ナーフ(ナーフガン) [編集]

ナーフ(NERF)とは、Hasbroから展開されている、玩具の銃のブランド。
銃本体「ナーフガン」から、ウレタン製で弾頭が樹脂の「ダーツ」と呼ばれる弾丸を発射する。

デュエルマスターズでは、《インビンシブル・ナーフ》を唱えた際に使用する。

ナーフ(俗称) [編集]

デジタルカードゲームを含む主にオンライン対戦要素を持つゲームにおいて、キャラクターやアイテムの性能が下方修正(弱体化)されることを意味するスラング。
語源は上記の「ナーフガン」から。
とあるFPSプレイヤーが「銃がナーフガン同然になってしまった」と嘆いた事からこの様な言い回しが広まったとされる。

  • ナーフの語源が英単語ではなく玩具の銃のブランド名であることから、単語としての対義語はない。
  • ナーフの反対、すなわち上方修正(強化)をカタカナで表す必要がある場合、以下のいずれかが用いられる。
    • 「ビーフアップ(Beef Up)」……「〜を強化する」や「〜を増強する」という意味。「beef」のみでは「牛肉」の意味になってしまう。
    • 「バフ(Buff)[2]」……ここでは「皮革のようなもので金属・床・靴などを磨く」を語源とする。「磨き上げて優れた状態にする」といったニュアンス。
      • 上2つは、単語の最後が「f」で終わっていて、「nerf ↔ beef up」、「nerf ↔ buff」と韻を踏んでいる。
    • 「アッパー(Upper)」……「上のほうの」「上位の」。
      • 「○○調整」の使い方ならこれ。ナーフの対義語として「アッパー調整」は聞いたことがあっても「ビーフアップ調整」や「バフ調整」で使われた例は聞いたことがないだろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは、デジタル媒体であるが故に、エラッタという手順を要するTCGと比べるとカードのナーフを容易に行える。
主に実装時点でTCG版のカードから弱体化されたもの、または環境調整のため実装後に弱体化されたものをナーフと称する。
ただし前者に関しては比較の土台が異なってくるため、厳密な意味でのナーフとは言えない。

デュエプレ内で実装後に下方修正されたカード [編集]

ここでは以下のケースをナーフとして扱わない。

すなわち、レジェンダリー・ディビジョンでナーフ前の性能として使える、もしくは使えることが期待されるカードのみを記載する。

デュエプレ内で実装後に下方修正されていたがその下方修正が取り消された(ナーフ解除された)カード [編集]

TCG版より低い性能で実装されていたカードがTCG版と同程度に上方修正されたケースを除く。

参考 [編集]


[1] ただし、能力の一部が丸々無くなったり、コストやパワーが書き換わったりした例はなかった
[2] バフは、一般的には「ゲーム内における一時的な強化」を指すことが多い。デュエル・マスターズで例えるなら、パンプアップ2回攻撃の付与などが該当する。