薔薇の使者(ローズ・ソーサラー) [編集]

薔薇の使者 R 自然文明 (6)
クリーチャー:ビーストフォーク/オリジン 4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、カードを2枚、自分のマナゾーンから好きな順序で山札の上に置く。

DM-32で登場したビーストフォーク/オリジン

出た時離れた時で逆の効果をもたらすサイクルの一枚。
cipで2枚ブーストし、バトルゾーンを離れればマナゾーンから強制で2枚選び山札の上に置く。

普通に使うと6マナクリーチャーが残る2ブーストができるが、除去されるとマナが2枚減ってしまう。
このサイクルコスト論的には損なカードが多いが、一目見て弱いと判断してしまったプレイヤーはこのエキスパンションのテーマを思い出す必要がある。
すなわち、これらはcipで一仕事し、デメリットを避けるために進化元にする能力なのである。

とは言っても、このカードサイクルでも異色のスペック。まずそこそこ重いため、そもそも進化元には向かない。加えてデメリットマナ回収ともなれば話は別で、うまくアドバンテージに転換することもできる。

除去されてしまえば8枚以上のマナゾーンから次とその次に引いてくるカードを選択できるため、たとえば《ロスト・ソウル》などがマナにあると、相手にとっては非常に除去しにくい。マナブーストマナ回収としてなかなか有能なカードだと言える。

場を離れた時の状況を見て操作できるため、たとえば今対応できなさそうな強いクリーチャーが相手にいれば《狼虎サンダー・ブレード》《地獄門デス・ゲート》などの除去山札の上に置けばよい。

スリリング・スリー連鎖等、山札の上が重要となるカードと組み合わせるのも良いだろう。特に、次のターンにはマナチャージせずとも8マナあるため、《サイバー・G・ホーガン》とも相性がよい。

他の6コストマナブーストカードとかち合うので、コンセプトマナカーブに工夫をいれて活かしたい。比較対象となるのは《スーパー大番長「四つ牙」》《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》《龍仙ロマネスク》あたりか。

マナブーストと、山札操作を兼ねたマナ回収が両方こなせる点は貴重なので採用できるデッキもあるだろう。

6コストのマナブーストとしては後に登場した《剛撃古龍テラネスク》より劣るが、こちらは離れた時に山札操作ができる点で差別化可能。《異端流し オニカマス》が立っていて《ガチャンコ ガチロボ》によるコスト踏み倒しが阻害されている時、このカードの能力で《気高き魂 不動》と2体目以降の《ガチャンコ ガチロボ》を仕込めると美味しい。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最新バージョンの性能 [編集]

薔薇の使者 R 自然文明 (6)
クリーチャー:ビーストフォーク/オリジン 4000
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
バトルゾーンから離れた時、自分のマナゾーンから進化でないクリーチャーをコストの大きい順に2枚、山札に戻しシャッフルする。(複数あるなら、その中からランダムに選ぶ)

DMPP-12で実装。離れた時のランデスが「進化でないクリーチャーをコストの大きい順に2枚」かつ山札に戻した後にシャッフルするようになった。

離れた時の自己ランデスは非進化クリーチャー限定であり、《薔薇の使者》を進化元に使ってしまう以外にも、非進化クリーチャーを極力デッキに入れないことでも回避できる。呪文やゴッド・カードなど非クリーチャー、クリーチャーでもマナ進化や墓地進化などでデッキを固めるのが現実的な方法か。

アップデート履歴 [編集]

2022年1月24日に使用可能になってから、2022年3月24日実施のメンテナンスまでの59日間、以下のような性能だった。

薔薇の使者 R 自然文明 (5)
クリーチャー:ビーストフォーク/オリジン 4000
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
バトルゾーンから離れた時、自分のマナゾーンから進化でないクリーチャーをコストの大きい順に2枚、山札に戻しシャッフルする。(複数あるなら、その中からランダムに選ぶ)

離れた時のランデスは最新バージョンと同じだが、TCG版よりマナコストが1低くなっていた。

コスト5になったのは大きな利点。
「《薔薇の使者》 →マナ加速した2枚分から《フェアリー・ライフ》→次のターンにコスト9のカード」

「(6マナと自分のクリーチャーが1体あるときに)《薔薇の使者》→ 《神歌の星域》《エンペラー・キリコ》
と繋げられる様になった。

なお、《神歌の星域》で《薔薇の使者》をマナゾーンに置いて《エンペラー・キリコ》を出すと、誘発の順番は「《薔薇の使者》が離れた時」→「《エンペラー・キリコ》が出た時」になる一方で、ゲーム内の解決の順番は「《エンペラー・キリコ》が出た時」→「《薔薇の使者》が離れた時」になっているので注意(Ver.2.9.0)。

サイクル [編集]

DM-32で登場した、出た時離れた時で逆の効果をもたらすクリーチャー

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]