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無頼聖者スカイソード UC 光/自然文明 (5) |
クリーチャー:ビーストフォーク/イニシエート 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、その後さらにもう1枚を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。 |
DM-10、DM-26のコスト5パワー2000の多色cipクリーチャーサイクルの1体で、このクリーチャーは自然のマナブーストと光のシールド追加能力を持つ。
単純な能力1つ1つのコストパフォーマンスを考えれば、DM-26で登場したものを含めても、このサイクルの中では一番評価が高い。シールド追加で守備力を上げながら、マナブーストで強力なフィニッシャーに繋げやすくするのは、中盤の動きとしてはかなり理にかなっている。
速攻には入らないが、色が合う中速ビートダウンにもコントロールにもうってつけで汎用性が高い。
その反面、山札を2枚消費するのは使い回したり複数枚出して何度も能力を使うとライブラリアウトを助長させてしまう。使えば分かるが、他のマナブーストカードと一緒に連打していると、意外とすぐに山札がなくなっていくため、コントロールで使う場合は細心の注意が必要になってくる。
また、同様にキーカードがシールドやマナゾーンに埋まってしまう可能性にも気を付けたい。マナゾーンはともかく、自分のシールドはとても触れにくいゾーンであるため、切り札やコンボパーツが埋まってしまうと回収は難しい。コンボデッキやハイランダー気味のデッキで採用する時は一考しておきたい。
このように、コストパフォーマンスは良かったカードだが、今ではインフレで使われなくなってしまった。
聖拳編環境では【ボルバルホワイト】で活躍した。
その後、戦国編環境になると【ギャラクシーコントロール】で、そこから神化編環境にかけては【キング・アルカディアス】で出番を貰った。
ギャラクシーマスターリーグ2008優勝デッキである【ギャラクシーコントロール】に2枚投入される実績を残した。
ところが覚醒編環境になり5コスト超次元呪文が登場すると、そちらに枠を奪われるケースが激増。
無頼聖者スカイソード R 光/自然文明 (5) |
クリーチャー:ビーストフォーク/イニシエート 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、自分のシールドが5つ以下なら、更にもう1枚をシールドゾーンに加える。 |
DMPP-03で実装。
cipによる自分のシールド追加に「シールドが5つ以下の時」という条件が付加され弱体化した。とはいえ優秀なクリーチャーであることに変わりはなく、このカードから《二角の超人》へと繋げる動きはコントロール寄りのデッキでは理想の動きの一つとなっている。
また、シールドを増やす意義が薄い【除去コントロール】などが相手の時は、マナブーストとして使いたいときに、いたずらに山札を削ってしまったり切り札やコンボパーツが埋まってしまうことがなくなったという面もある。
2024年に向けてのDMPB-04では、《腐敗聖者ベガ》を差し置いてのまさかの再録。DMPB-03でも再録されていたので2年連続でNew Divisionで使用可能になった。
理由は定かではないが、白黒というカラーリング自体の問題点に《聖鎧亜キング・アルカディアス》や《悪魔神王バルカディアス》といった一部のパワーカードを擁していなければ構築困難という弱点があり、さらに登場時のNew Divisionにはそれらは不足している。
反面、白緑は《豪遊!セイント・シャン・メリー》や【白緑ガガ・アルカディアスビート】、タッチ緑【サザン・ルネッサンス】など一定数強力なデッキが組める事情を加味してのことと思われる。白緑の初動に《霊騎幻獣ウルコス》が使用可能ということも白黒より優遇されている。
詳細は多色cipサイクルを参照。