上位互換 [編集]
本来の意味は、上位の製品が下位の製品の全ての機能を持ちながら何らかの追加機能を持つこと。
そこから転じ、カードゲームでは上位のカードの能力が、下位のカードの能力を保持しながら何らかの優位性を持つことを指す。
カードAがカードBより優位性がある場合、「AはBの上位互換である」と言う。
例としては《解体屋ピーカプ》に対する《早食王のリンパオ》など。
《早食王のリンパオ》は《解体屋ピーカプ》とパワー、コスト、スピードアタッカー持ちである点が同じであり、かつ《解体屋ピーカプ》にはないダイナモを持っている。
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あくまで元のカードに加えて上記の特徴にあてはまるのが上位互換である。一見上位に見えるカードの方にも劣っている部分が1つでもあれば上位互換とは呼ばない。
例えば、《束縛の守護者ユッパール》は《宝翼機ミール・サンダー》よりも強力な能力を持つが、パワーが500低いため上位互換ではない。
なお、完全上位互換かどうかを考える際、これらの優位性が覆ることもある。
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「互換」とは「換えが効く」という意味であり、自分のデッキに入っているカードの上位互換が登場した場合、そちらに差し替えることでデッキそのものの強さが底上げされる。
- 前述の通り、換えが効くかどうかが上位互換か否かの一つの判断基準。これや下位互換などの類語はデッキビルディング用語の一つと言える。
- 一見性能が優れていても文明だけが違ったり、なんらかのキーワード能力を経由していたりする場合は上位互換とは言えない。また、持っている文明の数が異なる場合や、進化と非進化を比べた場合も実際のプレイングが全く違ってくるため、一概に上位互換・下位互換を決めつけることはできない。
- カードではなくそれ単体では替えが効かない種族や能力などを比較して上位互換・下位互換と呼ぶ[1]のは、たとえ比喩だとしても適切とは言い難い。
- 上記の通り種族の違いは一概に言えないため上位互換の決まり手にはならないが、コマンドに関しては封印を外せるという特性があるため、単体で見ても他の種族より少しだけ優位である。
参考 [編集]