《覇竜凰ドルザバード》 - デュエル・マスターズ Wiki

《覇竜凰(はりゅうおう)ドルザバード》 [編集]

DM-20で登場した闇の進化ティラノ・ドレイク。

ティラノ・ドレイク屈指の高パワーを持つ進化クリーチャー。
不死鳥編背景ストーリー上での魔闘竜軍団の長でもある。

2つのフォートEを持つ。ブレイブ・スピリット側はS・トリガー封印、ティラノ・ドレイク側はcipでのシールドブレイク効果。
これらはシナジーし合っているため、このカード自身のW・ブレイカーも通った場合、S・トリガーの危険性無しに相手のシールドを3枚ブレイクできる。
また、最後のシールドをブレイクしつつダイレクトアタックを決めることもできる。

ブレイブ・スピリットはもともとティラノ・ドレイクのサポート種族なので、普通にティラノ・ドレイクデッキを作ればフォートEは容易。
多くのティラノ・ドレイクの進化クリーチャーの中でも決定力には目を見張るものがあるため、フィニッシャーとして十分使える1枚。

• 《轟竜凰ドラグランダー》、《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》などに比べると相手クリーチャーを破壊してのバトルゾーンコントロール力に欠けるため、数ターンで押し切れなかった場合は厳しいゲームとなる。順番としては、それらの進化で御膳立てをしてから存分に暴れてもらうのが適切。

• 《冥府の覇者ガジラビュート》や《魔皇アゼルザード》と違い、フォートEはシールドブレイクなので、《ハッスル・キャッスル》等の城の身代わり能力は使われてしまう。

• 「このクリーチャーは、相手のシールドを1枚ブレイクする。」という曖昧なテキストが、見方によってはW・ブレイカーを失ったり、逆にT・ブレイカーを得るかのようにも受け取れるが、そうではないので注意。

• ドルバザードでもドルハザードでもなく正しくはドルザバードである。

• 漫画「FE」では切札 勝舞が1コマだけ描かれたクレオバトラー戦で使用。その後2回目のT (トト)戦でも使い、仕込まれた2枚の《ホーリー・スパーク》を無効化した上でシールドをブレイクし、トトのシールドをゼロにした。さらにその後はそのデッキの切り札、《超竜騎神ボルガウルジャック》の進化元になった。

• 漫画「フラッシュ」では夢実 テルが使用。《サイレント・ドラグーン》から進化させた。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-08EXで実装。フォートEだった能力は、どのようにバトルゾーンに出しても適用されるようになった。
S・トリガー封じはバトルゾーンに出したターン以降も続くようになり、ブロッカーで1ターン凌がれてもフィニッシャーとしての性能が損なわれなくなっている。

相手のシールドが3つだと《覇竜凰ドルザバード》1体で丸裸、もう1体の打点でそのターンにダイレクトアタックになる。
相手のシールドが1つだと《覇竜凰ドルザバード》だけでそのターンに止めを刺せる。

• 手札消費は激しくなるが召喚するまでに《フレア・フュージョン・ドラグーン》と《崩壊と灼熱の牙》を使用していれば4，5ターン目にシールドを3つにできる。《竜脈のダンジェン》で墓地回収がしやすくなった【ティラノ・ドレイク】では一考となるか。

• また、ブレイク枚数増加カードと相性が良い。《無頼封魔アニマベルギス》を《覇竜凰ドルザバード》召喚後に召喚し、《アニマベルギス》のcip効果の対象とすればS・トリガーを使用させずに3枚ブレイクすることが可能となる。進化元を《アニマベルギス》の効果で指定し、そのターン中に進化させればS・トリガーを使用させずに5枚ブレイクが可能となっている。

• No.09弾環境では、純正【ティラノ・ドレイク】では色々とカードが足りず、使用率は寂しいものとなっている。
  • 《炎霊甲蟲ジャンガルジャン》入り【ドリームメイト】に隠し味として《ドルザバード》を入れたものが、ティラノ・ドレイクの弱さを隠し、ビートダウンの過程で残りシールド3つの相手を仕留めるのに適しているという状況である。
  • DMPP-09EXで、《ドルザバード》を探索して手札に加えられる《闘龍鬼ジャック・ライドウ》が登場したが、使用率は伸びなかった。

• No.10弾環境では、DMPP-10にてcipの1ブレイクが刺さるシールド・フォース能力が登場した。特に《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》では離れない状態でのブロックができなくなり、《パーフェクト・ギャラクシー》がパワー11000の《ドルザバード》の攻撃をチャンプブロックせざるを得ない状況にできる。

• 過去のVer.では、ブレイク後に「S・トリガー」を使わせない能力が発動したエフェクト（クリーチャーが少し跳ねる演出）が入っていた。「S・トリガー」と使わせなかった処理をすでに通過していたタイミングでエフェクトが出るのはおかしく、DMPP-09実装時点では修正されている。

• シークレット版を手に入れると、専用のアバターパーツが手に入る。《覇竜凰ドルザバード》を身にまとったような見た目をしている。また、BGM「Double Inverse」を聴けるようになる。
  • EXパックのシークレットは、この特典の代わりにイラストが飛び出すアニメーションが無い仕様のため、このカードにもアニメーションは無い。

• デュエプレ人気投票2021では、4位を獲得した。

フレーバーテキスト [編集]

• DMPP-08EX
  決意の覇竜凰は、単騎でグレートメカオーの部隊を粉砕していき、その闘志でティラノ・ドレイク達を勇気づけた。
• DMPP-08EX（シークレットカード）
  どんな絶望的な窮地もその黒き翼で塗り替えていく。すべては闘竜の誇りを貫くために。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Daisuke Izuka
  • DM-20 「不死鳥編 第2弾 魔闘竜×機兵団(ジ・アルティメット・ノヴァ)」（S3/S5）

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• CV:岡井カツノリ
• illus.Daisuke Izuka
  • DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」
• illus.KISUKE
  • DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」（シークレットカード）

参考 [編集]

• ティラノ・ドレイク
• 進化クリーチャー
• フォートE
• ブレイブ・スピリット
• ターン
• S・トリガー
• ロック
• シールド
• ブレイク
• W・ブレイカー