メタ

メタ|メタる [編集]

カードゲームでの意味は、メタゲームの状況を考えて本来なら採用されない・採用されづらいカードをあえて採用される様のこと。
特定の仮想敵に対して対策をとるという意味合いになる。
例として、ハンデスを多用するデッキに対してはマッドネスカードでメタることができる。

ただし、デュエル・マスターズでは汎用的な性能を持ちつつ、相手依存・環境依存でそれ以上の性能を自然と発揮するカード(例:《異端流し オニカマス》)がある。その結果「本来なら採用されない・採用されづらい」という感覚が薄れてしまっていることも少なくない。

  • 派生的な意味合いで「流行」「傾向」「仮想敵」「対策」などのように使われることのほうが多い。
  • 語源は「メタゲーム」の省略形だったが、今となっては界隈では「メタ」だけで意味が通じるほど広く知れ渡っている。後述する通り、実在の接頭辞「メタ (meta-)」には「対策」などの意味合いはない。

メタカード [編集]

特定のアーキタイプや行動をメタる能力を持ったカードを指す。

コスト踏み倒しを行う相手をメタる《百発人形マグナム》呪文を多用する相手をメタる《封魔ゴーゴンシャック》などが代表例。

《電脳聖者タージマル》《ストームジャベリン・ワイバーン》といった特定の文明にのみ有効な能力を持ったカードがメタカードとして使われることもあった。

  • 開発部内では「火消し」「水をかける人」を意味する「ホーザー(hoser)」と呼ばれている[1]。特定のアーキタイプが強くなりすぎないように「消火」を行うイメージでデザインされているのだろう。

「メタ」関連項目 [編集]

メタゲーム [編集]

「ゲーム」に接頭辞「メタ (meta-[2])」が付いたもの。
ゲームのルールといった内部要因ではなく、それを取り巻く外部要因がゲームに影響を与えることを指す。

その時点のカードプールレギュレーションなど様々な情報から予想される仮想の大会環境のこと。
転じて、大会などでよく使われるカードやデッキの流行や傾向、仮想敵、また、それに対する対策のことを指すようになった。

  • 「メタ」そのものを正しい意味で使った言葉は「メタ発言」がある。ある物語の登場人物が、その世界を超越して製作者や読者サイドの目線で何かを語るというもの。
    • それになぞらえると、「メタゲーム」とは、ゲーム開始後のやりとりからは超越した、盤外戦術やゲーム開始前からの準備などという意味だということがわかる。

以下はMTG Wikiからの引用。

大会では、一人に勝つだけでは駄目で、何人もの対戦相手に勝つ必要がある。
そのため、「大会で多数が使用しているデッキ」に対して効果的なカードを選んで使うと、勝率を上げやすい。
その大会で使用されるデッキ分布を予想からカードを吟味するデッキ構築も、ゲームプレイングに劣らず重要なわけだ。

(中略)

そういった様々なことを考え、勝率が高くなるようにデッキやサイドボードを組むことが「メタゲーム」である。

上の話を単純化し、「仮想敵」とか「周りや世間で流行っているデッキ」とか「それらに勝てるようなデッキ構築」という意味でも使われる。

  • 「メタゲーム」という言葉はほかのTCGでもよく使われている。ほとんどのカードゲームではこれが重要となる。
  • カードプールそのものに大きな変化がなくても、時間の経過に従ってメタは確実に変化していく。現在のメタに対する研究が進めばトップメタに対抗するためのまったく新しいメタデッキが考案されたり、それに合わせてトップメタ自身も別の構築へ徐々にシフトしていくためである。そのためメタの読み合いは情報戦としての側面も持つ。

メタデッキ [編集]

メタゲーム上に参戦するデッキのこと。

あるメタ(環境)において影響を及ぼすデッキ。主に2つの意味合いを持つ。

1つ目は特定のデッキタイプをメタったデッキタイプのこと。
たとえば【ハイドロ・ハリケーン】は多くのクリーチャー主体のデッキタイプに対して高い勝率を上げることができ、それらへのメタデッキである。

2つ目はメタゲームの頂点に存在するデッキタイプのこと(=トップメタ)。
例として【ボルバルブルー】【リーフ青単】などの、公式大会で日本一を獲得したことのあるデッキタイプは、間違いなくその環境におけるメタデッキだったと言える。
メタデッキが複数存在する環境はメタゲームの帰趨を読んでメタることが難しく、「混沌とした環境」などとも言われる。
しかし、上記のような環境は言い換えれば、デッキの自由度が高い状態と言え、ゲームを楽しむためならそのような環境が理想的といえる。

トップメタ [編集]

文字通り、メタゲーム上で頂点に位置しているデッキタイプのことである。
基本的にはグッドスタッフなど、安定している上にデッキパワーが高いデッキがこの位置につくことが多い。しかしあまりに強力だったがために執拗にメタられ続け、最終的な使用率がそれほど伸びなかった【エンペラー・キリコ】(神化編期)のようなデッキもある。

Tier [編集]

そのデッキのメタゲームにおける使用率を示す概念。
「Tier1」ならトップメタ、「Tier2」なら使用者はそこそこ、「Tier3」以上になると使用率が少ないことになる。

この概念が革命編では公式で用いられた(デッドマンが作成した資料であるため、デッドマンはこういう表現が好きなようである)。
ただし誰にでもわかりやすい表現ではないため注意は必要である。

参考 [編集]


[1] 射場本正巳氏のツイート
[2] 「超越した」、「高次の」といった意味