《ダンディ・ナスオ》 [編集]
cipで山札から好きなカードをマナゾーンに置き、その後マナゾーンからカードを1枚選んで墓地に送るという、コモンにしては破格の性能。 召喚時にタップしたマナを墓地に送ることで擬似的にマナ回復できるため、実質2マナ以上ないと使えないコスト1のウィニーとして扱える。 アドバンテージの総量自体は墓地にカードが1枚だけ増えるだけだが、その後のゲームの勝敗に直結しかねないほど干渉力の高さを誇る。 速攻、マナと墓地召喚または踏み倒し、ループなど多くの戦術に適性があり、軽さも相まって文句なしのパワーカードと言える。 殿堂入りや1枚積みのカードも盾落ち以外確実にマナゾーンか墓地に落とせる点が特に優秀だった。 マナサーチとして見ると、《母なる》系呪文・《邪神M・ロマノフ》・《陰陽の舞》・《邪帝斧 ボアロアックス》・《生命と大地と轟破の決断》といった数々のカードとシナジーがある。 その汎用性の高さから2011年7月23日付けで殿堂入りに指定された。ただし殿堂入り指定時このカードを初動として利用するデッキは【黒緑速攻】の他には存在しなかった。 殿堂入り中は、いわゆる上振れの墓地やマナゾーンの調整役として用いられた。《天災 デドダム》・《SSS級天災 デッドダムド》が登場して青黒緑のデッキカラーが強化されてからは、単色マナ基盤としての採用もちらほら見かけた。 その後、2023年3月20日付でプレミアム殿堂に指定。 このカードが原因で強力になりすぎていたという明確なデッキタイプやギミックは特定できないものの、【オービーメイカー】、【青黒緑ハンデス有象夢造】など、様々なデッキでサーチやコンボの高速化に繋がるスーパーサブとして採用されていたので、それらのデッキから鬼回りを減らす目的もあったと思われる。 環境において [編集]不死鳥編環境の【茄子サファイア】に始まり、戦国編環境で特に活躍した【ロマノフサイン】、【ロマネスクリアニメイト】など、墓地利用系デッキを中心に多くのデッキで採用された。 2008年4月15日に《インフェルノ・ゲート》《母なる大地》が殿堂入りに指定された直後は、相性の良いカードを失ったということで評価が比較的低かったが、すぐにDMC-44で《インフェルノ・サイン》が登場し環境に舞い戻った。 神化編に成立した【墓地進化速攻】では、《死神術士デスマーチ》や《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》など、墓地進化のお供として活躍する。 登場から長期間に及び、墓地とマナゾーンを利用したデッキの安定剤として活躍したが、2011年7月23日を以て殿堂入りした。これにより墓地肥やしの選択肢が狭まり、【墓地進化速攻】や【グールジェネレイド】が打撃を受けた。 DMR-03で【墓地進化速攻】のリペアである《ジオ・ナスオ》が登場。そもそもこのカードは殿堂入り時に入るメタデッキが【墓地進化速攻】しかなく、そちらの弱体化を狙った規制であるという見方が主流だったため、あまりに早いリペアの登場はやや疑問が残るものであった。 その後も、ドラゴン・サーガ環境においては【グレンモルト】で、革命ファイナル環境から新章デュエル・マスターズ環境にかけては【緑単ループ】で、革命ファイナル環境から双極篇環境にかけては【ドギラゴン剣】で、縁の下の力持ちとして活躍。 超天篇環境ではマナ調整の重要なデッキとして【ドッカンデイヤー】【ネイチャーループ】などがあったが、この頃には1枚マナにサーチするだけでマナの総数が増えないこちらより《神秘の宝箱》や《レインボー・ストーン》などが優先された。 十王篇環境では入るデッキがこれといってなく、評価が若干下がった。環境に今引き系のデッキが多いこと、墓地利用デッキも殿堂入りカードに依存するものが少なく、必要なパーツをピンポイントで落として釣り上げるという戦略自体が長期間下火であったことが大きい。初動兼墓地肥やしのカードとしては手札交換系や《天災 デドダム》を連打し、狙ったカードが墓地に落ちるの待つプレイングが増えたことも、数を減らした要因と言えるだろう。 王来篇環境 (オリジナル)では【ケドケドベラドマイ】において《陰陽の舞》をサーチする札として需要を取り戻した。【ゼロ・ルピアループ】ではサーチも然ることながら、《ゼロ・ルピア》と《希望のジョー星》の存在下で逆にアンタップインでマナを1枚増やす札として使われる。2021年末のオリジナル環境では、《生命と大地と轟破の決断》をサーチしたいがためにこれを入れた【青赤緑ドギラゴン閃】が流行した。 その後、王来MAX環境では【青黒赤緑邪王門】、【青黒緑退化】を始めとする自然系の退化デッキなど《生命と大地と轟破の決断》採用型デッキ全般、【5色マッド・デッド・ウッド】やその他マナゾーンをリソース化するデッキなど、相性のいい様々なデッキに採用されるようになった。 2022年9月辺りから、主にマナゾーンにサーチした《“轟轟轟”ブランド》を《スナイプ・モスキート》でマナ回収することを狙い、【赤緑“逆悪襲”ブランド】に採用されるケースも見られた。 ページ序盤の通り、2023年3月20日付でプレミアム殿堂に指定。 他のカードとの関係 [編集]
アニメ・漫画での活躍 [編集]
イラスト・フレーバーテキストについて [編集]
その他 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
DMPP-08で実装。マナゾーンに置くのと墓地に置くのが「カード」から「クリーチャー」に変わり、山札から探す方法が探索になり、墓地に送るのはコストの最も大きいものが自動で選ばれるようになった。 TCGに比べると自在なサーチは失われ、色調整も融通が利かなくなった。 手札に来てしまった墓地に落としたいカードをマナゾーン経由で墓地に落とすことができる。 DMPP-08では、TCG版同様「実質コスト1のウィニーとして使える」という特徴から、【赤緑速攻】や【黒緑速攻】で採用されることとなった。 関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]タグ:
|