展開が弱い。
その他 [編集]複数種類の闇の高コストS・トリガー獣を1枚ずつ採用する形がとられることがあるが、これは《ダンディ・ナスオ》の探索対象の3枚にそれらが1枚でも含まれる確率を上げるためである。《ダンディ・ナスオ》の探索対象の広さ、墓地に行くカードが闇クリーチャーでさえあればいいという条件の緩さ故に生まれた新しい探索対策の形と言えるが、「対象になるカードの枚数は探索の確率に影響を与えない可能性が高い」というのはあくまでユーザー調査によるものであり、公式に発表されたものでない点は留意しておきたい。(探索のページを参照) 変遷 [編集]DMPP-07まではほとんどのプレイヤーが意識していないデッキカラーだったが、TCG版から能力変更された《統率するレオパルド・ホーン》が非常に相性が良いことが見出され、DMPP-08中期に突如頭角を現した。デッキ内に大量に入っているコスト2以下のクリーチャーを並べ、《統率するレオパルド・ホーン》を展開することを勝ち筋とする。
DMPP-09で《緊縛の影バインド・シャドウ》、《無頼封魔アニマベルギス》、《クリティカル・ブレード》が追加され強化された。 DMPP-09EXで《スナイプ・モスキート》が再録され、New Divisionでも使いやすくなった。 DMPP-10期では環境が低速化したスキを突いて、使用可能クリーチャーがAllより絞られるNew Divisionでも運用されることが増えた。Newのカードプールで組んだ【黒緑速攻】でも、《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》以外の主要S・トリガーを数枚踏んだとしても十分ダメージレースで勝てるスピードを持っている。小型を使った物量戦術の弱点である全体火力も、Newでは《炎槍と水剣の裁》が使用不可能という恩恵もある。 DMPP-11においてマナ進化クリーチャーである《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》を獲得。このデッキ最大の難点であった今引きの弱さが解消された。こうした強化もあり、考えようによっては紙での【黒緑速攻】の全盛期を超えるレベルのデッキパワーを獲得したこのデッキはDMPP-11期からDMPP-12現在のAll Divisionにおいてトップメタに君臨するレベルの流行を見せている。 DMPP-12では《死神術士デスマーチ》の実装は見送られたものの《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》は無事実装され今引きの選択肢が増えた。
DMPP-12中期には、All Divisionでの【黒緑速攻】の活躍が問題視され、《統率するレオパルド・ホーン》のG・ゼロが弱体化された。これにより、手札の枚数の関係で先攻3ターン目にW・ブレイカーを出すプレイは不可能となった。 DMPP-13では待望となる《死神術士デスマーチ》が登場し、召喚酔いのある《統率するレオパルド・ホーン》とは別ベクトルの強さが発揮できるようになった。 DMPP-17では《ジオ・ナスオ》が登場。これによってデッキトップ次第ではあるが構築に無理矢理黒のトリガーを採用しなくとも2ターン目に《デスマーチ》を出しやすくなった。 参考 [編集]
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