真実の王(トゥルーキング) ヴィオラ・ソナタ》 [編集]

真実の王 ヴィオラ・ソナタ SR 無色 (9)
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
自分の進化ではないドラゴンが破壊される時、墓地に置くかわりに、裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。

DMR-08で登場した無色キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン
cipで相手のクリーチャーを一体除去しつつ、墓地から非進化ドラゴンリアニメイトできる。さらに自分の非進化ドラゴンが破壊される時に置換効果によりシールドに送られる。

マナコストパワー能力を見ると《偽りの王 ヴィルヘルム》を彷彿とさせるスペック。向こうはランデスマナブーストができるが、こちらはcip非進化ドラゴンリアニメイトができる。

cip確定除去ができる強みは《狼虎サンダー・ブレード》《偽りの王 ヴィルヘルム》によって証明済みであり、堅実かつ確実にアドバンテージを奪える。
さらにパワー12000のT・ブレイカーが残るため、そのままアタッカーとしてシールドブレイクできる。

リアニメイトに関しては墓地肥やしの手間が必要であり、《ミステリー・キューブ》で大型を踏み倒していくようなデッキには腐りがちで採用されることは少ない。
反面、非進化ドラゴンならばマナコストを問わずに出せるので爆発力は高い。

真っ先に思いつくのは重量級フィニッシャー《勝利宣言 鬼丸「覇」》《勝利天帝 Gメビウス》《ボルシャック・クロス・NEX》辺りだろう。

他には《光神龍スペル・デル・フィン》《偽りの王 ナンバーナイン》呪文を封じたり、《偽りの王 モーツァルト》全体除去したり、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《龍世界 ドラゴ大王》で相手の展開をロックすることが可能。

同名カードでもいいので、《ヴィオラ・ソナタ》を連鎖的にリアニメイトすることもできる。最後に《永遠のリュウセイ・カイザー》《偽りの王 フォルテッシモ》でまとめてスピードアタッカーにし、一斉に攻撃するというプレイングも可能。

【連ドラ】では《超天星バルガライゾウ》との相性は特に良く、運が良ければライゾウのメテオバーンで墓地に落としたドラゴンをバトルゾーンに出すことができる。
更に殿堂解除された《龍仙ロマネスク》とも絶妙に噛み合う。《ロマネスク》からマナチャージなしで繋がるコストであり、《ロマネスク》の効果でマナから《ヴィオラ・ソナタ》のリアニメイト先を確保できるため、【連ドラ】のサブプランとして優秀。

《ドラグシュート・チャージャー》から呼び出した《戦場のピアニスト VAN・ビート》から連鎖的に踏み倒す候補としても有用。運は絡むがたった7マナで好きなドラゴンを踏み倒せるというコンボである。

置換効果によるシールド追加cipに比べると地味であり、オマケに近い。破壊された自分のドラゴン墓地にいかなくなるので、リアニメイトとの噛み合わせは悪いが、接戦の時には自爆特攻によってシールドを増やすことができるため、役に立つこともあるだろう。
強制なので、デュエル中はうっかり処理を忘れないように注意。

純粋なアドバンテージを稼ぎやすい《偽りの王 ヴィルヘルム》に比べると墓地肥やしが必要な分コンボ向きだが、こちらもデッキを組むに値するカードパワーを持つと言えるだろう。

  • 名前の由来は、西洋音楽における器楽曲のひとつである「ソナタ」と弦楽器の一種である「ヴィオラ」だろう。ちなみに、ヴィオラ曲にはソナタ形式の曲が多い。
  • フレーバーテキストの一節は、立憲君主制を敷くイギリス憲法の原則を表す"The King reigns, but does not govern"の和訳である。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

真実の王 ヴィオラ・ソナタ VR 無色 (9)
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を破壊する。その後、自分の墓地から進化でないドラゴン1枚をバトルゾーンに出してもよい。
自分の進化でないドラゴンが破壊される時、かわりにシールド化する。

DMPP-19で実装。レアリティベリーレアとなった。

リアニメイトが「1枚」指定になったことで非クリーチャードラゴンも出せるようになったが、登場時点ではそのようなカードは実装されていない。

  • 《神羅スカル・ムーン》が「一部カード能力の適用回数制限について」の変更を受けたため、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》で《スカル・ムーン》を貫通して破壊できるようになった。
    • 《ヴィオラ・ソナタ》がcipで《スカル・ムーン》を破壊しようとすると、割り込んでかわりに《ヴィオラ・ソナタ》が破壊[1]される可能性がある。そうなったら、その後、墓地からドラゴンを出す時点で《ヴィオラ・ソナタ》を選べるため、それを出せば再び《スカル・ムーン》破壊cipの状況に戻る。これを10回繰り返すことで《スカル・ムーン》の能力が発動しなくなり、《ヴィオラ・ソナタ》がバトルゾーンに残る。
  • DMPB-04版では新規イラストでカノンが共に描かれており、ボイスも彼女が担当している。また《ヴィオラ・ソナタ》の体色が通常版より全体的に黒々しくなっている。《ヴィオラの黒像》を意識したのだろうか。
    • カノンの立ち位置は無色に対応する守護者でもあるはずだが、フレーバーテキストでは五守護の面々と違って「無垢の守護者」という冠詞が書かれていない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 《スカル・ムーン》での破壊は置換効果なので、《ヴィオラ・ソナタ》の「かわりにシールド化する」を貫通して破壊できる。