デッキカラー [編集]

デッキカラーとは、あるデッキに含まれるカード文明のことである。
デッキタイプに名前を付けるとき、おおまかにデッキ名の最初にそのデッキのデッキカラーを付けることがある。(白青黒赤ライブラリアウト】など)

コントロールや、やや遅めのビートダウンにおいては、勝ち筋(フィニッシャー)の選択がそのままデッキの特色となることが多く、デッキタイプ名にはその勝ち筋の名前が尊重されることが多い。(ボルバルブルー】など)
逆に、【速攻】ライブラリアウトなど汎用的な戦略を扱ったデッキの場合、デッキカラーがそのまま尊重されることが多い(赤単など)

各文明の得意分野がカラーパイによって異なるため、すべてのデッキカラーが均等に使用される訳ではない。手札マナも補充し辛いのに3色なので色事故しやすい白黒赤、逆にいくらリソースを溜め込んでも相手への干渉手段に欠ける青緑など、多くのプレイヤーに共通認識で弱めなデッキカラーだとみなされている組み合わせもある。
もちろん、当時の環境カードプールに影響を受けるため【白黒赤ファイアー・バード】のように色の弱さを乗り越えてトップメタになるデッキもある。

特殊な例 [編集]

  • タッチ
    特定の文明のカードを少しだけ入れる場合、それを文明の「タッチ」という。例えば大部分が自然のカードで構成されているデッキに少しだけカードを入れる場合、「タッチされている」と言われる。
    デッキカラーを表現する際、タッチされた文明を含めれないことあるし、含めることもある。含める場合は先程の例なら少量の赤も同等にカウントして「青黒赤緑デッキ」、含めない場合は完全に度外視して「青黒緑デッキ」となる。
    また、タッチカラーであることを表現する手法もあり、例えば大部分をでごく少量【墓地ソース】などが該当)の場合は「青黒t赤[1]《光牙忍ライデン》などをいれた【赤単レッドゾーン】の場合は「赤単t白」と表現することになる。

公式において [編集]

そもそも文明を色で表現するのも、厳密にはユーザー間の俗称となる。
なので公式動画の字幕などでは、発言にある色をわざわざ文明に戻して表記していることが目立つ。

文明の組み合わせの呼称 [編集]

詳しくはその項を参照
MTG由来の俗称の解説はこちらを参照。

2色 [編集]

友好色

対抗色敵対色)系

3 [編集]

友好色系(「弧」)

対抗色敵対色)系(「楔」)

その他 [編集]

参考 [編集]


[1] tは「touch(タッチ)」の頭文字である。