墓地回収(ぼちかいしゅう) [編集]

墓地からカード回収して手札に加えること。
クリーチャーの回収はが最も得意としており、呪文の回収はが最も得意としている。

の基本戦術の一つで、《盗掘人形モールス》能力が代表的。pig能力やcip能力を再利用することができるため、それらの能力と相性は良い。また、一枚のカードを何度も使いまわすことによって、デッキスペースの圧縮効果も期待できる。

時代の流れで、闇は「闇のカードを」→「墓地からカードを」と墓地回収の性能が向上していき、闇でも呪文ですら楽に回収可能で、他のカードタイプの回収も楽になってきている。

呪文のサルベージはに顕著だが、絶対数はやや少ない。

ダーク・リバース UC 闇文明 (2)
呪文
S・トリガー
クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
盗掘人形モールス UC 闇文明 (5)
クリーチャー:デスパペット 2000
G・ゼロ−自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
堕魔 ヴォガイガ VR 闇文明 (4)
クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 4000
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
自分の魔導具クリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
信眼!ジェンゲガーvs.シェケダン R 闇文明 (5)
クリーチャー:アビスロイヤル/メカ・デル・ディネロ 3000
このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
自分のシールドゾーンのカードが離れた時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。

墓地から直接バトルゾーンクリーチャーを出すリアニメイトとは異なり、こちらは一度手札を経由させる必要があることから、全体的に低コストにデザインされている。

軽いものは《霞み妖精ジャスミン》《特攻人形ジェニー》を回収し、こつこつアドバンテージを稼ぐのに便利である。

狭義にはクリーチャーの回収のみを指すが、ルール用語でないため明確な定義は存在しない。

本来的な定義からは多少外れるが、自然には墓地からマナゾーンにカードを送る能力を持つカードが存在し、そこからさらにマナ回収によってカードを使いまわすコンボもある。このコンボを主軸にしたデッキが【化身コン】で、過去に猛威を振るった実績がある。

類義語に「サルベージ」がある。

  • サルベージ(Salvage)とは引き上げるという意味。

代表的な墓地回収カード [編集]

呪文の回収 [編集]

種類問わず回収 [編集]

参考 [編集]