【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ) [編集]

デュエプレで調整された《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》フィニッシャーに据えたデッキ。

超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 30000
進化GV-ドラゴン3体
シンパシー:ドラゴン
ワールド・ブレイカー
メテオバーン3:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカード3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のシールドをすべてブレイクする。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。
※DP殿堂

New Divisionでは、再録がない限りDMPP-13が実装される前まで《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》が使用可能である。

DP殿堂 [編集]

デッキカラーは《ドラゲリオン》などの主要カードの火文明に、あと1~2色足すことが基本となる。
DMPP-07初期は黒赤が流行し、中期以降は白青赤または青黒赤白赤が多くなっている。終盤ではBATTLE ARENA第3回で優勝した白赤が流行した。
DMPP-08DMPP-09初期は【ゲオルグ天門】等の流行により、勢いを失ったものの、《連珠の精霊アガピトス》等の規制を機に復権。基本型である白赤を中心に白青赤に加え、白赤緑型も登場し、環境で暴れまわった。

主要カード [編集]

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》このクリーチャーでワンショットが基本

候補カード [編集]

《コッコ・ルピア》早期召喚をする型ならこれを出さなければ始まらない
《コメット・チャージャー》軽量ブロッカー破壊もこなせるチャージャー 《コッコ・ルピア》が来なかった場合の代用品
《無限掌》ブロッカーの数(S・トリガーで出たブロッカー含む)に関係なくダイレクトアタックまで届く
《センチネル・ドラゴン》理想はルピアの次に4ターン目に2体出し
《ボルシャック・バディ・ドラゴン》ファイアー・バードを探索できる優秀なコスト4のドラゴン
《ヘリオライズ・ドラゴン》《アポロヌス》を手札に
《幻獣竜機ボルパンサー》スピードアタッカーでドラゴンが並べば並ぶほど強くなる上に横にドラゴンが5体も並べば最低18000火力の全体除去 サブプランとしても
《ガルベリアス・ドラゴン》火がいればスピードアタッカー、水がいれば《アポロヌス》対策のブロッカーに邪魔されない
《超竜騎神ボルガウルジャック》cipで4000以下を破壊し、攻撃時に8000未満を破壊する進化ドラゴン サブプランとしても
《バルケリオス・ドラゴン》ノーコストで進化元、シンパシー元になって《アポロヌス》を早出しする、パワーが高くやや除去されにくい
《ボルテール・ドラゴン》S・トリガー持ち 《アポロヌス》の進化元になる
《地獄スクラッパー》S・トリガー呪文 速攻対策
《翔竜提督ザークピッチ》マッドネスなのでハンデスメタとなる 素出しでも手札補充

白入り時の候補 [編集]

《予言者コロン》S・トリガー持ち ブロッカー対策にも
《転倒専機コロビナー》
《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》S・トリガー持ち 小型駆除も可能なブロッカー
《予言者リク》S・トリガー持ち ミラーマッチ対策にも
《光神龍セブンス》自軍ドラゴンをブロッカーに ミラーマッチ対策にも
《光神龍ベティス》S・トリガー持ち ミラーマッチ対策にも ブロッカーで時間稼ぎしつつ進化元として
《ホーリー・スパーク》S・トリガー呪文 ブロッカー対策にも
《アポカリプス・デイ》S・トリガー呪文 グレートメカオーやツヴァイランサー対策

青入り時の候補 [編集]

《エマージェンシー・タイフーン》2ターン目に使い、キーカードが手札に揃う確率を高める 《グールジェネレイド》との相性も良い S・トリガーとして出れば《ザークピッチ》との相性も良い
《リップ・ウォッピー》マナカーブがやや噛み合わないが、《センチネル》などで大量ドローが狙える
《蒼神龍ノースグレイ》手札交換かつブロッカーかつ進化元 《グールジェネレイド》との相性も良い
《電脳海王ネオングライド》cipで2体バウンス ブロッカー対策
《アクア・サーファー》S・トリガー持ち

緑入り時の候補 [編集]

《フェアリー・ライフ》2ターン目に使って3ターン目に《バティ》を出せば、このパターンでも最速着地が狙える ただし《アポロヌス》のマナ落ちには注意
《鼓動する石版》
《ナチュラル・トラップ》S・トリガー呪文
《無双竜機ボルグレス・バーズ》マナ落ち対策兼リソース確保 進化元としてもあり

黒入り時の候補 [編集]

《深塊炎霊ロミュナス》火のクリーチャーのコストを1軽減
《黒神龍メギラ》逆スレイヤー持ちブロッカーで最軽量ドラゴン 守りにも進化元にも
《黒神龍ゼキラ》最軽量ドラゴン 自壊して《グール》を呼び出せる
《トラップ・コミューン》S・トリガー呪文 アーマード・ドラゴンが横並びしていれば手打ちでも強く、《セイントマザー》も除去可能
《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》《グール》採用時に 《コッコ・ルピア》+《バディ》で2マナ連鎖もできる
《黒神龍ゾルヴェール》ブロッカー持ち cipで墓地肥やし&ドラゴンをリアニメイト
《デーモン・ハンド》S・トリガー呪文
《神滅竜騎ガルザーク》クリーチャー破壊&殴り手や進化元にも
《黒神龍グールジェネレイド》別のドラゴンの破壊で蘇り、殴り手や進化元として活躍
《竜極神》ゲキメツ ゲキを出して《センチネル》など4コスドラゴンを出せば進化元を2体同時展開可能 サブプランとしても戦える

DP殿堂 [編集]

7/21のメンテナンス以降、《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》DP殿堂になり、安定性と上振れての5ターン目《ドラゲリオン》召喚率が低下することになった。

デッキに1枚しか入れられなくなったため、何らかの手段で盾落ち対策しなければメテオバーンで勝利することが難しくなっている。

しかしながら、《センチネル・ドラゴン》を呼び水に《バルケリオス・ドラゴン》《幻獣竜機ボルパンサー》などで攻撃すれば《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を出さなくてもゲームに勝ててしまうため、DMPP-09EXDMPP-10EX期には準赤単のドラゴンデッキとしての運用にシフトされた。

DMPP-11期には《武装竜鬼アカギガルムス》《黒神龍ドボルザーク》《破壊龍神》を獲得。New Divisionでは《ボルシャック・バディ・ドラゴン》が使えなくなったため《バルケリオス・ドラゴン》の安定性はやや落ちたが、《センチネル・ドラゴン》があれば相変わらずG・ゼロは楽に達成できる。

候補カード(DP殿堂後に登場したあるいは採用候補になったもの) [編集]

赤単色 [編集]

白入り時の候補 [編集]

《聖霊龍騎アサイラム》最低2マナで召喚できつつ高めのパワーとブロッカー破壊を持つ
《超電磁工兵バ・キーン》S・トリガー持ち サムライメタでしかもブロッカー持ちなので他対面でも腐らない
《光彗星アステロイド・ルクサス》入れておけば《ヘリオライズ・ドラゴン》の探索がスカることの対策になる
《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》S・トリガー呪文 ドラゴンエンジェル・コマンドが揃っていれば両方の効果を使用可能
《聖霊竜騎ボルシャリオ》コスト4のブロッカードラゴン 引っ張ってくる呪文は《ボルフェウス》を採用しないなら基本スパーク系になりがち

青入り時の候補 [編集]

《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》盾落ち対策 対ビートに対する緊急手段でもある
《蒼神龍バイケン》《エマージェンシー・タイフーン》と合わせて防御に

緑入り時の候補 [編集]

《ホッピ・ルッピ》出したときバトルゾーンにドラゴンがいなければマナ行き 《アポロヌス》のマナ落ちを考慮しなくていい点が差別点
《エコ・アイニー》《無双竜機ボルグレス・バーズ》と併用して
《武装竜鬼アカギガルムス》S・トリガーで小型除去マナ加速をこなせるパワーカード

黒入り時の候補 [編集]

《邪眼銃士アレクセイ候》S・トリガー持ちのサムライメタ 《バ・キーン》と比較すると手打ちが容易な代わりにブロッカーを持ってない
《黒神龍ドボルザーク》《アポロヌス》を持ってくるのはもちろん、《コッコ・ルピア》から《竜極神》《破壊龍神》を早出しするのも強力
《破壊龍神》《龍神メタル》クロスギアの墓地送りとマナロックで妨害性能が高い
《超神星 DEATH・ドラゲリオン》闇クリーチャーが多く《黒神龍グールジェネレイド》も入れたデッキならすんなり入る

立ち回り [編集]

早期決着を目指す型ならとにかく《コッコ・ルピア》をバトルゾーンに残し、少ないマナでドラゴンを多数召喚する。
そしてさっさと《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を出してメテオバーンを発動しつつ相手に攻撃する。
S・トリガーでその場は凌がれる可能性は少なくないが、選んだ時効果でランデスがあり、選ばない場合、《死の宣告》などごく一部のS・トリガーを除きパワー30000のクリーチャーをバトルゾーンに残すこととなるため、そのまま毎ターン攻撃をしていれば勝利できるだろう。

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》が出せないと判断したら、《翔竜提督ザークピッチ》《バルケリオス・ドラゴン》《黒神龍グールジェネレイド》などで攻める。

白入りにすることで強力なS・トリガーが増え、防御を強化できる。
黒入りの場合はコッコ・ルピアを採用しない構築として早期召喚にこだわらず《黒神龍メギラ》《蒼神龍ノースグレイ》で守り、《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》《神滅竜騎ガルザーク》で相手のクリーチャーを破壊しつつ、《黒神龍グールジェネレイド》を匂わせることで実質的な破壊耐性をつけ、《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を出す型もある。

DMPP-08では《封魔魂具バジル》《電磁傀儡ポワワン》《のろいとテラーの贈り物》《腐敗勇騎マルドゥクス》で破壊してpigを能動的に発動するデッキに対抗するため、マッドネスである《翔竜提督ザークピッチ》を手札に抱えるのが大事になる。

長所 [編集]

うまく回った場合には、相手にほとんど何もさせず試合を終わらせることができる。

《コッコ・ルピア》は簡単に除去できる存在だが、環境次第では「3ターン目にコスト3パワー1000のシステムクリーチャーを除去できるカード」を積むとそのデッキの総合力が下がるケースもある。そういった場合には自分の動きを押し付けやすい。

また、《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》そのものも、S・トリガーによる汎用的な対策がやや難しく、環境からノーマークならば理不尽に勝つこともできる。

《アポロヌス・ドラゲリオン》を出すまでに倒しきれない半端な【速攻】は、むしろ相手のシールドブレイクが手札補充となる。
また、キーパーツは極論《コッコ・ルピア》《センチネル・ドラゴン》《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の3種だけであり、デッキの自由枠は比較的広い。

《バルケリオス・ドラゴン》《センチネル・ドラゴン》を展開してからの《幻獣竜機ボルパンサー》や、《超竜騎神ボルガウルジャック》での盤面制圧など、構築次第ではサブプランもある程度取れる。

短所 [編集]

《コッコ・ルピア》の依存度は非常に高く、《ファントム・バイツ》ですぐに除去されてしまっては、《センチネル・ドラゴン》などを複数出すことが難しくなり、結果として相手の除去が間に合ってしまう。
また、ドラゴンを3体以上出すことができても、手札に《アポロヌス・ドラゲリオン》がなければ、ただ準バニラが棒立ちしているだけとなってしまう。
《ヘリオライズ・ドラゴン》やドローカードを使って《アポロヌス・ドラゲリオン》を手にしたい。

ただし《アポロヌス・ドラゲリオン》DP殿堂を機に盾落ち等で、どうあがいても使えない局面も増えてしまった。
構築次第のサブプラン自体は多いものの最悪準バニラのドラゴンだけで盾に行く覚悟を決めなければならない。

《センチネル・ドラゴン》も、一度山札から枯渇してしまえば、その試合中は能力が腐ってしまう。
《アポロヌス・ドラゲリオン》が出る前に《灼熱波》《アポカリプス・デイ》などの全体除去を食らってしまうと立て直しは非常に困難となる。
S・トリガーマッドネスなどの誤算を考えなければこちらが動くには最低5ターンかかるため、チャージャーを1回使えば先手後手や《コッコ・ルピア》の生存時間次第では《炎槍と水剣の裁》が間に合ってしまう。

さらにメテオバーンは一発限り。後からシールドを追加されると、それ以降は単体で勝負を決め行うことが難しくなっていく。

また、少ないマナでリーサルを狙えるデッキには、相手のシールドを空にして、さらにランデスもできた場合でも返しのターンで負けてしまうことも考えうる。
具体的には、【ツヴァイランサー】相手の際に《アクア・サーファー》バウンスされ、次の相手のターンに1マナで《アクア・ガード》G・ゼロ《クリスタル・ツヴァイランサー》が出てきて負けてしまうなど。

フィニッシュ時の盤面には要注意。相手は大抵の場合紙一重での回避となるのでもう数体攻撃できるクリーチャーがいれば確実に仕留められる事もあるが、余計に出しすぎると今度は《アポカリプス・デイ》で全滅する。
こうなると相手の手札はブレイクで潤う一方で自分は手札が殆ど無いという事態に陥り、勝利は絶望的。

【グレートメカオー】相手では、シンパシーにより《超神星マーキュリー・ギガブリザード》《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》も1マナあれば出せる場合もある。
そちらは3体を進化元にT・ブレイカー持ちの1体となるので、基本的には打点は変わらないが、攻撃できない《鎧兵機サーボルト》が実質の打点になったり、強力なメテオバーンのせいで押し切られることも考えられる。
【アポロヌス・ドラゲリオン】側も、《光神龍ベティス》《ホーリー・スパーク》《アクア・サーファー》などを採用して撃ち合いに負けないような工夫をしたい。

《ヘブンズ・ゲート》は、デッキのコンセプトを一切崩さず【アポロヌス・ドラゲリオン】のメタを内包しており、強敵になりうる。

DMPP-07ではほぼ確実に採用されていた《血風聖霊ザーディア》がおり、これを出されるとシールド追加&ブロックでダイレクトアタックまでの道のりが一気に遠のく。
《アクア・リバイバー》で延々とブロックされ続けるのも苦しい。

DMPP-08では《連珠の精霊アガピトス》《剛勇王機フルメタル・レモン》採用型【ヘブンズ・ゲート】が登場しており、相手のシールドを空にできてもなかなか勝ちきれないことも増えた。
特に《剛勇王機フルメタル・レモン》には、ブロッカー軍団がいるなか《無限掌》を使っても山札に敗北を肩代わりされてしまう。

また、同弾では《のろいとテラーの贈り物》《封魔魂具バジル》or《闘竜妖精ティルニア》の組み合わせも登場し、以前より盤面崩壊もされやすくもなっている。

DMPP-10においては【武者・ドラゴン】が天敵。武者の6000火力の前には《コッコ・ルピア》も軽量ドラゴンたちも成すすべなく蹂躙されてしまう。

サンプルレシピ [編集]

2020/12/21のデュエプレ1周年記念特番内の2020年GRAND MASTER決定戦において、たくまん選手がAデッキとして登録していた白青赤型のデッキ。
ソースデッキページ
第3回BATTLE ARENA白赤型が、第6回では白赤緑型が上位入賞している。詳細はそちらのページ参照。

参考 [編集]