《パラダイス・アロマ》 [編集]

パラダイス・アロマ C 水文明 (3)
クリーチャー:サイバー・ウイルス 2000
G・ゼロ:バトルゾーンにサイバーロードが1体でもあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

DM-16で登場したサイバー・ウイルス

G・ゼロサイクル担当で、サイバーロードを参照種族とする。

サイクルの中でも参照種族コストがかなり低いのが利点。《エメラル》《電磁封魔ルチアーノ》などの、2マナサイバーロードなどと組み合わせることで文字通り「ウイルス」の如き速度で2ターン目から展開していくことができる。
また、前述のサイバー進化との相性が良く、特に《エンペラー・ティナ》とは非常にシナジーが強い。G・ゼロで出して進化元にすれば1マナで召喚酔いしないアタッカーを用意できる。

G・ゼロで参照するのはサイバーロードだが、自身はサイバー・ウイルスである点には注意。例えば《アストラル・リーフ》進化元にしようとすると、デッキサイバーロードサイバー・ウイルスの比率の調整が難しくなってしまう。

サイバーロードを主軸にしつつ、サイバーの繋がりでこのカード種族も活かせるようなデッキで採用するのが望ましい。
クリーチャー進化元にする進化クリーチャーも多いので、それらのにするのもいいだろう。

ルール [編集]

環境において [編集]

転生編で登場するが、当時は実戦レベルのサイバーロード《エメラル》《アクアン》《コーライル》くらい。サイズの小さいこのカードをわざわざG・ゼロで出す旨味が少なく、表立って使われることは稀だった。

極神編末期から戦国編にかけては《クゥリャン》《斬隠テンサイ・ジャニット》《チェレンコ》《エンペラー・マルコ》など優良クリーチャーが徐々に増え、このカードが注目されることもあった。

神化編に入るとDM-32サイバー進化が登場し、新型の【青単速攻】である【サイバー青単】が成立。《電磁封魔ロッキオ》《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》《電磁封魔ルチアーノ》などの2マナサイバーロードが何体も登場し、一気にG・ゼロが使いやすくなった。

《エンペラー・ティナ》《エンペラー・マリベル》らは進化元サイバーを指定しているため、サイバー・ウイルスのこのカード進化元にできる点も相性がよかった。

また、同じくサイバー進化元にする《超電磁トワイライトΣ》も登場。手札バトルゾーンサイバーを入れ替える能力を活用するために採用された。こちらは環境レベルとはいえなかったものの、面白い動きをするデッキとして知られた。

【サイバー青単】での恐るべき展開力を評価され、2010年5月15日付で殿堂入り環境から脱落することとなった。

その後インフレが進み、【速攻】カードパワー神化編当時とは比べものにならないほど高くなっていった。
仮に殿堂解除したところで【サイバー青単】環境に太刀打ちできないだろうといわれることも多くなり、プレイヤーからは殿堂解除の候補として名前が挙がるようになっていった。

そのような状況が何年か続き、遂に2022年7月1日付で殿堂解除となった。【サイバー青単】ドローエンジンであった《海底鬼面城》殿堂入りしているのも決め手の1つだろう。

殿堂解除までの間に《パラディソ・シエル》という相棒を手に入れている。バトルゾーンにこのクリーチャーを2枚置いておけばそちらのデメリットを帳消しにすることができる。そちらでバウンスしてもG・ゼロのおかげですぐに再展開できるためである。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

その他 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

パラダイス・アロマ UC 水文明 (3)
クリーチャー:サイバー・ウイルス 1000
G・ゼロ:バトルゾーンに自分のサイバーロード2体以上

DMPP-06で実装。
レアリティアンコモンに上がり、パワーが1000下がり、G・ゼロの条件が厳しくなった。
本家ほどの手軽さはないもののG・ゼロの条件は簡単な部類。4枚使える《アストラル・リーフ》の存在や今後のサイバーロードのプッシュのされ方次第では本家に勝るとも劣らない展開力を見せてくれるだろう。

サイクル [編集]

DM-16G・ゼロ持ちコモンクリーチャー

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]