《ガロウズ・セブ・カイザー》 [編集]
DMR-01で登場したビクトリーを持つサイキックサイバー・コマンド/エイリアン。
相手クリーチャーの攻撃のたびに1枚ドローできる任意能力を持つ。また、《ハイドラ・ギルザウルス》《竜骨なる者ザビ・リゲル》と覚醒リンクすることで《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》となる。
コスト6と軽いため、《超次元エナジー・ホール》《超次元ガロウズ・ホール》などの水の超次元呪文はもちろん、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》や《超次元マザー・ホール》といった他文明のカードからも容易に呼び出すことができる。
相手クリーチャーの攻撃に反応する能力については、ビートダウンや【速攻】などのデッキ相手だと可能な限りクリーチャーを除去したいのが実情。中盤から登場するこのカードでドローしている余裕はあまり無く、やや活躍させるのが難しい。
受動的な能力であるため、相手が攻撃してこないデッキの場合準バニラになってしまうのも難点。相手のデッキタイプを見極め、状況に応じて他のサイキック・クリーチャーと使い分けていきたい。
同弾で登場した《ガイアール・カイザー》と比べると運用が難しい性能だが、種族やコストに着目し、活躍させることも十分可能である。覚醒リンクを狙うデッキについては「【ガロウズ・デビルドラゴン】」を参照。
- 後に登場した《鎧冑 アナリス-2》は、このクリーチャーと全く同じ「相手の攻撃に反応するドロー能力」を持っている。あちらはコスト3という軽さを活かし、序盤からドローソースとして活躍させやすい。差別化できる点は多いものの、《ガロウズ・セブ・カイザー》の能力をコスト3で実現できる点はインフレを感じさせる。
- ガロウズ(gallows)は「死刑台」や「十字架」を意味する。エイリアンの命名法則である「星の名前」とは関係がない。またコロコロコミックでは、ガロウズという単語を「死刑台を意味する」と紹介している。
- 後に、DMX-25に再録された《緑銅の鎧》のフレーバーテキストにて、エイリアン王家に代々仕える処刑人である事が判明した。
DMPP-16で実装。《超次元ガロウズ・ホール》を入手すると付いてくる。
レアリティはないが、ビクトリーを示すVマークが付いている。
ドロー能力が強制になり、手札5枚以上でブロッカーを得るようになった。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.相手の《ウラミ入道》の「攻撃する時」の能力で、相手はその《ウラミ入道》自身を破壊しました。攻撃クリーチャーがバトルゾーンを離れてしまいましたが、自分は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の「Dスイッチ」を使えますか?
類似例:《ガロウズ・セブ・カイザー》の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力
A.はい、使えます。公開ゾーンにあるカードの「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力がすでにトリガーしている場合、攻撃クリーチャーもしくは攻撃先のクリーチャーがバトルゾーンを離れても、その能力を解決できます。
+
| | (総合ルール 505.6a)
| - 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
(総合ルール 506.3d)
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
|
引用元(2022.5.20)
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を「S・トリガー」で展開しました。自分は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の「Dスイッチ」を使えますか?
類似例:《ガロウズ・セブ・カイザー》の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力
A.いいえ、使えません。《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が攻撃した時点で、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》がバトルゾーンに無いため、「Dスイッチ」がトリガーしていません。
公開ゾーンでトリガーする能力は、トリガーする時点で公開ゾーンになければトリガーしません。
+
| | (総合ルール 603.2)
| - 603.2.
- 誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
- 603.2a
- ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
- 603.2b
- 誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。
例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
- 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
- 603.2d
- 能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。
例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
- 603.2e
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
- 603.2f
- 誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
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引用元(2023.4.10)