【ボルシャック・NEX】 (デュエプレ) [編集]

DMPP-12で成立したデザイナーズコンボデッキ。

New Divisionでは、再録がない限りDMPP-18が実装される前まで《ボルシャック・NEX》が使用可能である。

ボルシャック・NEX SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ルピア》とあるカードを超探索し、1枚をバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
‪攻撃中、自分の墓地にあるファイアー・バード1枚につき、パワーを+2000する。‬
‪パワード・ブレイカー‬

DMPP-13 [編集]

《ブレイブ・ルピア》の下方修正により、自然文明の採用理由がかなり損なわれた。

加えて、火/自然の《ルピア・ラピア》の早期召喚が難しくなり、《神羅ライジング・NEX》(《羅月サンライズ・NEX》進化時)の使い勝手もかなり悪くなった。

《ギャラクシー・ルピア》《ボルシャック・クロス・NEX》《聖霊龍騎スターダスト・NEX》を獲得したことにより、前弾とは全く異なるデッキへと変化することとなった。

とはいえ、白赤緑のままリペアした構築も、《マッス・ルピア》をばらまいてパワー3000以上となったシングル・ブレイカーで攻めることで戦うことができる。

主要カード [編集]

《ボルシャック・NEX》踏み倒せる中では最も大型の《ギャラクシー・ルピア》を踏み倒したい
《マッハ・ルピア》で使いまわしたり自分が打点になる動きも健在
《ボルシャック・クロス・NEX》《ボルシャック・NEX》ファイアー・バードたちだけでは物足りない打点を補う
《聖霊龍騎スターダスト・NEX》《コッコ・ルピア》からスムーズにつながるドラゴンはあって損はない
パワー7000のブロッカーかつタップキルの継戦能力がある
《神羅ライジング・NEX》《ギャラクシー・ルピア》の上に直接乗せる
《ギャラクシー・ルピア》進化GVによりバトルゾーンの空きを生み出しつつアタッカーを補充する
《コッコ・ルピア》コスト6ドラゴンを使うので必須
《マッハ・ルピア》ドラゴンのcipを使い回すのと、《ボルシャック・NEX》スピードアタッカーを与える役割から、抜くのは考えにくい
《ピース・ルピア》環境に多い【黒緑速攻】の時間稼ぎに

①〜③は確定、④もほぼ確定と考えると、超探索を濁らせたくないなら残り1種《ルピア》を採用できる。
しかし、6種採用した場合でも約83%で目当ての《ルピア》が超探索で候補になってくれる。

候補カード [編集]

特徴など [編集]

【バルガライゾウ】とは、《ピース・ルピア》などの防御力で差別化できる。

さらに、《ボルシャック・クロス・NEX》を出すまで耐えることができれば、《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》なども含め、小型依存の速攻デッキに蓋をして勝つことができる。

《ボルシャック・クロス・NEX》召喚ロックは、【5色コントロール】ゴッド《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》などをケアすることができる。

《ボルシャック・NEX》《マッハ・ルピア》や、6マナある状態でコスト6ドラゴンをスピードアタッカーにできる《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》により、制圧された後でも逆転の機会がある。

《コッコ・ルピア》もシールドブレイクに参加すれば5ターンキルの中速ビートダウンプランもできなくはない。

DMPP-12 [編集]

ブレイブ・ルピア R 火/自然文明 (4)
クリーチャー:ファイアー・バード 3000+
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《NEX》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
自分の、名前に《NEX》とあるクリーチャーがあるなら、「パワーアタッカー+3000」「W・ブレイカー」を得る。

多くの場合、光文明は《ピース・ルピア》《霊騎コルテオ》《ホーリー・スパーク》タッチで入れ、残りは赤緑の2色か黒赤緑の3色で構成される。

基本プランが、1, 2, 3ターン目はマナ加速《コッコ・ルピア》で場を整え、4ターン目に《ボルシャック・NEX》《ブレイブ・ルピア》、5ターン目に《ボルシャック・NEX》《マッハ・ルピア》を出し、総攻撃を仕掛けるというもの。

カード名文明コスト解説
《霊騎コルテオ》7パワー2000のS・トリガー獣で、攻撃停止やタップキル、1打点として役立つ
《ホーリー・スパーク》6定番S・トリガー
《翔竜提督ザークピッチ》8《サンライズ・NEX》と相性抜群のマッドネス
《闘龍鬼ジャック・ライドウ》5進化クリーチャーサーチ
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》6【NEX】ミラーで6000火力や《ムシャ・ルピア》シールド追加を活用する
《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》4《武者》やサムライ持ちファイアー・バードに恩恵がある
《フェアリー・ライフ》自然2初動。《ギフト》で3Tに《ボルシャック・NEX》を着地させるなら必須
《ホッピ・ルッピ》
《フェアリー・ギフト》自然3《コッコ》に頼らずに早期召喚
《ナチュラル・トラップ》自然6S・トリガーマナ基盤
《デーモン・ハンド》6S・トリガーマナ基盤
《破壊龍神》闇/火-主に《龍神ヘヴィ》で《羅月サンライズ・NEX》や《ルピア・ラピア》を砕く

長所 [編集]

コスト6ドラゴン1体で、《マッハ・ルピア》込みのスピードアタッカー持ち2打点など、多彩な攻め方を有する。
また超探索のお陰で5種類までなら濁ることなく選ぶことができるがゆえに状況に応じてリクルートしやすく、柔軟性が非常に高い。
cipでアドバンテージを稼げるクリーチャーも多いため、展開に一度成功すれば除去を受けてもリカバリーが効く。

《ルピア・ラピア》→《羅月サンライズ・NEX》とプレイすることで、3ターン目に破壊されても頭数が減らず、《神羅ライジング・NEX》の択もちらつかせるアタッカーを立てることができる。

《フェアリー・ギフト》《ボルシャック・NEX》を召喚すると《ローズ・キャッスル》は痛くない。
とはいえ《フェアリー・ギフト》を使って最速で召喚した場合、リクルート対象は次のターンにも《ボルシャック・NEX》を召喚するためには《コッコ・ルピア》にすることを強いられる。結局《ローズ・キャッスル》は痛いままで、残り手札の関係でハンデスも刺さりやすくなるのでリスクも高い。

相手が《ローズ・キャッスル》を要塞化していたら、《ボルシャック・NEX》《ルピア・ラピア》を踏み倒すことで、即1マナ加速またはマナを減らさずに《NEX》を回収できる。
デッキに入れるドラゴンは少数精鋭なのでランダム回収でも結果を予測しやすい。

短所 [編集]

《ローズ・キャッスル》《コッコ・ルピア》《ルピア・ラピア》を立てることができなくなったり、そもそもコスト軽減を引けなかったりするとデッキの動きが遅くなりがち。

素出しの《ブレイブ・ルピア》《マッハ・ルピア》は次のターンに召喚する《NEX》の手助けとなるが、コストを支払って召喚していると意外とテンポロスとなる。
《ボルシャック・NEX》本体を4〜5ターン目に手札に確保できていないと、手札事故に近い立ち回りしかできなくなる。

手札補充も少ない。能動的に序盤・中盤で使えるのは《羅月サンライズ・NEX》の手札交換《ブレイブ・ルピア》サーチぐらいしかない。

手札がなくなって今引きに頼る場面でも《ボルシャック・NEX》以外のカードはそこまで強くない(進化元があるなら《神羅ライジング・NEX》も強い引きとなるが)。
《ボルシャック・NEX》でさえも、試合が長引きリクルートできる《ブレイブ・ルピア》《マッハ・ルピア》が枯渇していたら相手の圧が小さく、除去コントロールの巻き返しは絶望的だろう。
《天使と悪魔の墳墓》で、《ボルシャック・NEX》《ブレイブ・ルピア》がごっそり破壊されるというのは現実的に起こりうる。

【白黒赤ナイト】なども、徹底して《コッコ・ルピア》《マッハ・ルピア》などを除去し、ハンデスも使ってくるため苦戦を強いられる。

種族にドラゴンサムライを持たないファイアー・バードは、採用されるカードではスピードアタッカー付与の恩恵を受けられない部分が弱みとなる。《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を使うデッキと対比した場合に気になりやすい。

NEX一覧 [編集]

カード名文明コスト解説
《ボルシャック・NEX》6このデッキの肝
《神羅ライジング・NEX》6《NEX》の名を持つ、破壊してくる相手に強い進化クリーチャー 《神羅》は2回の火力を備える
《羅月サンライズ・NEX》4
《超竜サンバースト・NEX》7《NEX》の名を持つ、大型メタの進化クリーチャー 出たターンには1体は確実にバトルで除去でき、常時《無限掌》内蔵でチャンプブロックを貫通する
《ボルシャック・クロス・NEX》9DMPP-13で追加
《聖霊龍騎スターダスト・NEX》光/火6DMPP-13で追加

ルピア一覧 [編集]

カード名文明コスト解説
《ピース・ルピア》32体止める壁としても、《サンライズ・NEX》の進化元としても優秀
《アシガ・ルピア》2シールド焼却メタもしくは【武者・ドラゴン】との折衷型で
《キューティー・ルピア》22体並べたら相互にモヤシにできる
《ダーク・ルピア》3ドラゴンを間接的に除去されづらくする
《コッコ・ルピア》3ドラゴンデッキの初動
《マッハ・ルピア》4《NEX》を1軽減しつつ、自分のドラゴンを任意のエグゼドライブ
《ボッコ・ルピア》4《ボルシャック・NEX》《アックス・ドラゴン》感覚で使えるようにできる
《スピア・ルピア》3踏み倒し時に即効性がないが、初動の候補には挙がる
《モノノフ・ルピア》4【武者・ドラゴン】【剣誠・ドラゴン】との折衷型で
《ボルシャック・ルピア》4即座に手札に加えられることで《ブレイブ・ルピア》と差別化できる
《ノッピィ・ルピア》2バニラなので基本的に候補にならない
《レジェンド・ルピア・ウィング》3クロスギア
《ギャラクシー・ルピア》6DMPP-13で追加 進化クリーチャー 盤面を埋めていうたシングル・ブレイカーの鳥を、踏み倒し持ちの中型に変換できる
《マッス・ルピア》自然21体出すだけで《ローズ・キャッスル》を対策できる
《凰翔竜機バルキリー・ルピア》光/火5進化クリーチャー 召喚酔いしない打点としては《マッハ・ルピア》がライバルとなる
《ブレイブ・ルピア》(変更前)火/自然4素出しも許容できる性能かつ、かなりゆるい条件の2打点という点が魅力
《ブレイブ・ルピア》(変更後)火/自然4素出しは微妙だが、ハンデスされない領域に次の《NEX》を確保できる
《ルピア・ラピア》火/自然2《サンライズ・NEX》の進化元としても優秀な初動
《ムシャ・ルピア》光/火3【武者・ドラゴン】との折衷型で

参考 [編集]