ワールド・ブレイカー [編集]
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) |
1回の攻撃でシールドをすべてブレイクできるというキーワード能力。
超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+ |
進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。 |
T・ブレイカー |
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。 |
相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。 |
破壊神デス P 闇/火文明 (10) |
クリーチャー:ゴッド 11000+ |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間 |
このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。 |
このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい) |
W・ブレイカー→T・ブレイカー→Q・ブレイカーから続く単純な上位能力ではなく、何らかの理由でシールドが6つ以上になっていてもすべてブレイクできる。
ゲームにおいて [編集]
一気に相手をダイレクトアタック寸前に追い込むような能力のようだが、実際のデュエルでの実用度・汎用性はなかなか低い。
というのも、その他のブレイカーと同じく、ブロッカーには簡単に止められ、S・トリガーで盤面を返されるケースも多い。また、いくらシールドがなくなっても最後もう一撃与えないとダイレクトアタックできないため、勝利を決めるには他にアタッカーを用意するか、次のターンを待つことになる。それ以前に、この能力に頼らずとも、そもそもT・ブレイカー程度で十分だったり、W・ブレイカーやシングル・ブレイカーで小刻みに殴った方が堅実なことが多い。
相手がシールドを増やすデッキの場合は刺さるように思えるが、スーパー・S・トリガーが登場してからは、相手のシールドが多い時にブレイクすると逆に不利になってしまう可能性が急増してしまい、その評価を一気に落とす。
そのため、他のブレイカー以上にS・トリガーを封じるロック能力を持ったカードと組み合わせるといったプレイングが求められる。
他にも革命0トリガーや鬼エンドなどが登場してからは、相手のシールドを0にしてもダイレクトアタック寸前と言える状況は減ってきており、ワールド・ブレイカーを用意する余裕があるならそれらを封じるメタカードを入れた方がよほど安定することが多い。
よって、環境で使われているワールド・ブレイカーを持つクリーチャーは、たいてい他に持ち合わせている強力な能力を買われて使われることが多く、ワールド・ブレイカーはおまけのような扱いになることがほとんど。
ルール [編集]
S・トリガーでブレイク中にシールドが増えた場合、そのシールドはブレイクできない。
裁定不明 [編集]
- 《終納 カボード=ロウ》といった、ブレイク数を引き算する効果に対しては、「すべてブレイク=現在のシールドと同じ数だけブレイク→それに減算して1残しになるようブレイク」という考えになるのか「『すべて』という部分には引き算は無視され、貫通して現在のシールドと同じ数だけブレイク」になるのかは不明。
その他 [編集]
- 6000の整数倍の法則を考えれば、攻撃時にパワーが24000以上となるクリーチャーが持つことになる能力。しかし、実際には例外も多い。
- ∞ ブレイカーは、膨大な数を指定すればこちらと同等の威力を発揮できるだけでなく、あえて小さい数を選ぶことでスーパー・S・トリガーなどを回避できるため、こちらのほぼ上位能力と言える。
- 他の「〜ブレイカー」と異なりアルファベットが充てられていないのは、Worldの頭文字「W」が既にW・ブレイカーで使用されているためだろう。
- デュエプレでは、W・ブレイカーアイコンは数字の2、ワールド・ブレイカーアイコンはWBで区別している。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《超覚醒ラスト・ストーム XX》で攻撃し、ワールド・ブレイカーにより相手のシールドを全てブレイクしました。相手が「S・トリガー」で《DNA・スパーク》を唱え「自分のシールドが2枚以下であれば」の能力でシールドを1枚追加した場合、そのシールドもブレイクできますか?
A.いいえ、全てのシールドのブレイクが行われた後に「S・トリガー」を使用します。後から追加したシールドはブレイクされません。
引用元(2020.8.21)
Q.相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》の「∞ ブレイカー」で自分のシールドを5つブレイクする際、《「雷光の聖騎士」》の置換効果を適用してシールドをすべて残す場合、自分の手札を何枚捨てたらいいですか?
類似例:「ワールド・ブレイカー」「パワード・ブレイカー」「クルー・ブレイカー」
A.ブレイクされるシールド1つにつき手札を1枚捨てますので、シールドを5つを残したい場合は手札を5枚捨てます。ブレイクはすべて同時に行われ、そのブレイクで同じシールドを何度も選ぶことはできないので、シールドの枚数より多く手札を捨てる必要はありません。
引用元(2022.4.22)