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魔光大帝ネロ・グリフィス P 光/闇文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 7000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分のナイトが破壊された時、光または闇のコスト6以下のナイト呪文または、光または闇のコスト6以下の「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
DMC-46で登場したエンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト。
このクリーチャーか味方ナイトが破壊された時、手札のナイト呪文かS・トリガー呪文を唱えることができる。
DMC-46の主軸となるクリーチャー。
《魔弾アルカディア・エッグ》でコスト踏み倒しが出来る。
条件にやや難があるが、自分の盤面のナイトクリーチャーを起点に呪文をコスト踏み倒しすることが可能となる。
コスト踏み倒しの制限は多いが、ナイトクリーチャーのチャンプブロックから《デーモン・ハンド》や《スーパー・スパーク》が発動できると考えれば強力。手札に来てしまったS・トリガー呪文を、改めてカウンター札として利用できる。
《魔弾デュアル・ザンジバル》でウィニーを処理したり、《魔弾バレット・バイス》で旧型マッドネスを発動させないタイミングでのハンデスなど、ナイト呪文でのアプローチも様々。
コスト踏み倒し対象の呪文が除去札・防御札に偏っている事や、自身がそこそこ大きなブロッカーであることもあり、【速攻】やビートダウンに対しては非常に強力な耐性をもつフィニッシャーとなる。
コスト踏み倒し用呪文の補充は、ドローが得意なコントロールや【ナイト】であればあまり困らないだろう。サポートである《魔弾グローリー・ゲート》や《魔弾アルカディア・エッグ》もよい弾丸となり、2体目の《魔光大帝ネロ・グリフィス》のコスト踏み倒しも狙える。
《魔光王機デ・バウラ伯》や《魔光死聖グレゴリアス》で呪文のサルベージをすれば、弾丸を補充しつつ盤面にナイトを用意できる。
ナイトの破壊という条件は、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》でブロックすれば、逆スレイヤーによって自壊するのでスムーズに能力を起動できる。ナイトには、上記した《魔光王機デ・バウラ伯》や《魔光死聖グレゴリアス》など優秀なブロッカーが多く、チャンプブロック要員は簡単に確保できる。
ただし、能動的にコスト踏み倒しするには工夫が必要となる。《邪魂創世》を使えば、自発的にナイトを破壊しつつコスト踏み倒し用呪文の補充も可能。
相手の攻撃に対しては滅法強く、除去の薄い当時の【速攻】や、除去札を引けていないビートダウンにはそのまま決め手となりえる性能であった。
反面で攻めの性能には欠けるカードであり、《ネロ・グリフィス》だけで殴り切るのは難しい。
DMC-46での《聖鎧亜キング・アルカディアス》や《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》、《天雷の聖霊ユリウス》の様に、別のフィニッシャーや打点を用意しておきたい。
欠点は自身のパワーが低めな事や、システムクリーチャーの宿命として本体が真っ先に狙われる可能性が高いことと、破壊以外の除去には対応していない事。
元々コスト踏み倒し前提で呼び出される為、コストに対してパワーが低めなのは致し方ないだろう。
また、除去ではバウンスやマナ送りが最たる例であり、《アクア・サーファー》や《ナチュラル・トラップ》で容易にどかされてしまう。
《クリスタル・パラディン》・《百族の長 プチョヘンザ》・《伝説の禁断 ドキンダムX》などの破壊以外の全体除去を受けると、致命的な盤面崩壊を起こしてしまう。
後の裁定変更により、《ネロ・グリフィス》を含めた複数体のナイトが破壊された場合には、同時に破壊された他のナイトの分は対象にはならないことになってしまった。上記らと比べればまだマシとはいえ、全体除去は総じて弱点であると言える。
ハンデスやロックと組み合わせることで相手の処理札を封じ、盤面を維持できるようにしておきたい。
また、《真紅の魔光大帝ネロ・グリフィス・マイヤー》を併用すれば、ウルトラ・セイバーを付与されたナイトを身代わりにできる上に、それをトリガーに呪文を唱え、さらにそれをトリガーにナイトをリアニメイトというコンボに繋がる。
S・トリガー呪文との相互コスト踏み倒しという点で、《魔弾グローリー・ゲート》と《魔弾アルカディア・エッグ》以外にも、《ヘブンズ・ゲート》や《戒王の封》と組み合わせることが出来る。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》を軸にした【ヘブンズ・ゲート】は【ネロ天門】を参照されたし。
登場当初から時代が進み、主にS・トリガーのカードプールは大分豊富になっている。
《デーモン・ハンド》や《スーパー・スパーク》と比較するだけでも、《地獄門デス・ゲート》や《マスター・スパーク》など候補がある。
組み合わせによって様々なアプローチが考えられる。
ドラゴン・サーガで登場したファンキー・ナイトメアもナイトとして扱われるので、そちらも相性がいい。闇のドラグハートとともにスーサイドやリアニメイトが得意なため、《魔光大帝ネロ・グリフィス》の能力をスムーズに起動できる。
革命編で登場したダーク・ナイトメアも効果の対象になる。特に相性が良いのはシールド・セイバーで守りつつ能力を発動できる《暗黒鎧 ヘルミッション》だろう。
良好なスペックに加え、カスタマイズ性にも優れたカードになっている。
スーパーデッキの目玉に相応しい性能とコンセプトを持っているといえよう。
魔光大帝ネロ・グリフィス SR 光/闇文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 8000 |
ブロッカー |
バトルゾーンに出た時、自分の山札からナイト呪文を探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、自分の手札からコスト6以下のナイト呪文または「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
W・ブレイカー |
パワーが1000上昇、呪文の文明が不問になる強化と、ターン1制限の弱体化の変更が加えられ、cipにナイト呪文サーチが追加された。
出た時点で手札に踏み倒し用のナイト呪文を1枚補充できるため、ナイトが破壊されても手札が足りず何も唱えられないという事態を回避しやすくなった。
DMPP-11環境では、《破壊龍神》と《暗黒皇グレイテスト・シーザー》の獲得により【白黒赤ナイト】が実戦レベルの性能になり、《魔弾アルカディア・エッグ》のついでで出せる攻撃可能ブロッカーとして採用されている。呪文踏み倒しは小型ナイトで自爆特攻や《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》の逆スレイヤー、《龍神ヘヴィ》の選ばせ除去で発動できる。
2021年10月21日に使用可能になってから、2021年11月25日実施のメンテナンスまでの35日間、以下のような性能だった。
魔光大帝ネロ・グリフィス SR 光/闇文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 8000 |
ブロッカー |
自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、自分の手札からコスト6以下のナイト呪文または「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
W・ブレイカー |
ナイト呪文のサーチがなかった。
Q.《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》がバトルゾーンにいる状況で、《居合のアラゴナイト》が破壊されました。「自分のナイトが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
類似例:《魔光大帝ネロ・グリフィス》
A.いいえ、トリガーしません。「自分のナイトが破壊された時」の能力はカード名は参照せず、種族のみを参照します。
引用元(2021.10.22)
Q.《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》がバトルゾーンにいる状況で、種族がファンキー・ナイトメアのクリーチャーが破壊されました。「自分のナイトが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
類似例:《魔光大帝ネロ・グリフィス》
A.はい、トリガーします。ファンキー・ナイトメアは種族にナイトを含みますので、「自分のナイトが破壊された時」の能力はトリガーします。
引用元(2021.10.22)
Q.《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》と《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》が同時に破壊された場合、《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》の「自分のナイトが破壊された時」の能力は何回トリガーしますか?
類似例:《魔光大帝ネロ・グリフィス》
A.1回です。《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》を含むナイト複数体が同時に破壊された場合、《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》の「破壊された時」の能力で参照できるのは自身のみです。
(総合ルール 603.5c) 引用元(2021.10.22)