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悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (10) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 |
H・ソウル |
E・ソウル |
進化:自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊する。 |
相手は呪文を唱えることができない。 |
T・ブレイカー |
DM-38で登場した光/闇のエンジェル・コマンド/デーモン・コマンドの進化クリーチャー。
H・ソウル/E・ソウル持ちの《聖霊王アルカディアス》と《悪魔神バロム》の合体クリーチャーである。
その能力は擬似《アポカリプス・デイ》+《光神龍スペル・デル・フィン》という派手なもの。
《聖霊王アルカディアス》の呪文封じが相手のみの完全禁止になったり、《悪魔神バロム》の除去能力が全体除去になったりと、元となったクリーチャーの能力がそのまま強化されている。《聖霊王アルファディオス》に闇が混じり、破壊力がついてきたと考えれば十分強力。
10という膨大なコストが悩みの種だが、同弾の《聖黒獣アシュライガー》で軽減したり、《セブンス・タワー》や《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》などのマナブーストから繋いだりと手段は豊富。
《超次元ドラヴィタ・ホール》と極めて相性が良く、《母なる紋章》を墓地から回収しつつ《時空の不滅ギャラクシー》を出し、《母なる紋章》を《時空の不滅ギャラクシー》に使いこのクリーチャーに進化するというパターンがよく使われていた。
《超次元ドラヴィタ・ホール》は殿堂入りを経て殿堂解除されたが、代用品となる《母なる星域》は《母なる紋章》に比べて汎用性が数段落ちるのが難点。
バトルゾーンが制圧されている状態でも《大地と悪魔の神域》を1枚引いただけであっさり逆転できることもあり、非常に強力な一手と言える。
呪文やコスト踏み倒しメインの相手なら、逆転の可能性を摘み切ってしまう事も。
最大の欠点は自分のクリーチャーもまとめて吹き飛ばしてしまう点だろう。劣勢からの逆転を狙う分には困らないが、攻勢時のフィニッシュには使いづらい面がある。
《光器パーフェクト・マドンナ》および《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》や《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と併用するなど、このデメリットを緩和する方法を考えておく必要があるだろう。また、決着を急がないのであれば《Dの地獄 ハリデルベルグ》のDスイッチを使うのも手かもしれない。
悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (8) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 |
進化-エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド |
バトルゾーンに出た時、他のクリーチャーをすべて破壊する。 |
相手は呪文を唱えられない。 |
T・ブレイカー |
DMPP-15に収録。ソウルが消去され、コストが8になった。
コストが大幅に減少したが、収録時点ではTCG版で主な踏み倒し手段であった《母なる紋章》《母なる星域》がデュエプレでは実装されていなかった為、正規のコストを支払って出されることが主だった。
DMPP-15では、《聖黒獣アシュライガー》と同時に登場したが、メインデッキに入れたいエンジェル・コマンドやデーモン・コマンドはそれほどいないという問題があり、直接《バルカディアス》の下敷きにはならない《アシュライガー》はデッキビルディングのノイズとして不採用が目立った。一方サイキック・クリーチャーにはコスト5〜コスト7の超次元呪文のついでに出てくる進化元として都合がよく、白黒緑が超次元呪文でコントロールしたゲームの中盤〜終盤で使うカードとして《悪魔神王バルカディアス》は活躍した(→【超次元バルカディアス】)。
構築の都合上、《バルカディアス》を使うデッキは超次元呪文を封じられる呪文ロックは天敵で、その意味で相手の《バルカディアス》のメタになるカードは自分の《バルカディアス》という状況が起こっていた。
この問題を解消すべく、呪文ロックが発動した後でも着地でき、先出ししておけば相手からのリセット後でも進化元が残る《腐毒の幻ハンゾウ》や《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》の評価が上がった。
次弾のDMPP-16でも引き続き活躍していたが、New Divisionの使用可能カードの変化や環境の高速化で徐々に立ち位置が苦しくなっていった。DMPP-17では《超次元リュウセイ・ホール》が登場するも間に合わない問題が深刻化していき、徐々に環境からフェードアウトしていった。
【ウェディング・ゲート】に入ることも極稀にあったが、《聖霊王アルファリオン》が登場してからはよっぽどのことが無い限り入らなくなった。
DMPP-21ではNew Divisionの使用可能カードから去り、入れ替わるように《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》が実装された。コスト8ですら重さがどうにもならなかったが、そちらはコスト10の据え置きで登場した。そちらはベリーレアかつ、あまり強化は望ましくないランデス効果内蔵なので致し方なしといったところか。